アジアMBA各校 日本人進学数(2020年版)

長年にわたり、「アジアMBA夏祭り」を共催させていただいているアジア留学協会の方から「主要アジアMBA各校 日本人進学数」2020年の調査結果を共有いただきました。
さらに2020年入学者の調査おに加えて、アジアMBA各校 日本人進学数(Full-time)の推移調査についても公開されております。

・日本人進学数は全体的に例年より少なめ
新型コロナウィルスの影響が出ているためか、アジアMBA全体への日本人進学数は例年より少な目です。ただし、この傾向はアジアMBAだけではなく、
全体のMBAプログラムと共通する傾向です。こちらは一過性の傾向であるので、この点は留意ください。

・年々高まるアジアMBAプログラムへの日本人進学者の増加
2011年以降の約10年にわたる日本人進学者の推移をみると、各学校により個人差はあるものの多く学校で進学者の増加がみられます。

詳細はこちら
https://asia-study.org/mba/japanese2020/

注目されているアジアMBAについて情報収集!
アジア留学協会のwebには多くのアジアMBA留学情報が満載です。ぜひアクセスしてみてください
https://asia-study.org/

Chizuko Okada

2020-2021 Columbia LLM 出願締め切り日変更 Early review option の設定を行わない方針

Columbia LLMの出願締切のポリシーの変更が発表されました。コロナウィルスの影響を受けての変更とみられます。

以前に設定されていたEarly review option の設定を行わずに、Regular roundのみの締め切りの設定に変更

The application for the 2021-2022 LL.M. Program is now available, and the deadline to submit an application is December 18, 2020.

出願結果についてのregular roundとして以下の日程での発表予定となります
Admission decisions for the 2021-2022 LL.M. Program will be sent by mid-March.

当校で直接大学のアドミッションに問い合わせを行った際の学校の回答を記します。

Thank you for your email. Due to the unique structure of this year’s program, there will not be an early review option for applicants to the 2021-2022 LL.M. Program. Instead, all admission decisions will be sent by March 15. There is no advantage to submitting applications early, other than giving LSAC more time for document processing.

最新情報は常に学校の公式websiteでご確認ください
https://www.law.columbia.edu/admissions/graduate-admissions/llm/application-process

Eiki Satori

「主要アジアMBA12校新型コロナウイルスへの対応状況」MBAオフィスへのアンケート結果

過去8年、アジア夏祭りを共同で開催している「アジア留学協会」の方から貴重な情報をシェアいただきました。調査サマリーに加えて、各校からの回答の詳細も確認することが可能です。

2021年MBA留学を目指している皆さんへ

以下コメントにもありますが、コロナウィルスの影響でテストスコアの受験が困難であるなど、各自の出願準備状況で学校に伝えた方がよい状況がある場合には、どうぞ積極的にアドミッションオフィスにコンタクトを取りましょう。

 

「主要アジアMBA各校新型コロナウイルスへの対応状況」アンケート結果

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、留学中またはこれから留学を予定している方々にも大きな影響が出ています。アジア留学協会では、アジアMBA各校の新型コロナウイルスへの対応状況を調査することで、留学検討者の過度な不安を払拭し、状況を正確に把握し受験準備に臨めるよう主要アジアMBAトップスクール12校に対してアンケート調査を実施しました。

調査サマリー

12校中3校が新学期(2020年度)の開始時期を延期

多くの学校は通常通り新学期をスタートさせる中、シンガポール国立大学、香港大学、CEIBSの3校は開始時期を延期。中でも、シンガポール国立大学は2020年度プログラム開始を5カ月延ばし、2021年1月スタートとしています。CEIBSは10月中旬にスタートを延期していますが、その前の8月中旬~10月中旬はNon-Creditの授業やアクティビティを実施しており、学生はキャンパス入りし活動を行っています。香港大学は8月初旬から9月中旬へ若干の延期となっています。

