合格者の声

2023年度合格者からのメッセージ

Photo [MBA]
お名前:M.O.さん
合格校:University of Cambridge Judge Business School
合格校:University of Oxford Said Business School
合格校:National University of Singapore
入学校:University of Cambridge Judge Business School

1.留学を志したきっかけ

商社で色々な新規事業に関わった経験を通じ、かなり前からビジネスについて体系的に勉強し直したいという気持ちは持っていました。
自分が担当していた新規案件が出資後間もなくコロナ禍の影響もあり難曲を迎え、それまで百戦錬磨だと思っていた上司達が想定外の状況にあたふたする様子を見たのが決定打となり、特定の産業に依らない普遍的なビジネススキルを身につけておく重要性を痛感し留学を決心しました。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

自分の担当業界の変化が激しく、その変化を大企業ではなく新興企業がリードしている様子を目の当たりにし、単に座学でビジネスを学ぶのではなくアントレプレナーやスタートアップ・エコシステムの近くに実際に身を置きたいと考えた為。
特に、テクノロジーを使った新規事業に挑戦するエコシステムに興味があり、それらを体感するのには海外MBAが最適な環境と考えました。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

以下の観点で絞り込んでいきました。
・Top20校(結果的に落選したが社費派遣を狙っており、社費留学対象の条件)
・欧州またはMid-career program (社歴11年以上な為)
・英語圏(子女教育の観点)
・プログラム特色(アントレプレナー・テクノロジー・ソーシャルインパクト等を重視)

カウンセラーや社内のMBA保持者数人に話を聞いたところ、自分の年齢・プロファイルから(1)Stanford MSx Program, (2)MIT Sloan Fellows, (3)Cambridgeの3校はまず自然と候補に上がりました。
これら候補は全て1年制のプログラムでしたが、アルムナイの話を聞いていると1年制は相当忙しいのだと認識し、色々な経験ができる2年制プログラムの夢も捨てきれませんでした。とは言え米国2年制プログラムは年齢的にハードルが極めて高いと認識し、ダメ元で(4)MIT Sloanのみ追加しました(Sloan Fellowsとアプリケーションはほぼ同内容なので負担は少なかったです)。

ランキング上位・英国・2年制という条件から(5)LBSも候補に上がり、年齢的に厳しいかと思いアドミにCVを送って聞いてみたところ是非アプライして欲しいと返信あり出願を決意。なんとなく多様な学生が集まる総合大に憧れがありましたが、LBSは総合大ではない点以外の条件は完璧でした。
あとは欧州校の知名度及びソーシャルアントレプレナーシップという特色に惹かれ(6)Oxfordを追加。最後に、アジアに駐在中である事が有利に働くと考え安全ゾーンとして(7)NUSを追加しました。

合格したのはCambridge, Oxford, NUSの3校。結果的に私費留学となったので、学費・生活費の面で1年制の英国プログラムはちょうど良く、オックスブリッジの比較においてはテクノロジーに強いCambridgeを留学先とする事にしました。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

社費選考に応募する関係でRound1で勝負を決める事にしていました。出願準備全体を振り返ると、TOEFLとGMATのスコアメイクが順調にでき、Round1で出願するにあたっての理想的なスケジュールで進める事ができたと思います。

TOEFLとGMAT学習期間はコロナ禍で会食・出張が一切無く、毎日家で2時間、通勤等のスキマ時間で1時間、合計3時間を平日・休日ともに勉強時間に充てる事ができました。GMATのスコアメイクが終わったあたりから出張が入り始めてタイムマネジメントが難しくなり始め、かつ第二子も生まれて生活がバタバタし出したので、運の巡り合わせは大きかったと感じています。

2020年12月 MBA受験を決意。
2021年1月 AGOSのTOEFL総合パッケージ受講開始
2021年10月 TOEFLスコアメイク完了
2021年11月 GMAT対策開始。独学でMathを一通り終わらせる。
2022年1月 AGOSのGMAT Verbalコース受講開始
2022年4月 AGOSのカウンセラーパッケージ申し込み。学校調査やエッセイ準備開始。
2022年6月 GMATスコアメイク完了。学校調査・エッセイ準備本格化。
2022年9月- 順次出願開始。
2022年10月-11月 面接及び社費留学選考
2022年12月 合格校が出揃い、かつ社費留学に落選。Cambridgeへの留学を決断。

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について

TOEFLは地道な努力をいかにコツコツと諦めずに続けるかが勝負と思います。自分の場合はリスニングに苦労しましたが、AGOSの授業での指導に沿って毎日ひたすらシャドーイングをやっていました。シャドーイングは最初は辛いですが、毎日やっていると確かに英語の定着を感じられ少しずつ楽しくなってくる感覚もあり、こういう小さな進歩や喜びをモチベーションにできると良いと思います。

