合格者の声

2015年度合格者からのメッセージ

Photo [MBA]
お名前:T.A.さん
合格校:University of Pittsburgh
合格校:Case Western Reserve University
合格校:College of William and Mary
合格校:Hult International Business School
入学校:University of Pittsburgh


1.留学を志したきっかけ

営業部門に所属していた際、社内で重要視されている取引先を複数同時に担当していました。これらの取引 先に対して自分から積極的に大規模なマーケティングプランを提案していく過程で、これまでの自己流の方法 では社内外の調整等に対応しきれなくなって来ていると強く感じたのが留学を志したきっかけでした。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

当初、社費候補生の選考では国内MBA希望で出願していました。選考に受かった後、人事部から海外のMBA 受験を打診され、海外のMBAへの挑戦は多くの会社員にとって、人生に1度あるかないかの貴重な機会である ことはよくわかっていたので、打診されたその場で即決(国内MBAから転向)しました。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

私の会社の主たる商品は、医療・ヘルスケア・公衆衛生関連の業界から強く影響を受けるがん保険・医療保険です。 この点から、私は医療・ヘルスケア・公衆衛生等に関連している方とのネットワークを是非とも作りたいと考えており、 第一志望校群は、これらの方々との接点が持てそうな学校(具体的には、これらの専門学部を併設している学校)から選定しました。

第一志望校群を絞った後は、自分のスコアと出願時期を踏まえて、アゴスのカウンセラーの方々と綿密に相談して実際の出願校を決定しました。合格校が出揃った後は、世界的に有名な医学部を有し、産業構造をかつての鉄鋼産業からから医療・ヘルスケア産業に転換したPittsburghにあるPittsburgh大学が最も自分が求めて いる上記環境に近いと判断して、留学先を決定しました。なお、既にPittsburghで生活を始めていますが、医療・ヘル スケア関連の方との接点を大変多く持てる環境にあり、自分の判断は間違っていなかったと思っています。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

ほとんどの職場において、海外留学を目指す際に必要となる勉強量と求められているレベルのイメージがわく方はい ないのが実情だと想定していました。そのために職場では①留学候補生であること②具体的に月に200時間近く勉強 時間を確保したいことを伝えていました。これにより、週に何時間の勉強が必要なのか、それはどういったレベルなの かまで落とし込んで話をすることができ、この効果で周囲からかなり協力を得ることができました。

また、私の場合、社内のプロジェクトが多かったこともあり、必要に応じて相手先の部署の管理職等にも留学候補生で あることを伝え、会議時間の調整などでは常に先手を打つ(時間の調整はこちらから提案し続ける)ようにしていました。 加えて、あえて自分からやらないことを決める(GMATやTOEFLの特定のセクションの勉強量を最低限にとどめる、他の 単語帳がどんなによく見えても浮気しない、受験しない学校のHPをむやみに見ない、よき父親であることを諦める、等) ことも有効だったと思っています。

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について [印象に残っている授業、苦労したこと、工夫したことなど]

TOEFLはREX蒲田先生の100点ゼミ、105点ゼミをとり続けていました。この授業のおかげで合格できたといっても 過言ではありません。特にSpeakingとWritingが先生の指導のおかげで劇的に向上しました。また、この授業は Interview対策に非常に通じるものがあり、最後の追い込みの際にInterview練習がスムースに進んだ(結果的にほぼ 要らなかった)ことは精神的余裕をもたらしてくれ、エッセイに集中できる環境につながり、多数の合格を勝ち取る原動 力になりました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強をはじめてからどの位で取得したか

ReadingとListeningが最後の最後まで伸び悩み、TOEFLについては、トータルの目標スコアは1度も達成することなく受験 を終えました。セクションごとでは、TOEFLのSpeaking、Writingが3rdラウンド直前の2月に目標スコア(Speaking:23、Writing28) に到達しました。

7.出願準備について [印象に残っているアドバイス、苦労したこと、工夫したことなど]

私が貰った印象に残っているアドバイスを幾つかご紹介します。
・同じ留学は2人とない。
アゴスに説明を聞きにいった際に、最初に聞いたフレーズです。留学準備に関して、受験生はすべて違った環境におり、 他の事例は自分には合わないことがあるのだと常に言い聞かせ、自分なりにどこで勝負するのかを考え抜くきっかけに なりました。自分がStand Outできるポジションが見つかると一気に優位に立てるのがMBAの受験の特徴だと思います ので、この言葉に嘘はないと合学後の今も思っています。

