合格者受講体験インタビュー
[Master]
お名前:野田 祐太 さん
プロフィール:
日本国内のクリエイティブ事業を展開する企業に従事しご職歴2年目からアゴス・ジャパンにてTOEFL対策および大学院出願対策を開始。
アゴスのTOEFL模試にて39点(新形式3点)の状態から学習をスタートし、アゴスの講座受講を通じて、約1年半で106点(新形式5.5)までスコアアップを達成。
その後、アゴス・ジャパンで出願準備を進め、米国名門 New York Universityへの合格を実現。

インタビュアー
金原 秀樹(アゴス・ジャパン 留学アドバイザー)
<以下敬称略 ──…金原>
今回お話を伺ったのは、スポーツビジネスの世界を志し、アメリカの大学院進学を目指した野田さん。幼少期のアメリカ在住経験、仕事を辞めての本格的な英語学習、そしてアゴスの授業やサポート。限られたトップ校への挑戦を支えた学習法と戦略について、じっくりお聞きしました。
● アメリカへの憧れとスポーツビジネス────海外大学院を目指した原点
────そもそも海外大学院や留学を意識し始めたきっかけは何でしたか?
小さい頃にアメリカに住んでいた経験があって、ずっとスポーツが大好きだったんです。大学時代に社会人の方々から「スポーツビジネスイコールアメリカだ」とよく言われていて、社会人になってからもどこかでアメリカのスポーツビジネスに携わりたいという思いがありました。
実際に仕事でサッカーの案件やWBC、野球関連の案件に関わる中で、「このままじゃ駄目だ」と感じたんです。それが海外大学院を目指す直接のきっかけになりました。
────数多くある学校の中で、TOEFL100点(新形式5~5.5)といった高い点数を要求するような学校を目指そうと思った理由は何ですか?
自分がやりたい「スポーツとデジタルコンテンツ」という分野で探していくと、本当に限られた学校しかなかったんです。ニューヨークの大学院を含めても三つほど。やるからにはトップを目指そうと決めたので、最初はTOEFL100点という条件は度外視でした。まず行きたい場所を決めて、そこに必要なスコアを後から追いかけるという順番でしたね。
────アゴスを選んだ決め手は何でしたか?
きっかけ自体は父の紹介です。ただ、自分でも働きながらいろいろ調べていて、やるからにはトップクラスの合格実績があるところに行きたいと思っていました。理由は三つほどあるんですけど、一番大きかったのは最初に金原さんと面談させていただいたことですね。いろんな相談をする中で、自分の中ですごくクリアになって、「もうここだ」と決めました。
────学習開始時点でTOEFL30点台(新形式2.5~3)だったときのお気持ちはどうでしたか?
もうがっかりしました。大学受験もしていますし、私立文系で英語の勉強はそれなりにやってきたつもりだったんです。ざっくり80点(新形式4~4.5)はいかないまでも70点(新形式3.5~4)くらい、平均よりは取れるだろうと思っていたので、30点台という結果にはびっくりしましたね。
ただ、そこで諦めるという選択肢はなかったです。行きたい場所が明確にあったからこそ、「ここから積み上げるしかない」と腹をくくれたのだと思います。
● 仕事を辞めて週70時間────累計5,000時間を支えた継続の仕組み
────お仕事を辞めて勉強に集中してから週70時間、累計5,000時間以上学習されたとのことですが、どうやって継続できたんですか?
毎日やることを決めて、継続しないと実力がついていかないなと。本当に野球やスポーツと同じ考えでやっていました。仕事を辞めた以上、やるべきことを毎日こなしていく。慣れていかないと、量をこなさないと質も高まらない──そうしたシンプルな信念が、膨大な学習時間の土台になっていきました。
加えて大きかったのが、アゴスの授業環境から受ける刺激でした。教室にはTOEFL100点超えの受講生もいれば、高校生もいる。みんな英語ができるんですよね。それが刺激になって、やらなきゃまずいなと。モチベーションというよりも「危機感」で動いていた、という感じです。
結果として、毎日決めたことを淡々とこなしていった先に、週70時間・累計5,000時間という数字がついてきました。
● リーディング27~30点(新形式5.5~6)の安定────大量に読み、繰り返し出会う単語だけを調べる学習法
────リーディングで27~30点を安定して取れるようになるまでに、最も効果があった学習方法は何ですか?
