合格者の声
2026年度合格者からのメッセージ
[MBA]
お名前:K.H.さん
合格校:University of Southern California
入学校:University of Southern California
奨学金:USCより15,000ドル
1.留学を志したきっかけ
親も私と同様に総合商社に勤めており、慶應義塾大学の経営ビジネススクールで学んだ経験を通じて、社内で自らの意見を発信し、新規事業立案にも携われるようになったという話を聞いたことが原点です。入社当初からMBAという存在を認識し、海外MBAはいつか挑戦したい憧れのキャリアでした。入社時はTOEIC375点と英語が大の苦手で、MBAは遥か遠い夢のように感じていましたが、「TOEFL100点を超えたら本格的に目指そう」と決め、学習をコツコツ続けていました。(今思えばこの発想は逆で、ゴールから逆算すべきだったと痛感しています。)しかし、入社5年目でTOEFL75点前後で停滞し、純ドメの自分には無理だと一度は完全に諦めました。
3年後、海外事業会社の事業管理を担当する中で、営業経験しかない自分には経営視点が欠けていることを痛感しました。業務に忙殺される日々の中で、「海外駐在を待つ受け身のキャリアではなく、自らの意志で道を切り拓きたい」と考えるようになり、米国就職を実現し、世界中で通用する経営人材になるためにMBA再挑戦を決意しました。具体的には、サプライチェーンや最新テクノロジーを学び、米国の食品企業で実践を積み、将来的には日本の食品業界を小売起点から変革する経営人材を目指しています。
2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか
グローバルキャリアを築くうえで、国内MBAでは十分な意味をなさないと考えたためです。
3.留学先や志望校はどのように絞っていったか
海外就職を目指していたため、欧州ではなく米国に焦点を当てました。その中でも、「インターナショナルな環境」「家族に優しい地域」「食文化の多様性」「イノベーションの盛んな土地」という観点から、ロサンゼルスを第一候補としました。
USC IBEAR、UCLA、UC Irvine、UC San Diegoなどを比較検討した結果、私費留学生の米国就職実績、国際的な環境、1年制によるコストパフォーマンス、そしてTrojan Communityの温かさと手厚いサポートから、USC IBEARが最も自分に合うと感じ、第一志望として1st Roundで出願しました。結果、10月末に合格通知を受け取りました。
4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて
2024年 11月 受験開始 初回IELTS6.0
2025年 4月 IELTS6.5取得
2025年 5月 IELTSが伸び悩み、1st Roundで出願するためにEA対策開始
2025年 8月 模試3回目で159を取得し、本番に移行
2025年 8月 本番2回目でEA155を取得し、1st Roundでの出願用のスコア目標を達成
2025年 9月 USC、UCLA、CBSのキャンパスビジットを行いアドミッションにアピールを行う。
2025年 9月 エッセイ対策と並行し、総計15回目のIELTSで7.0を取得、出願も完了
2025年 10月 USCとinterviewを行う
2025年 10月 USCより合格通知受領
5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について
IELTSのListeningではひっかけ問題に苦戦しましたが、出題傾向や自分のミスパターンをExcelで分析・記録し続けることで、最終的にListening 8.0を取得できました。
ReadingはGMAT/EA対策との相乗効果を期待しましたが、実際には別物だと感じ、Listening同様に原因分析と修正の徹底で対応しました。
また、Engnovateを利用し、本番と同じ環境で演習を重ねたことが大きな効果を生みました。
6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか
英語学習全体では9年間ですが、MBA受験を決意してからは10か月で目標スコアに到達しました。
7.出願準備について
Essayでは、自分の過去のストーリーを再構成し、短期・長期目標との整合性を徹底的に磨きました。また、カウンセラーとの面談を通じて「一貫したリーダーシップテーマ」を軸に持つことの重要性を学びました。
8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント
特に金原さんには、私がTOEFL55点だった時から5年以上にわたって支えていただきました。常に現実的なアドバイスと、モチベーションを高める言葉をかけていただき、最後まで諦めずに走り切ることができました。
9.アゴスを選んだ理由
MBAを目指していた友人からの紹介でした。
10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?
スコアメイクが終わったら、志望校への積極的なアプローチと分析が鍵です。私はキャンパスビジットを通じてアドミッション2名と直接面談し、在校生にフレンドリーレター2通を依頼しました。結果として、熱意が伝わり、奨学金付きの合格を頂くことができました。
11.留学・留学後に向けての抱負
米国での就職を実現させたいです。トランプ政権下でビザ環境が厳しくなる中でも、「自分にできることは何か」を考え、あらゆるチャンスを模索して挑戦し続けたいと思います。
12.今後留学を目指す方へのメッセージ
英語力0体育会出身の新入社員や、将来のキャリアに悩み海外の夢を捨てきれない5~6年目の方でも覚悟と熱意をもって正しいやり方を実践すれば、必ず実現できます。
ロジカルにMBAの価値を分析することも大切ですが、自分の弱さを受け入れ、心の底からの情熱と興味に正直であることが最大の原動力です。厳しい時期を乗り越えるのは、理屈ではなく「本気の想い」だと思います。ぜひ頑張ってください。
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