中国大陸以外、シンガポール・香港・台湾の学校は留学生もキャンパス入り

中国大陸では新型コロナウイルス(COVID-19)に係る入国制限が行われており、海外にいる留学生が入国できない状態です(※)。このような状況下で、CEIBSでは海外にいる留学生はチューリッヒ(スイス)キャンパス入りし、上海キャンパスとデュアルキャンパスでオフラインの授業を行っています。(※)2020年9月末時点

授業はハイブリッド方式、なるべく早く通常の対面方式への移行を目指す

全ての学校でオンライン/オフラインのハイブリッド方式で授業を開始しています。留学生含め学生がキャンパス入りできている学校でも、クラス内の人数制限・マスク着用など安全対策を講じ、来校を希望しない学生にはオンライン授業の参加を認めるなど、現時点ではオンライン/オフラインを併用して授業を運営しています。

しかし多くの学校では状況が改善し、全ての学生がキャンパス入りし、従来と同じ環境で授業が受けられるようになり次第、通常の対面方式への移行を目指しています。

来年度の出願・選考に大きな影響はなし。フレキシブルな出願対応も

12校中7校が来年度の出願・選考について新型コロナウイルス(COVID-19) による「影響なし」と回答しています。一部、CEIBS、香港科技大学では、例年より柔軟な出願対応を行うと表明しており、テストスコアが揃っていない状態での出願、代替・追加のAdmission Testの受付など、ケースバイケースで認められる可能性があります。また、シンガポール経営大学では語学力の評価は、Admission Testのスコアとインタビューを重視するとしています。

Chizuko Okada

MIT Sloan 2020-2021出願においてGMAT/GRE の提出をoptionalに変更

US Top MBAプログラムの中で、2020-2021の出願において、MIT Sloanが初めてGMAT/GRE の提出をoptionalに変更する方針が発表されました。

但し、テストスコアを提出する/しない、どちらが出願戦略において有効であるかは、個人の状況によって多く異なります。以下をよく読んでいただき、自分なりの戦略を立てることを強くお勧めいたします。

2020-2021 MBA出願戦略及び書類作成のコツを知る
9月23日 (水) 19:30 – 21:00
【ウェビナー】MBA出願エッセイ作成セミナー

MIT Sloan admissionより

Standardized tests, such as GMAT, GRE, EA, TOEFL, IELTS, are a component of the application process and play an important role in our holistic evaluation process. However, in view of challenges brought about by the coronavirus pandemic, we will allow candidates for the 2020-21 admission cycle to submit their application without the test and review their submitted material as is and without negative inferences. If admitted, candidates will not be required to take a test.

Additionally, applicants are welcome to submit other pieces of evidence, such as expired test scores (GMAT, GRE, EA, etc.); MITx MicroMasters, CORe, edX, MBAMath, or any other non-degree coursework completed; or certifications earned such as CPA, ACCA, CFA, etc; all of which may assist the Admissions Committee in its evaluation process.

https://mitsloan.mit.edu/mba/admissions/how-to-apply

以下Admissionの方針についてもよくお読みください。

We are looking for individuals who demonstrate:

-Leadership and an ability to inspire others
-A collaborative spirit and focus on community
-Intellectual curiosity and analytical strength
-Creativity to generate new solutions to existing challenges
-Growth in both professional and personal endeavors

We seek applicants with exceptional intellectual abilities and the drive and determination to put their stamp on the world. We welcome people who are independent, authentic, and fearlessly creative — true doers. We want people who can redefine solutions to conventional problems, and strive to preempt unconventional dilemmas with inventive ideas. We demand integrity and respect passion.

https://mitsloan.mit.edu/mba#admissions

Chizuko Okada

Virtual information sessionの活用方法-合格につながる活用方法とは-

夏は多くの学校の説明会が開催される時期です。
MBAプログラム合格にむけて必ず質問される why MBA? why this program? why you? に適切に回答するためには学校調査が欠かせません。

