合格者の声

2022年度合格者からのメッセージ

Photo [MBA]
お名前:S.I.さん
合格校:National University of Singapore
合格校:ESADE Business School
入学校:National University of Singapore

1.留学を志したきっかけ

私は海外経験は一切なかったのですが、一度仕事で海外プロジェクトに関わる機会があり、海外のビジネスに少しだけ触れ、それを機にグローバルな環境でキャリアを広げたいという思いが強まりました。また、現在30代半ばであり、年齢的にも社費選考にチャレンジできる最後のタイミングだったので、諸々不安もありましたが思い切って留学へチャレンジすることを決意しました。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

上記の通りグローバルな環境で活躍をしたいという思いがあったので初めから海外MBAを考えておりました。海外MBAでは、体系的なビジネススキルを学ぶことに加え、様々な国から来た学生たちとのディスカッションや交流を通じ、知識だけでなく、インターナショナルなコミュニケーションスキルを身に着けられると思い、海外でのキャリアにチャレンジしたい自分にとって非常に良い環境だと感じました。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

幸運にも社費選考に受かることができたので、その中でチャレンジを許されている大学からまずは絞りました。期間に制約があったので、必然的に2年制がメインのアメリカのほとんどの大学は検討から外れました。また、現在務めている会社は、アジアでの海外戦略に力を入れている一方、過去の派遣生でアジアの大学のMBAホルダーはほとんどいませんでした。そのため、アジアでMBAを取ることで、今までの派遣生にできない貢献ができるかもしれないと感じ、アジアの大学を志望校に考えました。その中でもシンガポール国立大学を特に志望したのは、アジアだけでなく世界的にも認められているプログラムであること、学びたいと思っていたテック系の授業を含めた選択科目の幅広さ、17か月という会社でもギリギリ認められる範囲での期間の長さ、の3点が大きな理由です。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

2020年9月 社費選考へエントリー。ただし、勉強等はまだ開始せず
2020年11月 社費選考合格を上司より言い渡される。すぐにAGOSのTOEFL無料模試を
       受験。50点台と酷い点数を取り、ここから勉強を開始
2021年4月 TOEFLからIELTSへの転向を実施
2021年5月 IELTSと並行して、GREも勉強開始
2021年6月 IELTSでバーとなる点数をとりあえずは確保
2021年9月 試験勉強と並行して出願書類の準備を開始
2021年10月 GREの目標点をとりあえずは確保。ただし点数アップを目指しその後も
       試験を受験。結局10月がベストスコアでこの時の点数を出願に使用
2021年12月 NUS、ESADE等、複数の大学を出願
2021年1月 NUS、ESADEのインタビュー。1月末に両校から合格の連絡を受ける

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について

TOEFL
Listeningの授業では効果的な勉強方法を学ぶことができました。IELTSでの勉強にも活用できたので、とても良かったです。また、Writingの授業でも、今まで英語の長文等書いたこともなかったですが、効果的な文書のまとめ方を教えて頂き、試験でも無理なく文章を書ききることができるようになりました。

IELTS
Writingが特に点数を取るのが難しいといわれている中、点数アップに効果的なフレーズを授業で学ぶことができ、とても参考になりました。また、SpeakingはTOEFLと違って面接形式でもあり、取っつきにくさを当初は感じていましたが、点数アップにつながる単語やフレーズを覚え、何度も頻出の質問に対して練習をすることで、取っつきにくさを解消することができました。

GRE
Mathにはそれなりに自信があったので、Verbalを中心に勉強しました。授業の中で、問題を解く上でのポイントを学ぶことができたことと、頻出の単語を体系的に学ぶことができたことが、及第点を比較的早く取ることができた要因だと思います。

全体を通じて
TOEFLからIELTSに転向し、とりあえずはアジアMBAに必要な点数を6月に取ることができましたが、TOEFLもIELTSも両方認めている大学を目指すのであれば、IELTSから初めてしまうのが近道かもしれないと感じました。Writingを除いて、IELTSの方が取り組みやすい印象でした。
また、私は多くの人が最初は勉強するGMATに手を出さず、最初からGREに絞り勉強を開始しました。GREはGMAT換算で600~650ぐらいなら比較的早めに到達できるかもしれませんが、Verbalの単語の異常な難しさや、Mathの数問間違えるだけで点数が大きく下がる特性等、高得点確保はやはり難しいです。GREからGMATへ転向というのが科目の特性上難しく、回数制限もある中後半プレッシャーを感じたので、やはりGMATから勉強を始めるのが王道なのかな、と感じました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

TOEFL、IELTS等の英語要件については、2020年11月より開始し、2021年6月で出願スコアを取りました。GREについては2021年4月末より本格的に開始し、2021年10月で出願スコアに到達しました。どちらも決して十分なスコアではなく、できればもっと伸ばして併願の学校を増やせたら、出願期間のプレッシャーを和らげることができたかな、とも感じましたが、志望校には受かったので、結果オーライかな、と思っています。

7.出願準備について

良くも悪くも社歴が長く、現在まで続けている課外活動もあったので、自分のことを書くことにはそこまで苦労をしませんでした。また、社費選考の際、MBA後に何をしたいか等を考える機会もあったため、Post-MBAもそれを英語で表現するという方向でまとめました。大学の志望動機については、情報収集が何よりだと思います。他の学校とどこに違いがあり、それが自身のキャリア、学びたいこととどうリンクするのか、を考えることが重要だと思います。特にNUSではEssayの中でスムーズにそのことを表現できたことが、合格の要因の一つだったのかな、と思います。面接については、大体聞かれる質問が過去の体験談から予想できたので、頻出のものは答えを暗記するぐらい、何度も練習しました。

8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント

英語の勉強なんて大学受験以降ほとんどせず、右も左もわからない私でしたが、講師の先生方の分かりやすい授業のおかげで何とか合格まで辿り着くことができ、本当に感謝しております。特に林先生にはGREの授業だけでなく、個別カウンセリング等で目標点の相談等をさせて頂き、本当にありがとうございました。
また、金原さんには勉強のこと、志望校のこと、その他どうでもいい私の些細な悩みも含め、何度も相談にのって頂きました。おかげで自分が何をしなければいけないかを整理でき、大変助かりました。

9.アゴスを選んだ理由

過去の社費候補生がお世話になっていることを聞いたことがきっかけです。授業だけでなく、夏祭り等の様々なイベントにも参加させていただき、本当にお世話になりました。

10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

諦めないこと、これに尽きると思います。うまくいかないことはいくらでもありましたし、劇的な点数アップなどもなかったですが、地道に努力し、耐えることで道は開けてくると思います。

11.留学・留学後に向けての抱負

シンガポールという環境での勉強を通じて、グローバルなビジネススキルを身に着けるとともに、積極的にネットワークを広げることで、今後のキャリアを切り開いていきたいと思います。

12.今後留学を目指す方へのメッセージ

成功の秘訣でも記載しましたが、とにかくMBA受験は困難の連続だと思いますが、絶対に諦めないことが何より重要だと思います。私自身、海外経験も一切なく、英語もほぼ喋れない状態から何とか合格まで来ることができましたので、努力を続ければきっと報われます。最後まで諦めず、夢の達成に向けて頑張ってください!

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