[MBA]
お名前：K.S.さん
合格校：IESE Business School
入学校：IESE Business School

1.留学を志したきっかけ

大学時代、進路相談でお世話になった社会人の方がNYUのMBAホルダーで、そこで初めてMBAという選択肢を知りました。入社5年目頃には一度留学を目指しましたが、Covid による先行きの不透明さや、会社の組織再編対応による激務が重なり、一度は断念せざるを得ませんでした。
しかしその数年後、海外駐在として現地経営層と働く中で、自分には経営の視点が不可欠だと痛感し、MBAへの挑戦を改めて決意しました。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

卒業後は国際的なプロジェクトをリードできる人材になることを目指していたため、当初から海外校のみを志望していました。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

欧米のスクールを実際に訪問する中で、実践重視のケースメソッド、学生の国籍・バックグラウンドの多様性、そしてESGへの強いコミットメントに魅力を感じ、最終的にIESEに決めました。
さらに、バルセロナの心地よい気候や、複数の在校生と話す中で感じたコミュニティの温かさも、大きな決め手となりました。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

比較的早い段階で志望校が定まっていたため、テストスコアの準備だけでなく、学校理解や自己分析にも時間を割き、ホリスティックに準備を進めることを意識しました。また、Agos の岡田さんに頻繁に相談し、全体スケジュールから逆算してタスクを管理しました。併せて、アドミッションチームともやり取りしながら、出願タイミングを決定し、結果的に1st roundで出願しました。

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について

英語試験は、過去にTOEFLを勉強していた経験からIELTSを選択しました。オンライン教材を中心に、基本的には独学で進めました。一方、GREについては独学だけでは効率が悪いと判断し、Agosの教材をベースに対策を進めました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

英語試験のスコアは、約2か月の学習で一旦の目標に到達しました。
一方で、GREは約10か月対策を続けたものの、途中プライベートな事情で2か月ほど中断したこともあり最終的には目標スコアには届きませんでした。

7.出願準備について

出願準備では特に「自分を多面的に知ってもらう工夫」をしました。エッセイでは単に経験を書くのではなく、自分の価値観・強み・キャリアの一貫性を丁寧に整理する必要がありました。そのため、書き始める前の段階から岡田さんと骨子を入念に相談し、各設問に対して伝えるべきポイントを明確にして準備を進めました。
また、色々なイベントや各学校のCoffee Chatを活用したことも非常に有意義でした。私の場合は受験の情報集だけでなく、幅広いバックグラウンドを持つ在校生・卒業生とお話しする中で、目先の合格がゴールではなくMBA後のキャリアにどう活かすかという視点を忘れずに受験のプロセスを進められたことが良かったと感じます。

8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント

岡田さんと何度も相談させて頂く中で、自分のどのような面を学校に向けてアピールすべきかを明確に整理できたことが目標のスコアが出ない中でも合格できたポイントだったと強く感じます。また金原さんにも大変お世話になりました。ありがとうございました！

9.アゴスを選んだ理由

MBA留学中の方々との Coffee Chat で Agos を勧めていただいたこともありますが、海外駐在中という状況の中で、Agosならという安心感が最終的な決め手となりました。海外からリモートで準備を進める自分にとって、継続的なサポート体制と豊富な実績が大きな安心材料でした。

10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは？

駐在先での受験準備だったため、周囲に日本人の受験仲間もおらず、情報も限られた中で進めることは正直ストレスの多いプロセスでした。そのような状況でも、Agosの方々が自分がやるべきことを明確に示し、最後まで伴走していただけたことが、成功要因だったと感じています。

11.留学・留学後に向けての抱負

ようやくスタートラインに立ったという気持ちです。
MBAは将来のキャリアを自動的に約束してくれるものではなく、むしろ卒業後は自分自身がどれだけ価値を生み出せるかが評価される厳しい環境だと理解しています。
だからこそ、この2年間を最大限レバレッジし、自分の成長につながる糧にしていきたいと考えています。授業やプロジェクト、イベントなどに積極的に参加し、多様なバックグラウンドを持つ仲間との学びを深めながら、自分の可能性を広げていきたいです。

12.今後留学を目指す方へのメッセージ

体感として、MBAに行きたいと思っても、実際に出願まで辿り着ける方は決して多くないのではないかと思います。仕事や家庭など、優先すべきことが多い中で受験準備を進めるだけでも、本当に素晴らしいことです。
一方で、その過程では、仕事のパフォーマンスや健康、家族との時間をどこかで割り切らなければならない場面もあるかもしれません。
大変な局面もあると思いますが、うまく割り切りながら、決して諦めずに走り切ってほしいです。
受験を通じて得た経験は、必ず今後のキャリアにも人生にも大きな力になるはずです。応援しています！