Covid-19の影響を受けて、どの学校もオンラインでの学校説明会に変化しています。今回はこのオンラインの学校説明会の活用方法をお伝えします。

■イベントの種類について

オンラインで開催されるイベントには大きく分けて以下の5種類です。目的に応じて使い分けることが重要です。

①一般的なプログラム説明
②特定のトピックに絞ったプログラム説明
③クラスビジット
④在校生とのカジュアルチャット(Q&A)
⑤入学審査官とのQ&A

①一般的なプログラム説明
プログラム内容、入試情報の概要の説明と参加者からのオンライン上でのQ&Aに回答が得られるものです

②特定のトピックに絞ったプログラム説明
特定の産業へのキャリアに興味がある方むけ、クラス以外のクラブ活動にフォーカスしたもの、特定のグループ(地域性や性別など)
など、学校によって実に様々なものが提供されます。
パネリスト(在校生や卒業生など)が登壇し、自身の経験を共有いただける場合が多いです。

①②については、過去の実施セッションをrecorded sessionをwebsite上で公開しているおり、いつでもアクセスできるように
してある学校も多くあります。特に時差を気にして参加しなくていけない留学生にとってはうれしい情報です。以下に主だったプログラムのリンク先を記します。
主なTop MBA プログラム コロナウィルスへの対応方法 -学校説明会運営状況-はこちら

③クラスビジット
オンライン上でクラス見学、もしくは、模擬授業を経験することが可能です。

④在校生とのカジュアルチャット(Q&A)
⑤入学審査官とのQ&A もしくは One to One Consultation

こちらは少人数制での開催がほとんどです。

■オンラインイベントのメリット/デメリット

メリット:
参加しやすい。さらにイベントの開催頻度が高いので時差さえコントロールできれば調整しやすい。これまで特にクラス参加などは、オンキャンパスでないと難しいことも多かったのですが、バーチャルワールドではどなたでもオンラインであればアクセス可能となり、イベントへの参加へのハードルは各段に下がりました

デメリット:
イベントのパネリストや参加者同士の交流機会がオンライン開催の中で限定されるため、受け身になりがちです。「合格レベルにつながる情報収集」には努力と工夫をしないと合格への可能性を高めることが難しい状況に陥ります。

■事前準備の重要性

上述のそれぞれのイベントの特性を理解した上で、みなさんの目的に応じてイベントを使い分けること、そして、入念な事前準備とイベント参加後のフォローを行うことが重要です。この活動により、「合格レベルにつながる情報収集」への成功の可否が分かれます。

■少人数制イベントでは、あなたのことを理解してもらうことが参加目的であることを意識する!

④在校生とのカジュアルチャット(Q&A)
⑤入学審査官とのQ&A もしくは One to One Consultation

これらのイベントは、「少人数」で開催されます。参加者は、1人から数人単位で実施されることが殆どです。少人数である分だけ、予約が埋まりやすくなります。そして、こちらのイベントでは、参加者の積極性が求められます。なぜならこのイベントの目的は、あなたのことを在校生/卒業生/入学審査官に印象づけることだからです。

このイベントで最低限準備すべき事項を記します。

A.ビジネス上での自己紹介
B.具体的な質問の準備
C.今後のコミュニケーション方法の確認

A.ビジネス上での自己紹介-相手に自分を正しく理解してもらう/相手を理解する準備が重要-

特定の学校のミーティングルームに入室すると、他参加者とパネリストと交流ができるようになります。簡潔に自分のプロフェッショナルバックグラウンドと今回のQ&Aセッション参加の目的を述べることはマナーの1つです。

また、予めパネリストのバックグラウンドが分かっている場合には、相手を事前に理解することも重要です。学校関係者でしたら、MBAプログラムのwebsiteにベーシックな情報は掲載されていますし、在校生や卒業生であればlinkedin などビジネス上のSNSに簡単にアクセスすることが出来ます。

相手に自分を正しく理解してもらう/相手を理解する準備が、イベントの中で参加者やパネリストとの適切なコミュニケーションに繋がります。

B.具体的な質問の準備

このイベントの目的は、「聞きたいことを聞くこと」にあります。他の参加者の質問から新たな気づきを得られることも、もちろん重要ですが、あなたの質問が他の参加者に同じように新たな気づきを与えることにも貢献すべきです。そして何よりも、その質問により得られる情報があなたのプログラムへの合格の可能性に影響を与えることを忘れないでください。

