合格者の声

2020年度合格者からのメッセージ

Photo [UG]
お名前:加藤 来美 さん
在籍校:広尾学園高等学校
合格校:University of California, Los Angeles
合格校:Middlebury College
合格校:Bates College
合格校:University of California, Davis
合格校:早稲田大学国際教養学部
合格校:慶應義塾大学環境情報学部
合格校:上智大学国際教養学部
合格校:国際基督教大学教養学部
入学校:University of California, Los Angeles・早稲田大学


1.留学を志したきっかけ

幼い頃、国際ビジネスに携わっていた父がよく外国人ゲストを家に招いていたことから、異文化に強い関心を抱いていました。小学生の頃は海外ドラマを見ることが多く、海外の(特にアメリカの)学生たちの生活に憧れがありました。将来は国際的な仕事に携わりたいと思うようになり、留学を志すようになりました。

2.なぜその進路にしようと思ったか

高校三年間を通して、組織の立ち上げや運営、リーダーとしてのビジネスチームプロジェクトなどの活動に力を入れてきた結果、人の心理が人間関係や組織のパフォーマンスに大きな影響を与えていることを知りました。また、組織に多様性を取り入れることで、イノベーティブなアイディアが生まれる面白さに気づきました。大学では心理学を専攻し、心理学的視点から、異文化間で成果を出す組織のマネジメントについて探求し、将来はそれを国際ビジネスに生かしたいと考えるようになりました。米国大学は、心理学の研究が最先端であり、多種多様な文化が交わる中で学ぶ環境が充実しているため、米国留学という進路が最適だと考えました。

3.留学先 / 志望校はどのように絞っていったか

1. 自分が大学で学びたいことを決める(専攻、研究、将来のビジョンに必要なカリキュラムなど)
2. 上記のことが最高最善の環境で実現できる大学を、場所、アカデミック面、生活面、活動面など様々な側面から総合的に比較し、検討する
OR
留学フェアなどで話を聞いて感覚的にときめいた大学をいくつか選び、後から理由づけをする
3. 経済的な条件、財団や大学から出る奨学金の可能性なども考慮に入れながら、受験準備に無理がない程度に選択肢を絞る

4.大学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

課外活動と勉強のバランスの取り方は一番苦労しました。SATやTOEFLだけでなく、学校の課題もかなり多く、後で計算してみると、1日に平均2時間を課外活動に使っていたことが判明し、全く余裕のない日々を送っていました(笑)そこで工夫したのが、時間を大まかに、朝と夜に区切り、割り切って決めたことをこなすようにしたことです。朝は、4時半から1時間半ほどの時間をSATなどの受験に必要なテスト対策のために使いました。学校の試験勉強の時間を削減するために、授業でなるべく内容を覚え、放課後は(部活の日以外は)5:30まで学校に残って学校の勉強をしました。夜(帰宅後)は、エッセイなど、学校以外のことに時間を使いました。土日の午後はほとんど課外活動でした。集中力を維持するために、夜はなるべく早めに就寝するように(11時まで)しました。

5.TOEFL/IELTS/SAT等テスト対策について

私はいわゆる「純ジャパ」だったので、SATのReading は相当苦労しました。数学はもともと得意だったので、とにかくReading に多くの時間を費やしました。平日の朝の時間はSATのEnglishに使い、週末の朝はSATのFull Testを受けました。自分が間違いやすいパターンを見える化してノートに書き込み、同じ問題を何度も解きました。採点をしてひとつできたと思うたびに達成感を味わうことができ、ゲーム感覚で楽しめました。TOEFLはやっていて一番楽しくない勉強ということもあり、ついつい後回しになりがちでしたが、毎日1問題は解くなど、空き時間を活用してコツコツ勉強し、最終的になんとか最低ラインをクリアしました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

SAT:
o Math は高校2年生の秋から満点を取ることを目指し、高校3年生の3月に達成しました。
o Reading Writing は純ジャパだったこともあり、ハードルの高さを感じました。結局高校3年生の12月に700点近い点数を取りましたが、目標スコアには至りませんでした。
TOEFL:
o TOEFLは高校2年生の秋に初めて受験し目標スコアを100点に設定しましたが、なかなか思うように伸びず、目標の100点を超えたのは高3の秋です。

