合格者の声

2022年度合格者からのメッセージ

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お名前:武田 金之助 さん
在籍校:慶應義塾大学
合格校:University of California, Los Angeles
入学校:University of California, Los Angeles

1.留学を志したきっかけ

私の夢は、日本のCMを価値ある芸術に変えることです。
その目標に繋がる映像制作を、授業を通して高いレベルで学ぶことができるため、アメリカの大学に留学したいと考えました。

今後、アメリカの院に進む選択肢も含め、たとえ一年であっても、向こうで生き抜いてみる経験は、就活・これからの一生の生活に、良い影響をもたらしてくれると思いました。

2.なぜその進路にしようと思ったか

LAは、ハリウッドに代表されるように、世界の映像文化の中心地です。芸術が個人の価値観に強く根付くこの街で、何よりも環境的な影響を受けたいと思いました。
UCLAの一部の映像に関する授業だけではなく、USCのサマープログラム等にも参加できる機会が得られる地域であり、現段階で、夢の実現を後押ししてくれる最善の場所であるからです。

3.留学先 / 志望校はどのように絞っていったか

自分の大学で専攻している美術史、そして映像制作を少しでも良いので、今よりも専門的に学べる場所を探していました。
アメリカにおける数多くの有名大学の中でも、私が一番求めている環境を整えているのはUCLAでした。

4.大学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

在籍大学で成績をできるだけ高め、IELTSの準備をし、トレーニングをしながら、サークルに参加して、バイトも行うといったように、やることは多いですが、そのタイムマネジメントに成功したという体験が、就活等の自分の将来にもたらすメリットは非常に大きいと思います。報われることだけを考えてやり続けました。気合いです。
人によって適したやり方がそれぞれあると思うので、生活におけるタイムマネジメントに関しては、細かい工夫よりも、留学への意志を強く保ちながら、「全部やり抜く」ことが最も重要だと思います。

5.TOEFL/IELTS/SAT等テスト対策について

IELTSの勉強には、2年生の夏休みの全てを捧げました。
朝起きて、英語のニュースを聞いて、単語帳を読んで、過去問を解き、直しをしての毎日の繰り返しです。
ライティングとスピーキングが苦手だったので、最も力を入れました。
AGOSのテキストにあるように、型を覚えることは、難易度の高いIELTSのライティングセクションを突破するための一番の近道です。頑張って覚えて、繰り返し書き続けたら、必ず目標点に到達することができると思います。
スピーキングに関しては、毎日喋り続ける必要があると思ったので、AGOSの授業だけではなく、Camblyというオンライン英会話サービスのIELTSのコースを使っていました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

本来定期的に受験するべきなのですが、私の場合は、入念に準備してから本番に臨むことにこだわりすぎていたため、AGOSの授業に初めて参加してからおおよそ一年弱もかかりました。
実際、本格的に過去問等の実践の勉強に本腰を入れられたのは、初めての試験の3ヶ月前くらい前からなので、もっと早くに本番の試験に慣れておけばよかったと思います。

7.出願準備について

大学交換留学の出願では、自らの将来像と目標を明確にし、そこにたどり着くために留学が必要不可欠であることを、願書、学習計画と面接において、説得力を持った強い言葉で証明しなければいけません。
自分ととことん向き合い、夢に関わる業界について、専攻の勉強について、希望留学先について、自らの言葉で文章化できるようになるまで調べ上げることは、願書制作において肝要です。
松永さんがおっしゃっていましたが、将来従事したい業界にまつわる本を一つでも良いので手に入れ、その知識を頭に入れる作業は特に面接において効果的だと思います。

8.アゴス講師 / カウンセラーへのコメント

出願書類制作時には松永さんに非常にお世話になりました。添削を繰り返し、字数が限られる中で、最も効率的に意志と計画を伝えられる文章を書くための補助をしていただきました。また、面接練習では、頻出質問への回答法について、さらに最も重要な面接官とのやりとりにおけるマインドセットに関してもご教示いただき、これは頑固でこだわりの強い私の価値観を変えてくれました。
各授業では、適所ポイントを押さえた分かりやすい解説が非常にありがたかったです。講師の皆様の言葉はとても優しく、目標実現の後押しになりました。