イベント参加の目的は、入試のプロセスにおいて、出願先プログラムへの興味を伝える上で必要な情報収集、特に、あなたがそのプログラムで起こすことができる違い(貢献)を明確にすることです。さらに、パネリストとのコミュニケーションを重ねていくことは、出願プロセスの中の1つであるインタビューの事前練習であるともとらえることが出来ます。

例:クラスの実際の様子をしりたいのであれば、興味あるクラスの事前リサーチを行っておきましょう

各学校のカリキュラム、クラスシラバスに目を通し、興味あるコースのリストアップとその中で知りたいことの整理が必要です。
その際の情報源としては、各学校の公式サイトだけではなく、student blogや日本人在校生による非公式にアクセスすると実際の受講者の経験談、感想などを得ることができます。詳細はMBA 効果的な学校説明会の活用方法をご覧ください。

チェックポイント:
あなたのその質問は、あなたの出願者としての魅力を高めることにつながるか?(プログラムへの貢献をつたえることにつながるか?)常にこの意識を持って臨むことが重要です。

C.今後のコミュニケーション方法の確認

イベント後も皆さんに有益な情報提供をしてくれるサポーターを探す事も意識ください。イベントで出会った方の氏名/卒業年度/業界や職種/連絡先のメモを必ず取るようにしましょう。限られた時間、かつ他の参加者もいる中で、質問しきれなかったこと、もしくは、イベント後に新たなに思い付いた質問に追加で回答いただける方を探すことはとても重要です。

ビジネスマナーとして、イベント参加後、連絡先を交換できた方には、簡潔にお礼とイベントを通じて具体的な志望動機が高まったことを伝えておくことも忘れないように。

2021年の入学を目指す皆さんにとっては夏は志望校リサーチの山場です。準備項目がぐっと増えてくる時期でもあります。どうぞ時間を有効活用くださいね

Chizuko Okada

大学院留学希望者対象 奨学金対策セミナーダイジェスト

4/25大学院留学希望者対象 奨学金対策セミナーを開催いたしました。
webinarでの開催となり、約100名の方にご参加いただき、皆さんの奨学金に対しての関心の高さを強く感じました。ご参加いただきました皆さん、誠にありがとうございました。

本日はセミナーのダイジェストをお伝えいたします。正しく奨学金応募のコツを知り、準備をおすすめください。本気で奨学金獲得を目指す皆さんを応援します!

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1:奨学金獲得のメリットを多角的に理解する
2:奨学金財団があなたに求めることを理解する
3:応募書類作成のコツ
4:大学院出願準備とのバランスのとり方
5:国内奨学金のリサーチの進め方
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1:奨学金獲得のメリットを多角的に理解する

資金提供だけではないメリットを意識する!

それは、他奨学生や奨学生OBとのネットワークを得られることです。これは、皆さんが大学院留学時に進めていく研究/学習を進めるうえで、同志との出会い、もしくは専門が全く異なる研究者/専門家との交流から新しい研究/学びの機会を得ることにもつながります。そして、このネットワークのメリットを理解することが、奨学金獲得に重要な戦略になります。

続きはこちら
https://www.agos.co.jp/blog/consulting/2020/04/22/scholarship-strategies/

2:奨学金財団があなたに求めることを理解する

各奨学金財団には明確なその活動ミッションが存在します。そしてそのミッションを達成するために現役の大学院生、卒業生との交流機会を提供し、互いの研究の発展を支援することは奨学金財団の重要な活動の1つです。

各奨学金財団の奨学生同士のコミュニティを十分に理解し、その一員になるために、審査官はあなたに何を求めるているのかを分析することから奨学金対策が始まります。

フルブライト奨学金を一例として解説します。以下のリンクから、審査官がフルブライトコミュニティの一員として、あなたの研究が研究者からなるそのコミュニティにポジティブなインパクトを与えることを強く期待していることが理解できるはずです。

-フルブライト奨学金のミッションについて
学術交流を通じた日米の相互理解を促進という明確なミッションが述べられています。
https://www.fulbright.jp/scholarship/application/briefing.html