とにかくたくさん本を読んだことに尽きますね。最初は語彙制限のあるすごく簡単な英語の本から始めて、徐々にレベルを上げていきました。英語に慣れてきた段階で、TOEFLの過去問を何周も読み続けて問題形式にも慣れていくという流れです。
アゴスの授業は「質の高い学び」と「質の高い復習」だと感じていたそうで、そこに自分で「圧倒的な量」を上乗せしていったのだという。だんだんと読む力がついてくると、授業で扱う内容と自分の実力が釣り合ってくるようになり、相乗効果が生まれていったとのことです。
────わからない単語を全て調べるのではなく、よく出てくる単語だけ調べたという方法にした理由は何ですか?
たくさん読んでいるとTOEFLとは無関係な単語もたくさん出てくるんです。それを自分の英語力でいちいちチェックし続けたらきりがないですし、そもそも面倒くさがり屋なので、まずは「この章の内容は何なんだろう」という大枠を捉えるようにしながら読み続けました。
量をこなしていくと「この単語また出てきたな」「この構文よく使われるな」という場面が増えてくる。そういうときだけちゃんと調べるようにしていました。実際にTOEFLの過去問を解いているときにも「これ調べたやつだ」という瞬間があり、やはり繋がるものだと実感しました。
僕みたいな単語帳で覚えられないタイプは、小説や英語の本でストーリーごと覚えていった方がいいので、もしかしたら自分に合ったやり方だったのかもしれないです。
────TOEFL用の単語帳は覚えるためではなく確認用に使っていたとのことですが、具体的にどう使っていたんですか?
最初にアゴスの先生から「単語帳は何でもいい」と言われたので、人気どころの単語帳を買い、まず基礎レベルの単語だけチェック。それ以外は毎日眺めるだけで、覚えようとせずルーティンとして続けていました。
本を読んでいて気になった単語があったら単語帳を開き、その本のどういう一節に出てきたかをメモしておく。すると次に見たときにも思い出せるようになりました。いわば映像的な記憶として単語を留めておく感覚です。
大学受験のときから虫の目じゃなくて鳥の目で、大枠で『このときに何となく出てきたな』という覚え方をしていました。
● リスニングの壁を越える────シャドーイングの毎日継続とポッドキャスト・Netflixの活用
────リーディングが25点(新形式5~5.5)ぐらいになってからリスニングを本格的に取り組んだとのことですが、その順番にした理由は何ですか?
リスニングの過去問をテキストで読んでみたとき、そもそもリーディングとしてもまったく読めなかったんです。リスニングのスピードと自分の読解スピードがかけ離れていて、「スクリプトを読んで理解できないものが、聞いてわかるわけがない」とシンプルに感じました。
大前提として、リーディング・ライティング、リスニング・スピーキングという順番が自分の中にあったので、まずはリーディングで英文をさっと読める力をつけてから、リスニングに本腰を入れるという流れにしました。
────リスニングの練習は最初どういうところから始めましたか?
アゴスの先生に「毎日シャドーイングを続けよう」と言われて、本当にシャドーイングだけは最後まで毎日やり続けました。最初はスクリプトを見ながら、慣れてきたら音だけを頼りに少しずつ。できないなりに、とにかくネイティブが言ったことをそのまま口に出すという練習を欠かさなかったですね。
やり方自体は段階的に変わっていきましたが、「毎日やる」というルーティンだけはぶれずに続けていました。口を動かすことや手で書くことは昭和っぽいかもしれないですけど、自分にはすごく大事だったと思います。
────シャドーイングを継続した結果、どこかのタイミングで変化を感じましたか?