9.留学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

ここまで長々と書いていますが、私の合格は、大学交換留学ではなく、一年の私費留学においてです。大学交換留学の審査には結果的に面接で落ちているため、これは失敗体験談です。
なので、私からはむしろ反面教師として、面接試験でこうすれば受かったかもしれない、という提案をさせていただきます。
交換留学は、自分が大学の代表として、相手先の大学に派遣されるということです。これはつまり、在籍大学側は、胸を張って、安心して、派遣を任せられる人材を求めているということです。だからこそ、面接では、自分の夢と希望と計画を明確に伝えるだけではなく、自分の大学に誇りを持っている、何なら愛しているという気持ちを態度で示す必要があると思います。私の場合は、他大学の映像サークルに所属していることを詰められた際、自分の大学には映像制作ができるサークルのレベルが高くないように感じ、より良い環境を選んだ、と正直に答えましたが、これはあまり印象が良くなかったような気がします。自分の大学は素晴らしい、在籍できていることが嬉しい、感謝している、派遣留学生として大学の代表になりたいという意思を、嘘でも良いので強く表現することは大事です。
加えて、現在の専攻と留学先での専攻は目的に一貫性を持たせる上でも、同じである方が好ましいと思います。私は在籍大学での専攻は美術史で、留学先での専攻は映像芸術を希望しており、その違いも面接官に疑問を持たせる要因だったと思います。
さらに、上記の事項に関係して、理由や意見を上手く説明できる人なら良いですが、私のように長く回りくどく説明する傾向のある人間にとっては、全ての質問に、結論から答えることが何よりも大事です。情報を補うことは後からでもできるので、まずはyesかnoか、〇〇だからを最初に伝えた方がいいと思います。私は、やはり面接で緊張してしまって、いくつかの質問で長すぎる答案をしてしまい、なんなら質問を忘れてもう一度聞いてもらうということもありました。

10.留学に向けての抱負

授業、人間関係、言葉、暮らしなど、色々と懸念していることはありますが、生きていればラッキーくらいの気持ちで、全力で頑張りたいと思います。LAでの生活は、刺激的で、かけがえのない経験になると思います。

11.今後留学を目指す方へのメッセージ

これを読んでくださっている皆様が、留学準備のどの段階にいるかは分かりませんが、まずは一度、あまり考えずに動き出してみてほしいです。
私は、夏休みのIELTSに向けた猛勉強中、スコアが取れなかったらどうしようと悩みすぎて、飯が喉を通らなくなり、寝られなくなることもありました。そんな中でも、ひいひい言いながら、不安な感情を押し殺して勉強だけをし続けた結果、かなり高いスコアを最終的に取得することができました。
ところが、それなりのスコアをひっさげて、一次の出願書類審査も通り、正直受かる気満々で面接に臨んだところ、結果不合格。落ちた後には何も考えられなくなるほど、落ち込みました。ただ、在学中での留学で得られる貴重な経験をどうしても諦められず、私費留学で行くことを決意し、無事審査を通ることができました。
何が言いたいかというと、「なんとかなる」ということです。もしこの交換留学に落ちたとしても、私費留学の手段もあるし、大学院留学の手段だってあるし、来年また挑戦してもいいし、大人になって社会人経験を積んでから留学に行くやり方もある。方法はいくらでもあります。
また交換留学準備に際して、大学生のうちから英語の資格のスコアを取ることや、自分の夢を深く見つめ直す経験は、就活にだって必ず役立つはずです。
失敗を含むすべての経験に、ポジティブな意味があると思います。
私は、この失敗を通して、これから幾つもこなすであろう社会人との面接で大事なことに気づけた上、なんなら交換留学に落ちた後、一回留学のことを全部忘れて、映像制作に集中した結果、大きなコンペでの上映作品に選出されるなんてことがありました。 今直近でやるべきこと、できることを明らかにし、一つづつ没頭してこなしていけば、振り返ってみれば、あっという間に、目標に近づけていた、みたいなものだと思います。
不安な気持ちは分かりますが、私みたいに頑固にならず、素直に周りの経験に富んだ大人の言うことを聞けば、絶対大丈夫です。 皆さんの成功を祈っています。