-フルブライターの方の留学体験談
https://www.fulbright.jp/scholarship/story/index.html

-フルブライターとしての参加プログラム例
https://www.fulbright.jp/scholarship/feature.html

-フルブライターリスト:各フルブライターの研究テーマ
https://www.fulbright.jp/scholarship/grantee.html

3:応募書類作成のコツ

審査過程において、各奨学金財団の求める人材像を応募書類を通じて読み取ろうとします。書類の課題の意図を正しく理解した書類作成が重要です。

フルブライト奨学金を一例として解説します。※最新情報はフルブライト事務局からの書類でご確認ください

Past-Present-Futureを意識した一貫性のある書類作成が重要

Study Objectiveは、大学院での研究プランを記すことが求められており、あなたのFutureを具体化することが求められています。この書類は、審査において最も重要な書類です。十分に研究テーマ、その研究のアプローチに必要なリサーチを行い、具体的な研究内容/研究プランを示すことを意識ください。

Study Objective(研究計画書)(英語)
Write a clear and detailed description of your study objectives, giving your reasons for Wanting to pursue them. Please include or attach a bibliography. Be specific about your major field and your specialized interests within this field. Describe the kind of program you expect to undertake, and explain how your study plan fits in with your previous training and your future objectives. This statement is an essential part of your application.

-何を研究するのか?どのプログラムで学ぶプランがあるか?
-なぜその研究を進めることが重要なのか?(何を解決するのか/明らかにするのか?)
-具体的な研究プラン(USで学ぶことが研究を進める上でなぜ必要か?)
-その研究の発展が、フルブライトのミッションに沿っているか?
-その研究を進められるだけの十分な能力や知識を持ち合わせているか?

Personal statementでは、Study Objectiveで述べる大学院での研究を設定したこれまでの経緯について述べることが求められています。つまり、あなたのPast-Presentを述べていくことです。そして、Personal statementという名前の通り、あなた自身のことについてをストーリーとして描くことが必要です。

Personal statement(英語/日本語)
This personal statement should be a narrative statement describing how you have achieved your current goals. It should not be a mere listing of facts. It should include information about your education, practical experience, special interests, and career plans. Describe any significant factors that have influenced your educational or professional development. Comment on the number of years of practical experience already completed in the field in which academic work will be done in the U.S. Do not mention specific U.S. universities at which you would like to study.

-今のあなたの考え方に影響を与えた過去の経験とは何か?そこから得たパッションは何?
-研究テーマを設定するにいたったあなたの重要な経験とは?
-今回の大学院での研究を進めた後(卒業後)のあなたのキャリアパスは?

続きはこちら
https://www.vinceprep.com/videos/fulbright

4:大学院出願準備とのバランスのとり方 効果的な準備プラン

奨学金の合格を勝ち取ることは確かに簡単な事ではありません。特に支給額の高い奨学金の応募倍率は高まる傾向にあります。十分な時間をかけて準備をすることが奨学金獲得には必須事項です。一方で、奨学金対策を正しく行うことができると、奨学金獲得だけではなく、その後の大学院出願においても有利に進めることができます。それは、奨学金応募書類と大学院出願出願のプロセスに親和性があるからです。

フルブライトの予備審査の結果を待ってからの書類作成では遅い!
予備審査を通過することを前提に書類審査の準備の早期開始が重要です。なぜなら、フルブライトの応募書類作成は大学院出願アプリケーション作成と同じだけのワークロードが必要であり、膨大な時間を要するからです。5月から本格的な書類準備開始が欠かせません。

セミナーに登壇いただいた、奨学金を勝ち取った方の体験談の抜粋を記します。

-5月から毎日文献リサーチの時間をとり、研究テーマ選定に1カ月をかけた。より説得力のある研究テーマを設定するためには十分な調査が重要。このおかげで、フルブライト奨学金面接の際に、審査官から「面白い研究テーマだ」と評価され、インタビュープロセスがとても順調に進んだ。なぜなら答えられない質問がなかったからだ
-しかし、その研究テーマを誰が見ても分かりやすく文章で説明するには何度も文章の推敲を要した。18回目の改訂でやっと自分の中でロジックのはっきりした文章になったと感じた。アゴスでのコンサルティングの前は、かなり時間をかけて(徹夜で)文章の推敲作業を繰り返した。そして、この書類が他奨学金の応募書類や大学院出願書類のベースとなった。
-応募書類作成の過程の中で、伝えたいことだけを盛り込むことが正しいアプローチではないことに気づいた。審査官が読み取ろうとしている趣旨を理解し、エッセイの質問に効果的に落とし込む事が重要であることを学んだ。このプロセスを乗り切るためには時間をかけることが重要