変化を実感したのは、実はスピーキングの場面でした。ネイティブのスピード感で毎日口を動かしているうちに、よく使うフレーズが考えなくても出てくるようになったんです。
英語を話すときに日本語で考えてしまう癖は誰にでもあると思いますが、シャドーイングで染みついた表現は、いちいち日本語を介さずにリズムの中でぱっと出てくる。「止まらずに話す」ことが大事だと先生にも言われていたので、結果的にスピーキングの流暢さにもつながりました。
野球に例えるとわかりやすいかもしれません。最初は見よう見まねでフォームを繰り返して、慣れてきたら細かい部分をチェックできるようになる。シャドーイングもまさにその感覚に近いですね。
────ポッドキャストやNetflixなどTOEFL以外の英語にも多く触れたとのことですが、これはスコアにどう影響したと思いますか?
TOEFLは何十分も英語を聞き続ける試験なので、「長く英語に触れ続ける耐性」をつけなければいけないと思っていました。ポッドキャストやNetflix、YouTubeで自分の好きな分野──野球やスポーツ、英語勉強法なども含めて──10分、20分とネイティブ同士の対談を聞くようにしていたんです。
たとえば向こうのポッドキャストだと、「大谷翔平がなぜ打てるのか」みたいなテーマで延々と語っていたり、毎日の試合を振り返るラジオがあったり。自己主張が強くて面白いんですよね。リーディングで本を読みまくるのと同じように、リスニングでも量をこなすという考え方で取り組んでいました。好きなコンテンツだから続けられましたし、結果的にTOEFLの長い講義にも集中力が持つようになったと感じています。
● スピーキング23点(新形式4.5)の見切りとライティングの論理展開────戦略的なセクション配分
────スピーキングを23点で見切りをつけて他のセクションに切り替えた判断は悩みましたか?
実は、それほど悩みませんでした。金原さんとの定期的な相談の中で、『スピーキングは23点以上が取りにくい』という話をずっと聞いていましたし。実際に自分でも対策に取り組んでみて同じ感触を得たことで、比較的すぐに判断がつきました。
リスニングをもっと安定させるとか、他のセクションに力を割く方が合計点を伸ばせると思ったんです。
スピーキングの授業自体は少人数制で、ネイティブの先生から丁寧なフィードバックをもらえる環境でした。クラスメイトの表現や考え方をメモして吸収するなど、グループレッスンならではの学びも大きかったです。ただ、限られた時間の中で最大の成果を出すために、23点という数字を一つの区切りとして受け入れた判断は、結果的に正解だったと思います。
────ではライティングについてお聞かせいただければと思いますが、リーディングやリスニングの基礎力がライティングにどう活きたのでしょうか?
ライティングで使う単語や構文って、実はそんなに難しいものじゃなかったんです。ただし、同じ表現を繰り返さないよう言い回しを変える工夫はしていました。大量のリーディングを通じて自然と英語の表現が蓄積されていたおかげで、ライティングを始めたときに「思った以上に書ける」と感じました。
難しい単語やかっこいい表現よりも、論理展開の丁寧さがスコアに直結したと思います。主張を述べ、理由を示し、具体例を挙げるという流れを丁寧に組み立てることで点数が伸びました。英語の表現ももちろん大事ですけど、それよりも自分の主張をしっかり伝えることを見ているんだなと思いました。
────ライティングの答案作成で意識したことはありますか?
自分の経験をベースにした「型」を事前に用意しておくことでした。たとえば趣味について聞かれたら、すぐに使えるエピソードと論理展開をあらかじめ作っておき、自然に出てくるまで繰り返し練習しました。
問いが来たときに『この回答に持っていく』ということだけを意識していました。フォーマットはアゴスの授業で教わって、先生から細かい添削をもらいつつ、自分の中では論理展開を磨くという形です。
構文や表現の細かなニュアンスはネイティブの先生でなければ指摘が難しい部分もあり、そうした点でアゴスの授業が大きな助けになりました。
────ライティングの勉強がその後の出願書類やエッセイの作成に活きたとのことですが、具体的にどんな感じで役立ちましたか?
