合格者の声
2022年度合格者からのメッセージ
[MBA]
お名前:Y.S.さん
合格校:National University of Singapore
合格校:Singapore Management University
入学校:National University of Singapore
1.留学を志したきっかけ
MBA留学を目指すきっかけは主に2つ、働き方と将来像に関することに起因しております。
働き方に関しては、“自分のやりたい働き方を追求するため“です。
競技力も競技の目標も全く違うメンバーをまとめ・刺激を受けていた大学生活が非常に楽しく、社会に出てもより刺激を沢山得れる環境に身を置きたいと考えてました。そこで就活時は漠然と海外(=多国籍で働けそう)に行ける会社を志願し、商社をファーストキャリアにしています。
駐在での海外生活もとっても魅力的だったのですが、“多国籍な働き方”という部分では頭の中に疑問符が残っており、自分の求める刺激のある環境を得る手段として留学を検討し始めました。
将来的には経営者になりたいなと考えていた私は社内外多くの経営者と沢山会話する機会を設けてました。
自分の足だけで立っている経営者の事業を話す際の目の輝きに憧れを抱き、将来的には自分も0から事業を起こせるようになりたいと考えております。昨今様々な活動方法がありますが持続的なビジネスを作ることが事業継続で一番大事と考えており、そのノウハウを少しでも体系的に学びたくMBAを目指すようになりました。
2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか
経営学だけを学ぶのであれば、日本の大学院の方が純ドメの私にはストレスが少なく適していると考えております。一方海外の大学院では学問以上にネットワーキングや多様性の醸成に重きを置けると考えいて、上記1により沿っているのは海外と考えるようになりました。
また、直近ではコロナ禍や情報伝達の発達に伴い、ますます各国がボーダーレスに影響を及ぼすことは実感として多くが感じているはずです。そのため、海外の動向やシステムの違いを自分の肌感覚で感じ取ることや、いつでも支えてくれるメンバーを世界中に持つことは非常に意義のあることと考えております。
3.留学先や志望校はどのように絞っていったか
自分が主にMBA生活を通して学びたいものは大きく以下の通りです。
・多くの異文化内でもまれる経験を積むこと
・キャリアチェンジを考えた時(to製薬関係)にそのブリッジになるような機会が多い
これらを踏まえてシンガポールは
言わずもがなアジアの中心であり多民族が入り混じっていること、世界top製薬10社中7社がアジアヘッドを設置・国としても同業界のR&Dへの投資額が年々増加しており国家の主要産業にする方針であることからとても魅力を感じておりました。
また、大学院の時に南洋工科大に留学していたこともあり、その時からシンガポールが大好きというのも大きな理由の一つです。
魅力的な学校がたくさんあるシンガポールの中でもNUSは
・bio系の学部とのコラボレーション授業があること
・club活動が充実しており、勉学以外でも自分の国際人としての素地が作りやすいこと
・国内の他大学に比べ長いプログラムであること
等に魅力を感じておりました。
4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて
2018年07月 入社4ヶ月で将来に何となく不安を感じる
2019年07月 AGOSに説明を聞きに行きそのままアジア夏祭りに参加
2020年05月 翌年のMBA受験に向けIELTSの勉強開始
2020年09月 IELTSのスコアメイク完了
2020年11月 GMAT勉強開始
2021年05月 出願コンサルスタート
2021年06月 GMATスコアメイク完了
2021年07月 SMU受験→合格
2021年09月 NUS提出、インタビュー
2021年10月 NUS合格
5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について
IELTS
→当初よりアジアのMBAを志望していたため、数回の受験でスコアを確保し対策を終えました。しかし、個人的にはこれが追々致命的になったと感じております。後の受験プロセス(GMATやessay/interview)を考えた時に自分の基礎英語力の向上は必ず必要になるからです。
GMAT
→中山先生の授業を中心に勉強を進めていきました。完全に沼にはまった典型例であり苦労したことはここに書ききれませんが、上述の通りまずは自分の基礎英語力が上がらないことにはスコアは伸びないのかなと全体を通して感じました。私と同じように息詰まった方は一度息抜きも兼ねてTOEFLやIELTSを受けてみるのもいいかもしれません。
中山先生は的確で簡潔な解説をしていただける授業はもちろん、メール連絡でもどんな質問にも迅速にご対応いただき非常に助かりました。
6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか
IELTS:4ヶ月(2020.06-2020.09)
GMAT:8ヶ月(2020.11-2021.06)
7.出願準備について
essayもinterviewも、どうアウトプットすることで自分のやってきたことを分かりやすく相手に伝えることができるかをひたすらに考え抜きました。
特にwhy?why?why?と言われるような典型的な質問に関しては答えのキーワード3つ用意し、それを先に述べてから順を追って詳細を述べるなど話し方に工夫を設けておりました。
英語でのエッセイも英語でも面接も初めてだったので、特に面接前は一人でzoomを繋いでひたすら自分の表情を見ながら話す練習を行ってました。
8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント
中山先生・・長い間お世話になりました。報告の際にもお伝えしましたが人生一苦労したGMATの対策は中山先生の伴走無しには走り切れませんでした。先生のもとで培った論理思考や精読力を生かして次のステージでも頑張ります。
林先生・・出願対策ではお世話になりました。エッセイを書き始めた時は発散しすぎていた私のアイデアをまとめていただきありがとうございました。対話の中で自分の頭を整理できただけでなく、抜けているポイントも教えていただいたので助かりました。また、NUS出願に際しては短納期の中ご対応いただきましてありがとうございます。
Jumet・・Thank you for your kind support. I could take my interview with confidence because of the hard practice with you!!
片倉さん・・いっつも泣き言しか言わない私の背中を押していただきありがとうございました!!
9.アゴスを選んだ理由
アジアMBA夏祭りに参加したかったためアゴスに連絡したのがきっかけです。
10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?
仲間を作ることだと思います。
コロナ禍の転勤で周りに誰もいない状況下での受験勉強だったので、集中できた部分はあったものの、やはりうまく息抜きができない部分があって苦労もしました。そんな中GMATの同クラスのメンバーとは定期的にオンライン飲み会などで情報交換や近況報告をしあうことでモチベーションを保つことができました。
11.留学・留学後に向けての抱負
本執筆時(2021年10月)は留学開始まで9か月を残しているものの、やらなければいけないことややりたいことの多さに若干ビビっております。しかし、20代後半の働き盛りの時間を使ってもう一度学生になるわけなので、そこで何をしたいのかどんなキャリアを歩みたいのかという原点をクリアにして過ごしていきたいです。
留学後は、ケースコンペへの参加やclub活動のまとめ役などを通して自分を成長させて行けたらなと思います。また、今回の留学のチャンスを多くのサポートのおかげで頂けたことに感謝し、日本人志願者のサポートも積極的に行っていきたいです。
12.今後留学を目指す方へのメッセージ
MBA留学は、キャリアでの目標を成し遂げるためには必ずしも必要なものではなく、また(特に私費の場合は)失敗しても誰からも責められることはないためモチベーションを保つことが困難になることもあるかと思います。
そんな時は自分がどうしてMBAを目指すようになったのか、学生としてどんな活動をしている将来の自分にワクワクしているのかといった原点に立ち返ってください。
受験プロセスは非常に長く険しく、自暴自棄になってしまうこともたくさんあると思います。ですが、XXができないということをネガティブに捉えるのではなく、それが自分の個性と認識することを心掛けてください。私はこのことの大切さをこの受験プロセスで何度も痛感しました。
頑張ってください!!!
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