大学院奨学金獲得を目指す方へ 合格を勝ち取るための準備プランについて
https://www.agos.co.jp/blog/consulting/2019/03/26/application-planning/

5月末日本人対象フルブライト奨学生応募書類作成チェックポイント よくある質問①②
https://www.agos.co.jp/blog/consulting/2019/05/22/fulbrightscholarship_advice2/
https://www.agos.co.jp/blog/consulting/2019/05/17/fulbrightscholarship_advice1/

5:国内奨学金のリサーチの進め方

応募可能な奨学金を探すことから、奨学金対策がスタートします。早急にリサーチを開始しましょう

大学院奨学金獲得を目指す方へ 主な奨学金リサーチ方法のご案内
https://www.agos.co.jp/blog/consulting/2019/03/21/scholarship/

Chizuko Okada

LL.M 出願校の選択:その① プログラムに求めるものの整理

本日は出願校の選択の具体的な方法についてのアドバイスです。
Columbia University LL.M Programを例にとって説明します。

サイトから抜粋
https://www.law.columbia.edu/admissions/graduate-legal-studies/llm-program
From working on a law journal or with faculty on research, to participating in pro bono projects or student organizations—the possibilities for learning, networking, and growing professionally at Columbia Law School are extraordinary. We offer unparalleled opportunities for experiential learning through our clinics, externships, and skills-based courses, such as the ever-popular Deals and Negotiation workshops. In addition, our centers and programs enrich our students’ education through daily lectures, roundtable discussions, and conferences, and also serve as catalysts for scholarly work and student involvement on issues and activities in the law.
As a Columbia LL.M. student, you become part of one of the world’s preeminent universities, and are invited to take courses in other schools—such as Columbia Business School and the School of International and Public Affairs—making the LL.M. a truly interdisciplinary degree.
For an inside look into the Columbia LL.M. Program, visit the Graduate Legal Studies blog, The Columbia LL.M. Experience.

上記のポイントをまとめると以下になります。
1. Law Journalへの関与
2. Facultyのバックグランド
3. Pro Bono Projectへの参加
4. 学生団体(Student Organization)
5. Clinics
6. Externship
7. Workshop (例:Deals and Negotiation)
8. Centers and Programs (研究所や特別プログラム)
9. 他大学院からの授業履修(例:Business School, School of International and Public Affairs)
10. 専門分野(科目)

こういった項目から自分にとって優先度が高いものを選定することが志望校選定の第一歩となります。たとえば、10の専門分野(科目)を軸に学校選択作業を進める際は、在籍期間中に履修したい科目をリストアップすることです。

各科目のシラバス内容は以下から確認できます。
https://www.law.columbia.edu/courses/search

学校調査の方法の詳細を知りたい方は、ぜひLLM出願エッセイ作成セミナーにお越しください。学校調査の方法と、それらの情報をどう書類に盛り込んでいくかを解説いたします。

上記セミナー参加後は、個々の状況に応じてアドバイスを差し上げるLLM出願戦略コンサルティング 個別クイックアドバイスをお受けください。一人一人の状況にあわせた出願戦略をアドバイスをいたします。

次回はカリキュラムリサーチについて具体的に解説していく予定です。

Eiki Satori

The MBA Reality Check①/課外活動実績はMBAの審査においてどう見られるのか?