間違いなく活きました。出願エッセイはまず日本語で書き、それを英語に落とし込む形で取り組みましたが、TOEFLのライティング対策を通じて培った力があったからこそ、直訳ではなく意味がきちんと伝わる英語に仕上げることができたと思います。
英語をどうしようという悩みではなく、ちゃんと内容で勝負できるところまで持っていけたんです。TOEFLの点数が伸びるにつれて、日本語と英語のずれが少なくなっていきました。
ネイティブのチェックで指摘を受けた際にも、なぜその表現が良いのかを自分で理解し、素直に受け入れられるようになっていきました。スコアアップだけでなく、その先の留学準備にまで繋がる力を身につけられたことが、ライティング学習の大きな成果だったと思います。
● 90点台(新形式4.5~5)の停滞と突破────好きなコンテンツに立ち返り「量」を取り戻した1ヶ月
────90点くらいまでは順調に伸びたと思いますが、そこから停滞した時期はありましたか?どうやって乗り越えましたか?
ありました。むしろスコアが下がることもあって、精神的にもきつい時期でしたね。まず定期的に金原さんに相談していました。メンタル面も含めて、どう勉強を進めていけばいいのかをメールやZoomでよく聞いていたんです。
それと並行して、好きなものの根本に立ち返ろうと思いました。野球の試合を見たり、向こうの解説を聞いたり、面白そうな対談を探して見たり。モチベーションが低いときは映画を見ることもありました。「1日中英語のコンテンツに触れ続ける」ということを1ヶ月くらい続けていた時期があって、それが気分的なリフレッシュになりましたし、結果的にものすごい量を聞いていたので、そこでスコアが伸びたのかなと思います。
────最終的にはやはり物量が大事だったということでしょうか?
本当にそうですね。90点を超えるとそれなりに英語ができるようになってくるので、「質で勝負できる」と勘違いしてしまっていたんです。自分がそこまで積み上げてきた量のことを、どこかで忘れていたんだと思います。
だからあの停滞期に一回、昭和のやり方じゃないですけど、野球部っぽいやり方でもう一度たくさんやろうと切り替えました。好きなコンテンツだったからこそ飽きずに続けられましたし、量を取り戻したことで壁を越えられたと感じています。
────アゴスの先生方や受講生、メンターの存在が学習にどのような影響を与えましたか?
一番最初の30点台から始まって、これを一人で独学で逆転に持っていくのは、今考えてもこの環境がなければ難しかったと本当に思います。メンタルの維持やモチベーションの維持には金原さんの存在が大きかったですし、周りの優秀な社会人の方や高校生の方が、自分で思っている以上に刺激になりました。
授業で100点超えの受講生と一緒に学ぶ緊張感や、先生方からの的確なフィードバック。そうした環境があったからこそ、停滞期でも「やめよう」とは一度も思わなかったですね。すごくいい環境だったなと、今振り返っても思います。
● TOEFL106点の先へ────これから高得点を目指す学習者へのメッセージ
────それでは最後に、これからTOEFLの高得点を目指す方に何か伝えたいことやメッセージをいただけますか?
まず前提として、僕もまだまだ英語学習者です。これから留学先でリスニングやスピーキングの力をさらに伸ばしていかなければならないという自覚があります。
やっぱり量をこなすことで質が身についてくると本当に思っています。少し昭和っぽくて、僕より若い世代には受けが悪いかもしれないですけど、たくさん読んでたくさん聞いて、その中で自分に合ったやり方を見つけていくことが英語学習の醍醐味というか、一番面白いところなのかなと今振り返って思います。
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