尚、結果的に自分はTOEFLで想定以上の高得点が出たのでCambridge・Oxfordの出願は問題になりませんでしたが、この2校はTOEFLの要求スコアが高いので、この2校に出願の可能性がある人は最初からIELTSを対策した方が良いのかもしれません。
自分は年齢等のプロファイルを考えるとこの2校は自然と候補に上がっていたはずだったので、本来であればIELTSで攻めるべきだったと振り返ります。

努力が比較的スコアに出やすい(じわじわと点数が伸びた)TOEFLと比べ、GMATは点数のボラティリティが大きく精神衛生上大変良くありませんでした。自分の場合はPrepではそこそこの点数が出ても本番で振るわないという事が続き、中山先生にアドバイスされてEAを受けたところ高得点が出て、そのノリで数日後にGMATを受けたら出願スコアが出た、という展開でした。
EAは難易度的に解きやすく、試験時間も短いので最後まで集中が維持できるので、EAで受験できる大学が少しでも候補に上がっている人はぜひ選択肢に入れておくと良いと思います。EAで高得点が取れた事で気持ちは相当楽になりました。

少なくとも自分の経験からは、GMATは基礎学力もさることながら本番の精神状態のコントロールや時間配分等の準備の要素も非常に大きいと感じており、そういう面でも色々な作戦・アイデアを収集されると良いと思います。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

TOEFL:10ヶ月
GMAT:8ヶ月

7.出願準備について

沢山のアルマナイの方からお話を伺いました。
アルマナイとのコーヒーチャット(今はほとんどの場合オンラインでしょうが)は最初はアポ取りに緊張しますがすぐに慣れますので、ともかく早く動き出すのが良いと思います。学校の特色・プログラムの内容・受験戦略など、カウンセラーからやネット上でも色々な情報が得られますがやはりアルマナイの情報の濃さとは比べものになりませんし、多くの方が親身になって私の状況に合わせてアドバイスして頂き、受験戦略上でも大きな影響がありました。

業務のスケジュールとMBA準備関連スケジュールを二重管理、かつ色々な時差を踏まえての予定調整が多い為に混乱しがちで、スケジュール調整関連で何回か失敗してアルマナイの方にご迷惑をおかけしてしまい、大変反省しています。

出願プロセスを通じて一番肝を冷やしたのは、サマータイムの関係で英国は10月と11月の時差が異なり、ある英国校のインタビューの時間を1時間勘違いしていた事にインタビュー直前に気づいた時でした。幸い大事には至りませんでした。。

エッセイ準備については、一番最初にボリュームの多いStanfordとCambridgeを仕上げたので、残りの学校はそのエッセイのネタを再利用する形で作業して効率的に進められたと思います。

8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント

TOEFL、GMATについてはAGOSでの学習が土台になりましたので大変感謝しております。トリッキーな戦術ではなく、あくまで基礎を大事にした指導要領でしたので、AGOSを信じて学習する事で十分な土台を作る事ができました。

カウンセラーについてもお世話になりました。数ある大学の中から受験校を選び、適切な受験戦略を立ててエッセイを用意するという作業は1人では難しく、いかに効率的かつ効果的に準備を進めていくかについて最善のルートを示して頂きました。

9.アゴスを選んだ理由

圧倒的な実績があり情報が集まっている事。TOEFLのスコアメイクで本番を受験する度に応援のメッセージがあり、海外駐在中で孤独に勉強していた身としてはこれが大変励みになり、その後のGMAT、カウンセラーもAGOSでお世話になる事にしました。

10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

残念ながらドリーム校が不合格だったので自分の体験が成功だったと胸を張って言える訳ではありませんが、できる努力を地道に続ける事で、自然と自分が行くべきスクールに辿り着くのだと思います。

自分は海外駐在中で孤独な受験でしたが、担当プロジェクトがコロナ禍の影響でひどい状況に陥り社内の人間関係も険悪になり仕事で嫌な思いをする日々が続く中、TOEFLやGMATの学習に打ち込む事で自分を保っていた側面もありました。
これは特殊なケースかと思いますが、やはり地道な努力を続けるにはモチベーションが必要で、うまくモチベーションを維持する環境を作る事ができるかが大事だと思います。

11.留学・留学後に向けての抱負

自分で決めた事ながら、いざ留学先を決めてみると新生活に対して色々な不安がよぎりますが、それはやはり自分が変化の少ない環境に慣れてしまっている事の裏返しだと感じています。一方で平穏な生活に退屈している自分がいて、変化やリスクを恐れて退屈な生活が平準値になってしまう事に対する強烈な恐怖も感じます。

MBAという機会を通じて自分の人生の刺激と家族の幸福をバランスをとりながらどうやって最大化できるかを考え、できる限りのオプションにチャレンジしてみたいと思います。

12.今後留学を目指す方へのメッセージ

自分はまだ留学のスタートラインに立ったところで偉そうな事は言えませんが、様々な挑戦をされている方々とMBA受験を通じて知り合う事ができ、こういった世界を知る事ができただけでも大変な財産だと感じています。是非受験仲間のネットワークを作り、お互い励まし合って、かつ刺激を受けあって受験を乗り切ってください。応援しています!

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