アゴスの出願戦略コンサルティングでは、受講生の方のバックグラウンドを確認させていただくことから始まります。その中では、必ず、学歴、職歴に加えて、課外活動の状況も確認させていただきます。

本日は、この初回のコンサルティングで、皆さんからよくお受けする質問に対してのアドバイスを記します。

課外活動実績は、MBAの出願書類の中でもResume(経歴書)や、オンラインアプリケーションを通じて、必ず質問される項目の1つです。ここから一体何を審査されるのでしょうか?

そのためには、まず、入学審査の目的を理解することが重要です。入学審査の目的は、端的に述べると、「MBAコミュニティに貢献できる人材であるかどうか?そして卒業後もそのコミュニティを活性化できる存在であるか?」です。この考え方と課外活動実績はどうつながるのでしょうか?

例えば、2年制のMBAプログラムでの生活をイメージしてみましょう。
在学中、学生は、勉強やインターンなど仕事に直結するスキルを伸ばす機会の他に、クラブ活動や卒業生との交流など課外活動においてリーダーシップを発揮することを期待されます。

学生の国籍、産業、職種、考え方の違いなど、多様性に富んだMBAコミュニティにおいて、学生の一人ひとりの活躍が、そのコミュニティの結束を高め、卒業後の繋がるネットワーク形成に大きな影響を与えます。だからこそ、入学審査において、課外活動への取組み姿勢も審査要素の1つになるのです。

そして、どのような活動に関わった(何に関わった)/どう関わった(マネジメントに関連したことにコミットしているか)の両方を意識したアピールが重要です。なぜならリーダーを育成することがMBAプログラムのミッションの1つだからです。

さらに、MBAの入学審査のアプローチについての理解を深めることも重要です。holistic review processにおいては、各項目に対して厳格な粗点が与えられる審査ではなく、出願者の強みにフォーカスをした審査を重視しています。詳細はMBA入学審査の考え方 A Holistic MBA Application Evaluationで解説しています

課外活動実績があるだけではなく、その活動実績から何をアピールしたいのか?を考えることも重要です。例えば、以下のような状況である場合、あなたであればどう対応しますか?

大手企業に勤務。職歴3年
これまでは先輩や上司のサポート業務がメインであったが、最近小さなプロジェクトのマネジメントを担当するようになった。チーム内に後輩はまだいない
大学時代は体育会のクラブ活動に積極的に関わっていたが、仕事を始めてからは忙しく、課外活動実績と言えるものは特にない

1. 大学時代に所属していたクラブ活動にOBとして参加し、学生コーチに関わる もしくはOB会の活動を開始する
2. 会社のCSR活動に参加し、地域の清掃活動に参加する
3. 社内で要求されている資格取得のための勉強会を、社内の同期とともに開催する
4. 課外活動実績を積むことよりも、TOEFL/GMAT学習に専念する

2020年MBA留学を目指す方で、課外活動実績も含め、自身のバックグラウンドの確認とその後の戦略アドバイスをご希望の方は、MBA出願戦略コンサルティング 個別クイックアドバイスをご利用ください。

Chizuko Okada

5/31締切 2020年度日本人対象フルブライト奨学生応募書類作成チェックポイント② よくある質問

本日は、過去に受講生の方から頂いたよくある質問に対してのアドバイスです。
皆さんの書類作成のお役に立てばうれしいです。

併せてご確認ください。
5/31締切 2020年度日本人対象フルブライト奨学生応募書類作成チェックポイント①

PROPOSED FIELD OF STUDY 27.Brief summary of project について

Q:
私はMBAのようなprofessional schoolのプログラム応募を検討しており、学術的な大学院プログラムではないので、研究テーマを設定することができません。

A:
USで学びたいことには個人差があります。より実践的な学びの機会としてUS MBA留学を検討されているのであれば、実践的な研究テーマの設定が必要です。それは、以下がフルブライト・プログラムの趣旨であるからです。

フルブライト・プログラムは、奨学生に対してそれぞれの専門分野の研究を進めるための財政的援助を行うとともに、何らかの形で日米の相互理解に貢献できるリーダーを養成することを目的としています。従ってフルブライト奨学生は各自の研究活動を行うだけでなく、それぞれの留学先や地域社会・文化等の様々な活動に積極的に参加することで両国に対するより一層の知見を広める事が期待されています。また、帰国後も同窓生として専門性の高い職業あるいは私的な活動を通して、直接的・間接的に日米関係の向上に貢献することが期待されます。

