合格者の声

2021年度合格者からのメッセージ

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お名前:西畑 皓一郎 さん
合格校:Columbia University School of International and Public Affairs(SIPA)
合格校:The University of Chicago Harris School of Public Policy(Harris School)
合格校:University of San Diego School of Global Policy and Strategy(GPS)
合格校:University of Michigan Gerald R. Ford School of Public Policy(Ford School)
合格校:University of Southern California Sol Price School of Public Policy(Price School)
入学校:Columbia University School of International and Public Affairs(SIPA)


1.留学を志したきっかけ

大学時代にアメリカへ短期語学留学をした経験から、漠然と、将来的に英語が分かる状態から使えるレベルまで引き上げたいと思っていました。
具体的には、国家公務員として働き始めて5年目のポストで国際関係の業務に携わり、日本で初めて開催されたG20関連会合を担務したことや、OECDやAPECの業務で国際会議やワークショップに参加することで、改めて外から日本を見ることの大切さを痛感し、将来的に、国を代表して国際関係業務の対応できる職員になりたいと考えたからです。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

1.にも通じますが、政策立案者として担務していく中で強く感じたことは、海外で公共政策を学ぶことで、
(1)国際的な感覚や視点等を養い、
(2)学術的に最新の研究成果等を踏まえがら、政策立案に関する知見を深めるとともに、技術や手法等を習得したい
と考えてました。
テクノロジーの進展に伴い、仕事をしながらも、オンラインの英会話や大学を通じて、自らをリカレント教育していくことは可能だと考えましたが、米国の公共政策大学院においては、様々なバックグラウンドの学生とともに、課題に対してディスカッションを通じた合意形成をしていくことにウエイトを置いていると感じたので、そうした得難い環境の中で国際的・社会的な題課に対する解決を模索したいと考えたからです。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

学びの内容は然ることながら、世界大学ランキングも多少は参考にはしましたが、最終的には、先輩のアドバイス、カリキュラム、(治安を含めた)生活環境等を中心にプライオリティを付けて判断していきました。
ただ、何から手を付けてよいか分からないという方は、まず、YouTubeにあげられているキャンパスツアーや無料で開講している講義などのコンテンツに触れることをお勧めします。やはり「ここに行きたい」というモチベーションの源泉があるのとないのでは、結果は大きく変わってくるのではないか、と僭越ながら考えます。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

太宗の方々は、TOEFLとIELTSの準備に奔走するかと思いますが、ほんの少しでも良いので、(11月から2月くらいまででしょうか?)アプライの時期前までに、大学のカリキュラムや特色を調べておくことをお勧めします。私の場合、締め切りの前日や前々日に何とか提出書類を間に合わせましたが、結構苦労しました。結果として、正月は、ほぼ出願書類作成に充ててました。

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について

Rex先生のスピーキングの授業を最初に受講し、授業の内容はもちろん大変分かりやすかったのですが、雑談でお話いただいたアメリカ留学のTIPSがためになりました。同じような環境に置かれたクラスメートと悩みを共有しながら、スピーキングの授業を受けることができたので、いまでも良い思い出です。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

滑り込みでした。私の場合は、本格的に対策を始めてから1年半以上かかり、2020年11月末に、IELTS7.0を取得しました。同年の夏まではTOFELを受験していたのですが、どうしても100点には届きそうになかったので、AGOSの金原さんに何度かご相談しました。その当時、同年8月までは、TOFELの勉強しかしてこなかったので、かなり不安はありましたが、思い切って途中でTOFELからIELTSに切り替えて、やっと同年11月に目標スコアを取得しました。結局、TOFELは出願前には、100点を超えることができなかったので、IELTSで出願しました。ただ、米国留学の場合、TOFELの勉強からIELTSに切り替えることはできると感じましたが、逆は厳しいと思いました。それぞれのテストにおける英語の難易度は大きく違わないと思いますが、GREのテストはETSが作成していることもあって、TOFELと形式が非常によく似ているので、TOFELを対策しておけば自然と形式慣れすると思いました。後の祭り感はありますが、出願を終えたストレスフリーの状態になったおかげか、なんだかんだで出願後にTOFELも100点を超えることができました。

7.出願準備について

出願準備の過程では、 出願書類や推薦状の依頼等など、非常に時間がかかるプロセスがあるので、書類作成のサブスタンスに加えて、下準備とスケジュール管理といったロジスティクス能力も試されると思います。

8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント

2年近く、アドバイスやご指導をいただいたAGOSの金原さんには感謝してもし尽せないところです。コロナ禍の中、なかなか直接的に授業を受講したりすることができない中でも、不安や迷いに力強いアドバイスやサポートをいただき、非常にありがたく思っております。また、出願にあたって、エッセイの指導をしてくださったDan先生や林先生にも、何度もリライトやアドバイスをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。大変お世話になりました。

9.アゴスを選んだ理由

職場の先輩や同期が通学していたこと、過去の生徒の留学実績等を参考に判断しました。

10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

秘訣を教示できるほどの人間ではないですが、私なり考え、もし秘訣があるとすれば、「モチベーションを如何にして高く維持し続けるのか」ということに尽きると思います。「どうしていまこのタイミングで留学をしたいのか、しなければならないのか」ということを突き詰めると、留学が答えではないかもしれないですし、答えかもしれません。

11.留学 / 進学に向けての抱負

世界的な感染症対策のため、対面での授業や会議等からオンラインへの移行が進んでいるかと思います。業務を効率的に推進していくにあたっては、AIやICT等の進歩した科学技術を活用していくことが非常に重要であり、こうした流れは時間的・金銭的なコスト削減にも資すると思います。ただ、学問や仕事は、知識や効率だけで進められるものでもないと考えております。学びえた知識や経験について、自分の想いを乗せて意見交換していくことで構築できる人間関係や新たな学びもあると考えております。すべての科目や教科に通じるものではないかもしれませんが、少なくとも公共政策の分野では、人々が抱える問題や社会の課題を、人(政策立案者)が解決していくことになるので、海外留学の意義は非常に大きなものなると信じてます。今般、多くの方々のお力添えでいただいた留学という貴重な機会を活かして、帰国後は、日本がより豊かな国になるよう、多くの人が生まれてきて幸せだったと思えるような政策を立案していきたいと思います。

12.今後留学 / 進学を目指す方へのメッセージ

Mr.Childrenの「終わりなき旅」の「高ければ高い壁のほうが登った時気持ちいいもんな」という歌詞が好きです。留学がみなさまにとって壁かどうか分からないですが、私の場合は、合格通知を貰った時、気持ち良かったです!

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