LLM 2022年入学むけ入試の総括-2023 LLM入学を目指す方へのアドバイス-

本日は2021年度のLLM出願状況を振り返ってみたいと思います。本日は下記の2点に絞ってお話しいたします。

■ テストスコア追求の重要性 -最後まであきらめない姿勢の重要性-
まず、総体的に出願者のTOEFL/IELTSスコアに対する要求度合が高まった印象を受けました。一例として、TOEFL 102-103点、そしてスピーキングスコアが21から22点で合格ラインに達していると見込まれていたプログラムへ出願された方が、例年以上にウェイトリスト通知を受領していたと感じました。
この状況の中で、出願後も定期的にテスト受験を継続し、積極的にスコアの差し替えをアドミッション側へ依頼することでよい結果につながったケースもありました。出願後に再びテストを受験することは受験生にとって負荷がかかるものですが、できることに真摯に取り組むことで繰上合格を目指す最後まであきらめない姿勢も重要です。

■ 進学希望理由の具体化の重要性
LLM出願においては、出願者は”T-14”※と呼ばれるトップスクールグループの中で自分が高めたい法律領域の専門教育を提供するプログラムを選定していく傾向が強いため、トップスクールであるほど競争率が激化する傾向にあります。
そうした中で、自分と他者の差別化をどう図るためには、過去の学業/職務実績に加えて、パーソナルステートメントを通じて明確な進学希望理由を述べることが重要です。印象的な合格者の方の例として、オンライン学校説明会への参加にとどまらず、在校生、卒業生からの学校の様子を調査しすることで出願先のプログラムが自身の卒業後のキャリア形成に不可欠であることを説明することで、第一志望校の合格を勝ち取られていました。一方で、上位校へ合格した方がランキングでは下の学校に不合格やウェイトリスト通知を受領するケースもありました。

入学審査においては出願者のキャリアバックグランドに対する評価に違いがあること、そして教授陣の意見も反映し同じ学年のクラスを編成する上での他の出願者のバックグラウンドを考慮していることが読み取れます。だからこそ、一人ひとりにとっても明確な出願理由を伝えることが重要なのです。

本日の解説は一例であり、異なるバックグラウンドを持つ出願者の数だけ出願事例は存在します。各自の状況にあわせた出願準備を行うことが重要です。

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※T-14について
https://en.wikipedia.org/wiki/Law_school_rankings_in_the_United_States

Eiki Satori