研究テーマ設定の際のポイント
-あなたがUSで学ぶ必要性は何でしょうか?それは基本的な知識やスキル習得だけではなく、それらを活用して、興味がある事例を自ら調査することが必要になるからだと思います。研究とは、文献を調査することだけを指すわけではありません。そして、その実践的な研究を進めるうえで、フルブライト・プログラムはあなたをどう助けてくれますか?
-あなたがUSで学んだことは、日本に帰国後、ビジネスを通じてどのように社会に貢献できますか?フルブライト・プログラムは、USで学ぶ機会を通じて、あなた個人のビジネス知識やスキルアップだけではなく、例えば、日本でまだ普及していないビジネスの考え方を日本に持ち帰り、新しいビジネスモデルを普及させたいなど、日米の発展に貢献することを求めています。

過去のフルブライト奨学生の研究テーマは以下で確認することができます
https://www.fulbright.jp/scholarship/grantee.html

また、フルブライト・プログラムの理解を深めるために、多くの情報が発信されています。これらをリサーチすることが、フルブライトコミュニティを知り、奨学生として何が求められているのかの理解に繋がります。
https://www.fulbright.jp/scholarship/link.html

Chizuk Okada

5/31締切 2020年度日本人対象フルブライト奨学生応募書類作成チェックポイント①


2020年度日本人対象フルブライト奨学生オンライン登録締切日の締め切りが5/31と迫ってきました。
https://www.fulbright.jp/scholarship/index.html

5月の連休明けから、フルブライト奨学金の問い合わせがぐっと増えてきました。本日はオンライン登録書類作成のチェックポイントを記します。
皆さんの書類作成のお役に立てれば幸いです。

①自分の留学形態に適したプログラムを選択すること
2020年度日本人対象フルブライト奨学金プログラムは5種類あります。

②オンライン登録はお早めに
締切間際はアクセスが混み合うことが予想されます。

③研究テーマを十分にリサーチしてから文章を作成すること
オンライン登録で記した内容は、その後の7/31締切の応募書類とつながっています。十分に時間をかけて研究テーマを選定すること、そして、その研究テーマを分かりやすく、かつ、問いに正しく回答することを意識ください。

登録内容は以下です。
https://www.fulbright.jp/tok/ful/

27.Brief summary of project
一定期間の大学院の研究で実現可能な研究テーマが設定されているか?
抽象度の高い研究テーマを設定すると、とても1-2年の大学院プログラムの中で達成できない(非現実的な)研究テーマを設定したとみなされます。

28.Background/Feasibility/あなたがその研究を実施できるという証明
あなたの、これまでの研究/職業経験から、具体的に身に着けた専門知識やスキルを実績を添えて述べましょう。

30.Justification for the proposal/なぜUSの大学院で学ぶ必要があるのか?
USのX分野の研究は、世界で最も古くからおこなわれており・・・という一般論ではなく、あなたの研究テーマに合わせた具体的な主張が必要です。

26.Project Area
フルブライト奨学金の趣旨を理解し、どの分野で応募するか、その理由を29で説明します。

④提出前のチェックポイント

文字数制限を正しく理解する
“hankaku” characters including spacesとは、単語数(words)ではなく、文字数です(スペースを含みます)。簡潔に問いに分かりやすく回答することを意識ください。

そして最後に最も重要なことを記します。

オンライン登録は、申請プロセスの通過点にしかすぎません。7/31の出願書類を意識した準備が何よりも重要です。
オンライン登録が終わったからリサーチをやめるのではなく、ご自身の納得のいく研究テーマと研究プラン練りが重要です。そして、フルブライトのミッションへの理解を深めることもどうぞお忘れなく。

アゴス・ジャパンではフルブライト奨学金申請を含む、奨学金申請のサポートをしております。ご質問がある方はどうぞお早目にお問い合わせください。

次回は皆さんからよく受ける質問例をもとに、アドバイスを行います。
Chizuko Okada