・やらないことを決める。
受験仲間からもらったアドバイスです。留学を目指していると、あれもこれもすべてやりたくなる傾向にありますが、時間には 限りがあります。やらないと決めたら絶対にやらないことが大切です。非常に追い込まれる受験のラストスパートでこの効果 を実感しました。

・MBAは目指した時からすでに始まっている。
アゴスの合学体験談で先輩から聞いたアドバイスです。MBA受験は1つのプロジェクトだと私は思っています。限りある自分 の資源をどう使い、どう戦略的に目的を達成するのかを常に自分に言い聞かせていました。

8.アゴス講師/カウンセラーへのコメント

REX先生…本当に根気強く教えて下さった上、毎回の授業ではエネルギーを分けて頂きました。先生との出会いがなければ、私のスコアの進展も、合格もありませんでした。

小林先生…基礎科目であるFundationからお世話になり、TOEFLの度に励まして頂きました。

林カウンセラー …細かい点まで沢山質問をしてしましたが、毎回驚くべき速さで回答を頂き、常に私の不安事の解消に努めて下さいました。感謝の気持ちでいっぱいです。
         
岡田カウンセラー …MBAの出願プロセスひとつひとつをどう考えるかについて、事前にワークショップで背景をわかりやすく説明して頂いたうえ、取り組む際の視点をアドバイスして貰えらことは本当に有益でした。おかげで推薦状は非常に満足のいくものにすることができました。加えて受験校の選択についても多数のアドバイスを頂きました。

秋山様 …アゴスの授業の取り方に始まり、スコア低迷時期、多忙な出願期そしてInterviewラッシュの最中まで、ずっと励まし続けて頂きました。特に後半の物凄くキツい時期に頂いた言葉は本当に心にしみました。

9.アゴスを選んだ理由

・業界最大手であること
…世界中の受験生と勝負するために情報戦で負けるわけにはいきません。この点から情報が最も集まるであろう業界最大手にお世話になることにしました。

・立地がよいこと
…勉強の効率を考えると、会社や自宅からの立地は予備校選びの重要な要件だと思います。幸い渋谷は私には便利な立地でした。

・初級から上級まで一気通貫でコースが揃っていること …スタート時点の英語力が低かった私にとって、この点は非常に重要でした。短期間で全体を俯瞰しながら取組めたことは、勉強の効率と目指すべきレベルを具体的にイメージすることに関して非常に有益でした。

10.留学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

・信頼できる先生と出会うこと。
 …TOEFLとGMATは相当な強敵です。これらのテストは、課長に無理を言って取らせてもらった有給休暇も、栄養ドリンク片手に粘った深夜の勉強も、妻と娘を実家に帰してまで取り組んだ必死の正月休みの勉強すらも容赦なく裏切ってきます。そんな中で、どうやってスコアをあげていくのを本当に正直に相談できる先生に出会うことは非常に重要だと思います。順調な時から、どの先生が自分が心の翼がもぎ取られそうになったときに、本当に相談できるのかを見極めておくとよいと思います。

・よきネイティブカウンセラーに出会うこと。
 …自分と波長が合うネイティブカウンセラーと二人三脚で書いたエッセイは、自分でもわかるくらいピカピカしてくるものです。レジュメ作成等を通じて、波長が合うかを確認し、私は最後にアゴスでとても素晴らしいネイティブカウンセラーに出会えました。彼女のアドバイスがなければ、ここまでの合格は勝ち得なかったでしょう。彼ら・彼女らの力を引き出すのは、私たち受験生の役割であるこというスタンスを常に持ち、お互いに対等に、それでも相手に対してプロとして敬意を払って接することが出来たことも私にとって大きな成功の要因だったと思います。

11.留学・留学後に向けての抱負

 日本社会や私の所属する会社が置かれている環境は決して楽観はできないと思っています。留学中の2年間は、勉強はもちろんですが、幅広くネットワークを作る過程を通じて、視野を広げ、視点を鋭くし、視座を高めて、自分がリーダーとして何ができるのかを考え、模索し、橋頭堡を築く時間にしたいと考えています。

12.今後留学を目指す方へのメッセージ

 3月中旬に初めての子供が生まれ、3月下旬に候補生になり、4月からは仕事の内容が大きく変わりました。毎日がぐちゃぐちゃの生活が続きましたが、合格を勝ち取り、この体験記はアメリカのPittsburghで書いています。留学準備は、やっていると大変なことばかりですが、合格すると楽しいことばかりです。皆さまの留学は、この文章をご覧になっているこの瞬間からもう始まっていると思います。ご自身がお持ちになられている様々な資源を有効にお使いになり、皆さまが合格を勝ち取られることを願ってやみません。

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