合格者の声

2025年度合格者からのメッセージ

Photo [UG]
お名前:森重 咲輝 さん
在籍校:東京都立武蔵高等学校
合格校:Purdue University
合格校:New York University
合格校:University of Washington
合格校:University of Florida
合格校:Florida State University
合格校:University of Pittsburgh
入学校:Purdue University
奨学金:JASSO学部学位取得型

1.留学を志したきっかけ

私は、高1~高2にかけて東京都のプログラムを利用してカナダの高校に留学していました。現地での経験が本当に楽しくて刺激的で忘れられず、帰国後、高2秋から海外大学受験を検討し始めました。
(実は、帰国前にUBCのキャンパスツアーに参加したのですが、そこで巨大なキャンパスと芝生に寝っ転がる学生たちを見て、漠然とした憧れを抱いていました。ただ、次の留学はカナダとは違う国で、と決めていました(笑))

2.なぜその進路にしようと思ったか

私は将来、日本の地方でコミュニティ主導の観光開発・運営に携わりたいと考えています。この夢の実現のために、観光マネジメントを学べる大学に行きたいと思っていました。アメリカが、民間主導の観光マネジメントにおいて先進的な国であること、観光が学問として確立している場所であることを知り、留学先はアメリカに決めました。

高2の夏休みに日本の大学のオープンキャンパスにも行きましたが、「自分の学びたい分野を、英語で、多文化に囲まれた環境の中で学ぶ」という条件に合う大学を日本で見つけられませんでした。これも、アメリカに行こうと思うようになった理由の一つでした。

3.留学先 / 志望校はどのように絞っていったか

志望校検討を進めていくうちに、観光マネジメントだけでなく、幅広く一般マネジメントも同時に学べるカリキュラムがある大学に行きたいと思うようになりました。また、大きなキャンパスでのカレッジライフに憧れていたので、総合大学に焦点を絞りました。加えて、奨学金との兼ね合いも考えて志望校を決める必要がありました。(例えば、受験大学は柳井財団や笹川財団のリスト校になっているか、JASSOの奨学金をもらえれば通えるくらいの学費か、大学から奨学金をもらえる可能性はあるのか、などです。)

各大学の合否が出てからは、奨学金の結果(JASSO合格、柳井・笹川は不合格)と照らし合わせながら最終的な留学先を決めました。JASSO奨学金のみで行ける大学候補であったPurdueとUFのどちらかにすることにしました。縁があり、現Purdue生の先輩にお話を聞けたことや、PurdueのAdmission Officerが東京まで来て対面イベントを開催してくれたことなどが決め手となり、最終的にはPurdue大学を選びました。

志望校検討の過程では、Agosのカウンセラーの方々に「最終的には縁のある大学に流れ着く」とアドバイスをもらっていましたが、進学先決定の時にこの言葉の意味がようやく分かった気がします。思い返せば、早期出願時(11月)、どんなトラブルにも迅速かつ丁寧に対応してくれたPurdueのAdmission teamには好印象を抱いていました。
そして、Purdueに通ってアメフトの試合に熱狂している自分や、落ち着いた郊外のキャンパスタウンでコミュニティ活動を楽しんでいる自分が想像できて、ここしかない!!となりました。合格校の中で、一番自分にあった大学を選べたと信じています。大学のレベルや知名度、学費、プログラム内容など、人それぞれ重要視する観点があると思いますが、最終的には、「その大学に通っている自分のことがどれだけ想像できるか」という観点がほんっっっっっとうに大事だなと感じています。

4.大学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

<とにかく情報戦の受験生活>
私は、ごく普通の都立高校に通っていたので、例年海外大学志望者がほとんどゼロという環境で米国大学受験に挑むこと自体、本当に大変でした。私も、家族も、学校の先生も、米国大学受験について何もわからない状態からのスタートだったので、とにかく情報収集には苦労しました。(インターネットの情報とAgosだけが頼りでした(涙))米国大学受験においては、学校の先生の協力が不可欠な場面が多くあります。そこで、いつまでに、誰に、何をやってもらう必要があるのかを把握したうえで、学校の先生に依頼する作業に関してはマニュアルを作成して、毎回お願いするようにしていました。

<求められるオールラウンダー気質>
高2の12月にAgosを見つけ出してから、ようやく受験準備を本格的に始めたので、あまり時間がありませんでした。学校の成績維持・TOEFL/SATのスコアメイク・課外活動・エッセイ・その他事務作業が一気に押し寄せてきて、キャパオーバーしてしまった時期もありました。特に、高校留学中1年間分の日本の勉強が抜けた状態で復学し、学校で良い成績を収めるのはなかなか大変でした。

<徹底したスケジュール管理>
恐ろしいことに、受験スケジュールの全体像がつかめないまま準備を始めてしまうと、あっというまに高3の夏が来てしまうんです。その時にはいくつかの奨学金応募がはじまっていたり。私のようにスタートが遅かった場合、尚更だと思います。特に、学校の友達とは異なるスケジュールで常に動いていなければいけないことが大変でした。理想のスケジュールより自分が遅れていたとしても、「あなた遅れているよ。急がないと間に合わないよ。」と指摘してくれる人は誰もいないので、本当に受験に間に合うのかと、いつも心配でした。秋の文化祭準備と早期大学出願準備が重なったときは鬼のようでした。高3でも学校行事にアツい高校に通っている方々は、学校の行事予定と照らし合わせながら1年の受験スケジュールを組んでおくことを、強く強くおススメします!!!