7.出願準備について

出願準備中に、特にエッセイを仕上げる上で工夫したことは、自分の思いやアイデアを常にアウトプットする機会を作ったことです。エッセイは、慣れないうちは、いくら頭の中でぐるぐる考えてもなかなか形にならない苦しさがあります。アウトプットして誰か(先生、友達、家族)に聞いてもらうことで、自分の中の曖昧な部分が明確になり、言語化されることで、知らないうちに表現力がついていく面白さを実感しました。

8.アゴス講師 / カウンセラーへのコメント

ナミコ先生のエッセイ指導では、単にエッセイの書き方を学んで書いて添削するといった形式的なものではなく、私の過去から現在までの経験を丁寧に掘り下げていきながら、私の強みや私の個性を引き出して下さり、いつのまにか最終的に納得のいくエッセイのストーリーを仕上げることができました。ナミコ先生との時間は深く考えさせられることが多く、自分を見つめ直す大変有意義な時間でした。ここで得たことは、大学のエッセイを完成させることに限らず、自分とは誰なのか、将来何をしたいのか、という最終的なビジョンを明確にする上で重要な基礎の構築につながったと感じています。
また、カウンセラーの田中さんには、家族ぐるみで大変お世話になりました。いつも迅速な対応で、常に親身になって相談に乗って下さり、私の留学や出願に対する迷いや不安を1つ1つ丁寧に解消して下さいました。それ以外にも、レックス先生、グェン先生、ジム先生にも大変お世話になりました。どの先生も例外なく、常に快く丁寧にサポートして下さり心から感謝しています。ありがとうございました。

9.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

試験に向けた勉強や高いGPAを保つこと、ボランティアやプロジェクトなどの課外活動、そして練りに練って提出するエッセイなど、海外大学は長期戦です。コンテストで賞をとったり、試験で目標の点数を取ったりすることは、短期的でちっぽけな成功に過ぎないのだということを、受験を一通り終えて実感しました。私一人の力で一つ一つの山を超えていくことはきっと困難だっただろうと思います。両親や先生、友達など、周りに支えてくれる方や応援してくれる方がたくさんいるからこそ、最後の大きなギフトを得ることができるのだと思います。受験を通して、「人に頼ること」がどれだけ大切なことであるかを知りました。自分の目標を明確にし、パッションを持って物事に取り組み、自分軸を持った上で「人に頼る」ことが成功の種だと思います。

10.留学 / 進学に向けての抱負

将来は、アートとインバウンドビジネスを通して日本の地方創生に携わり、日本の経済に貢献していきたいと考えています。大学では、異文化に対する理解を深めながら、心理学に重点を置いて、どのように個々の多様性を活かしたイノベーティブな組織を構築することができるのかについて探求していきたいです。さらに、芸術や文学などの文化的生産物を歴史的、社会的背景に照らし合わせながら、分析し、様々な文化に通じる美意識を養い、文化やアートがどのように人をつないで社会を発展させてきたか、考察を深めていきたいです。これらの学びを日本に持ち帰り、世界の異なる文化の人々に魅力を感じてもらえる日本を「デザイン」することに活かしたいです。

11.今後留学 / 進学を目指す方へのメッセージ

海外大学の準備は長期戦です。数々の課外活動やコンテスト、統一試験や成績の維持など、多くのことを同時進行でバランスをとりながら取り組まなければなりません。ですから、ストレスは大変なものです。でも、それを乗り越えるための工夫が生まれ、精神的にもだんだんとタフになっていきます。また、今まで気づかなかった能力が開くチャンスでもあります。数々の活動を通して得たスキルや能力、エッセイに向けた徹底的な自己分析を通じて得た明確な自分軸は、揺るぎない自信へとつながり、今後の大きな励みになります。この長い戦いをただの苦しい受験と捉えず、精神力と忍耐力を鍛え、潜在的な才能や能力を開き、自己成長のための貴重な場だと考えてみてください。きっと終わる頃には大きな達成感でいっぱいだと思います。