合格者受講体験インタビュー
[UG]
お名前:H.T.さん
5歳上の姉がアメリカのリベラルアーツカレッジに進学していたことから、海外大学という選択肢を知ったH.T.さん。
高1の夏に経験した2週間の留学が、大きな転機になったといいます。
多額の奨学金を獲得し、アメリカのデニソン大学(Denison University)への進学を決めた先輩に、留学準備の道のりを伺いました。
インタビュアー
加藤 正人(アゴス・ジャパン 講師)
<以下敬称略 ──…加藤>
● 姉の存在と高1の夏──留学を志したきっかけ
──留学をそもそも志したきっかけは何ですか?
5つ上の姉がいるんですけど、姉がアメリカのリベラルアーツカレッジ──インディアナ州にあるアーラムカレッジ(Earlham College)に進学していたんです。それで何となく海外の大学という存在は知っていました。
ただ、中学や高校に入りたての頃は、自分が海外に行くつもりはなかったですね。大きかったのは、高1の夏に2週間の留学体験に行ったことです。現地の雰囲気に触れて、「ここで学んでみたい」という気持ちが芽生えました。
──なぜ海外の学校に行こうと思ったのですか?
何となく自由な雰囲気が自分に合うんじゃないかというフィーリングの部分が大きかったです。加えて、リベラルアーツカレッジなら入学時に専攻を決めなくていいとか、カリキュラムの柔軟性といった点も魅力でした。
日本の大学にはない面白さがあるなと感じて、海外進学を本格的に考え始めました。
● リベラルアーツか総合大学か──志望校選びと奨学金
──留学先や志望校はどのように絞っていきましたか?
いろんなランキングや指標を見ながら決めていったんですけど、総合大学とリベラルアーツカレッジのどちらが自分に合っているか、正直わからなくて。結局、どちらも同じくらいの数を受けて、受かった方に行こうという感じでした。
リベラルアーツカレッジでは比較的奨学金が出やすい大学を選びました。総合大学の方でも、大きすぎるところよりは小規模なコミュニティがあるようなところを重視していましたね。姉がリベラルアーツカレッジに通っていた影響もあって、少人数の環境の良さは何となくイメージできていたので。
多額の奨学金をいただけたのは本当に大きくて、進学先を決める大きな後押しになりました。奨学金を志望校選びの軸のひとつにしていたので、結果的にその戦略が功を奏したと思います。
● 部活との両立に苦戦──TOEFL対策とタイムマネジメント
──留学準備のタイムマネジメントについて、特に工夫したことはありますか?
部活でサッカーをやっていたので、正直タイムマネジメントはかなり苦戦しました。高1からアゴスで受講はしていたんですけど、今振り返ると詰めきれていなかったなと思います。部活の練習や試合が入ると授業に行けないことも多くて、その分スコアもなかなか伸びていませんでした。
工夫したというよりは、当時の自分は甘かったなという反省の方が大きいですね。タイムマネジメントは結構下手だったと思います。
──率直な振り返りですね(笑)。TOEFLの対策について、印象に残っていることや苦労したこと、工夫したことはありますか?
苦労したのはやっぱりスコアが思うように上がらなかったことです。学校の勉強は得意な方で、GPAも4.0だったんですけど、TOEFLは全然違いました。相当難しかったですし、自分の取り組み方が甘かったんだと思います。
ただ、その中でもライティングは楽しかったですね。型があって、そこに自分が聞いた情報をはめていくという感覚が、ちょっとゲームっぽくて。書くこと自体も好きだったので、他のセクションと比べて前向きに取り組めました。最終的にはベストスコアで95点を取ることができています。
● 高2の秋冬から本格始動──スコアメイクの道のり
──テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどのくらいで獲得しましたか?
高1の9月くらいからアゴスの授業はちょこちょこ取っていたんですけど、部活の関係で行けないことも多くて、自分でも復習しきれていませんでした。ちゃんとスコアが伸び始めたのは高2の秋冬あたりからですね。
そこから集中して取り組んで、95点を取ったのが高3の6月です。本腰を入れてからは1年かかっていない感じなので、振り返ると「もっと早く切り替えていれば」とは思います。
──TOEFLの勉強は学校の勉強と比べてどうでしたか?
全然、学校の勉強のほうが得意でした。学校のテストは範囲が決まっているので対策しやすいんですけど、TOEFLは「ここまでやれば大丈夫」というラインが見えにくくて。そこが一番苦しかったところですね。
● 「受かると思ってやるんです」──出願準備を支えた言葉とエッセイ指導
──出願準備について印象に残っているアドバイスや苦労したこと、工夫したことはありますか?
印象に残っているのはアドバイザーの松永さんの言葉です。高2のときに『こんな感じで受かりますかね?』みたいなことを聞いたんですけど、『私に受かりますか?みたいなこと聞いてくる人は、受かりません。受かると思ってやるんです』とおっしゃっていて。
当時は結構面喰いました(笑)。でも、あの一言がモチベーションになったと思います。気持ちを引き締めてもらえたというか、甘えを断ち切るきっかけになりましたね。
──スコアメイクの苦労もあった中で、その言葉は大きかったんですね。アゴスの講師やカウンセラーへのコメントがあればお願いします。
一番長い時間いろいろ話したのはカウンセラーの高橋先生です。本当に手厚く見てもらいました。最初に出したエッセイはダメ出しばかりだったんですけど、ちょっとずつ改善していって、半年くらい経った後では全然違う文章になっていました。
出願のためだけではなく、文章の組み立て方やストーリーの起承転結といった部分がすごく勉強になりましたね。今振り返ると、エッセイ指導を通じて自分の考えを言語化する力が鍛えられたと思います。
● 諦めないことが成功の秘訣──後輩へのメッセージ
──ご自身の留学準備を振り返って、これが成功の秘訣だというものはありましたか?
スコアメイクに限らず、諦めないことですね。
準備の過程では結構自信を失うタイミングがありました。TOEFLが思うように上がらなかったり、エッセイでダメ出しが続いたり。それでも心が折れ切らずに、何とか手綱を立て直していけたからこそ、アメリカに行けることになったのかなと思います。
──エッセイやアドバイザーの言葉など、周囲の支えも大きかったですよね。留学後に向けてご自分の抱負はありますか?
正直、受験にすごく目を置きすぎて、その先のことはしばらく考えられていなかったんです。
でもアゴスの合格者壮行会に参加したとき、一緒に参加していた社会人の方に『4年間アメリカに行くって、本当に人生を変える体験ができそうだから羨ましい』と言われて。
改めて、人生を変えるような経験なんだなと思い返しました。
今までやってこなかったことにも積極的に挑戦したいです。結構つらいこともあると思うんですけど、耐えながらやっていきたいなと思います。
──素晴らしい抱負ですね!それでは最後に、今後留学を目指す後輩の方々へ、何かメッセージをお願いします。
僕は姉を除くと、周りで海外大に行く人って、学校を含めいなかったんですよね。
でも何か興味を持ってアゴスに来たとか、興味を持ってこの記事を読んでいるとか、それだけで本当に大きな一歩だと思います。自信を持って、突き進んでほしいなと思います。
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