5.TOEFL/IELTS/SAT等テスト対策について

NYU合格を目指して受験準備を進める中、SAT 1500以上、TOEFFL 105以上という二つの目標を立てました。スコアメイクはなるべく自力で何とかしようという思いが強かったので、SATは完全自力対策、TOEFLはSpeakingとWritingのみ1講座ずつ受講、という形で臨みました。

<SATについて>
SATのReading&Writingセクションは、ある程度英語力がついてからでないと太刀打ちできないなという印象でした。高2の3月にSAT初受験をした際、私の英語力はTOEFL100でしたが、Grammarの問題もPoetryの問題もさっぱりわかりませんでした。そこから過去問集を多く解いてトレーニングしました。特にGrammarの問題はほとんど知識問題なので、必要な文法知識を頭に入れた後にスコアが伸びました。また、SATでしか出てこないような英単語も個別に暗記することが必要でした。

<TOEFLについて>
1年間の高校留学から帰国した際(高2夏)、TOEFLスコアは89でした。高2のうちに100をとることを目標に勉強し始めてわかったことは、TOEFLスコアはテクニックで伸ばせる部分があるということでした。もちろん素の英語力も必要ですが、TOEFLの形式に特化したトレーニングをしてこそ伸びる部分もあります。特にSpeakingとWritingに関しては、第三者による客観的な評価を受けないとスコアが伸びないだろうと思い、Agosでの受講を決めました。授業では、SpeakingやWritingセクションにおけるメモの取り方、Writingの定型フォーマットと発展のさせ方など、細かい点まで学びました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

<SATについて>
高2・3月 :1320 (R&W: 630 Math: 690)
高3・6月 :1390 (R&W: 610 Math: 780)
高3・8月 :1440 (R&W: 710 Math: 730)
高3・10月 :1450 (R&W: 660 Math: 790)
Superscore:1500 (R&W: 710 Math: 790)

<TOEFLについて>
高1・8月(留学前):69(R12 L20 S18 W19)
高2・8月(留学後):89(R25 L23 S22 W19)→受験後、本格的なTOEFL対策をはじめる(Agos受講も)
高2・3月 :100(R23 L30 S23 W24)
高3・12月 :107(R27 L30 S24 W26)

7.出願準備について

高2の3月からAgosでエッセイコンサルを受け始めました。まずは自己分析から始まり、日常での気づきやエッセイのネタになりそうなことを自己分析ノートに書き溜めていくようにしていました。エッセイコンサルは大体週1のペースで予約を入れ、それをペースメーカーに自己分析を前回よりも深めたり、エッセイを書き直したりしました。ただ、夏の奨学金応募時にはまだ自己分析が浅く、自分のやりたいことが明確に言語化できないまま提出してしまった気がします。
大学出願用で特に時間がかかったのはCommon Appエッセイです。同じ内容を題材に、違う観点から何度も書き直して納得のいくものに仕上げていきました。Common Appエッセイは、焦らずに題材選びからじっくりと行うことが肝心だったと思います。

8.アゴス講師 / カウンセラーへのコメント

エッセイコンサルの高橋先生には、本当にお世話になりました。丸1年間全力で指導してくださった先生には、感謝してもしきれません。エッセイの添削もさることながら、自己への気づきを与える質問をたくさん投げかけてくださり、「自分はどんな人間で何をしたいのか」ということに対して理解が深まりました。私が全40回対面でエッセイコンサルを受けた理由は「高橋先生と会ってお話がしたいから今日も渋谷まで行こう!!」と思わせてくれる素敵な先生が担当だったからです!

カウンセラーの田中さんと松永さんには、わからないことや相談事があるたびに何度も面談をして頂きました。何から何まで分からない状態で始まった私の受験生活をここまでサポートしてくださり、ありがとうございました!

9.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

すぐに折れない。粘ってみる。
→大学出願中のトラブルも、大学に問い合わせて交渉次第でどうにかなっちゃうこともあります。焦る前に、粘り強く行動し続けることが秘訣だと思います。

10.留学 / 進学に向けての抱負

絶対に最高の4年間にします。
学習面の充実はもちろん、カレッジライフを満喫して仲間をたくさん作り、いろんな経験を通して人として豊かになって帰ってこれたらいいなと思っています。

11.今後留学 / 進学を目指す方へのメッセージ

周りに海外大学進学を目指す同士がいなくて孤独を感じたら、こんなふうに考えてみてください。同じような境遇で何とか海外大学受験を乗り切った先輩たちがたくさんいる、と。そして、周りの国内進学を志望している友達も、大学進学という同じ目標に向かって頑張っている仲間です。大学の場所と受験方法が違うだけです(笑)
決してひとりきりではないので、Agosの人たちを沢山頼って自分が納得できるまで頑張ってください!応援しています。

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