2022年入学用Harvard LLM Program出願締切発表!

Harvard Law Schoolが、2022年入学用の出願締め切り日を発表しました。
https://hls.harvard.edu/dept/graduate-program/llm-application-deadlines-and-materials/

2021年12月1日 (at 11:59pm アメリカ・東部時間) テストスコアを含めた出願書類の提出期限厳守です。

Application Materials

Online application form
CV/Resume
Personal statement, parts (A) and (B)
Transcript(s) (including diplomas for all degrees that have been received)
Recommendations (at least two)
Official TOEFL report (if applicable: please note that we do not accept MyBest™Score reports)
Financial Aid application (if applicable)
Application fee of US$85

HLSへの出願を視野に入れている方は、12月1日の出願締切から逆算して①学校へのスコア通知のタイミングも睨んだ上でのTOEFLの最終受験日の確認②出願書類作成スケジュール(CV/Resume, Personal statement, Recommendation letters)、大学以降の成績証明書の手配のタイミングの確認が必要です。他校と異なりHLS はLaw School Admissions Council (LSAC)の出願書類提出サービスを経由せず、独自のon-line application から出願が必要です。

【Zoomにて開催】2022年トップLLM入学希望者対象  出願戦略コンサルティング個別クイックアドバイス~5月の出願戦略について~

https://www.agos.co.jp/onlineservices/modules/eventreservation/index.php?op=view&eid=8056

Eiki Satori

LLM合格にむけて TOEFLそれともIELTS? 合格に必要なスコアの考え方

4月に入り、2022年入学を目指すアプリカントからの相談も増えております。この時期最も多い相談内容は、”出願書類を提出するまでのプロセス”です。本日から数回に渡り、この点をお話したいと思います。

TOEFLそれともIELTS?

アメリカのLLMプログラムではIELTSの点数を審査に採用しないケースもあり、出願に際しては多くのアプリカントがTOEFLを選択します。両方のスコアを採用する場合にも、各校で各テストの要求スコアについて記載されていることもあります。

★ New York Universityの例
IELTS :総合スコア7.0 (Minimum)
Listening 7.5
Reading 7.5
Speaking 7.0
Writing 7.0

TOEFL:総合スコア 100 (Minimum)
Listening 26
Reading 26
Speaking 22
Writing 22
https://www.law.nyu.edu/graduateadmissions/application-required-materials

★ Georgetown Universityの例:
IELTSよりTOELFの方が好ましい(TOEFL is preferred)と記されているものの、IELTSスコアを提出することも可能です。しかし、総合スコアで7.5 (TOEFL 105点相当)、各セクションでは7.0が要求されています。

TOEFL:総合スコア 100 (Minimum)
各セクション25以上

IELTS :総合スコア7.5 (Minimum)
各セクション7.0以上
https://www.law.georgetown.edu/admissions-aid/graduate-admissions/llm-degree-programs/m-s-l/

テストスコアに対する両プログラムの考え方の「違い」が見えてきますね。
出願者は、IELTSとTOEFLの内容の違い、各校への志望度合い、各テストへの適正(例:IELTSのスピーキングでは面接官を相手にし、TOEFLスピーキングは機材にレコーディング)といった項目を比較し、受験するテストを選択することになります。

LLM出願準備とテストの選択

入学審査においては、テストスコアと同様に、あるいはそれ以上に出願書類(レジュメ・パーソナルステートメント・推薦状・成績等)が審査の比準の多くを占めます。他のアプリカントと区別化を図る書類を作り上げるためにも、上述のように自分に最適なテストを選択し、効率よく準備を進めていきましょう。

LLM出願準備計画に関するご相談は、下記のクイックコンサルティングにて承っております。

【Zoomにて開催】2022年トップLLM入学希望者対象  出願戦略コンサルティング個別クイックアドバイス~3-4月の出願戦略について~

Eiki Satori

LLM学校調査はコース調査から開始

本日は前回の続きとしてColumbia Law Schoolのサイトを引用しながら、LLM学校調査の確認ポイントについて解説いたします。

★専門分野(領域)の調査は入念に!

まずColumbia Law Schoolが注力している専門分野(教育内容の強み)を確認してみましょう。

Areas of Study

Constitutional Law, Regulation, and Public Policy
Corporate, Business, and Transactional Law
Criminal Justice
Data Analytics
Environment and Energy
Family, Gender, and Sexuality
Intellectual Property and Technology
International and Comparative Law
Law of the Workplace
Leadership
Legal History
Litigation and Dispute Resolution
National Security and Privacy
Social Justice and Human Rights

その後はコース関連サイトを使い、各分野(領域)に関するコース内容を調査しましょう。
Courses | Columbia Law School

★ Columbia Law’s New Courses (2020)

下記にコースは2020年秋にColumbia Law Schoolで新たに開講されたものです。このように生徒のニーズにあわせてコースが新設されることはよくあることです。

New Courses for the Fall 2020 Semester | Columbia Law School

Movement Lawyering: A Social Justice Critique, taught by Alexis Hoag, Associate Research Scholar and Lecture in Law
Comparative and International Law Workshop, taught by Anu Bradford, Henry L. Moses Professor of Law and International Organization
Advanced Issues in the First Amendment, taught by Columbia University President Lee C. Bollinger
The Antimonopoly Tradition: Law, Policy and History, taught by Associate Professor Lina Khan
Columbia Law School and Slavery, taught by Katherine Franke, James L. Dohr Professor of Law
Constitutional Interpretation, taught by Philip C. Bobbitt, Herbert Wechsler Professor of Federal Jurisprudence
Global Political Thought, taught by Akeel Bilgrami and University Professor Michael W. Doyle

コース調査はパーソナルステートメント(エッセイ)を作成する際に必ず必要になります。7月以降から出願書類の作成準備を円滑に開始できるよう、徐々に学校調査をスタートいたしましょう。

【Zoomにて開催】2022年トップLLM入学希望者対象  出願戦略コンサルティング個別クイックアドバイス~3-4月の出願戦略について~

Eiki Satori

ウェビナー:アジアMBAの魅力と可能性・ポストコロナ注目の留学選択肢 4/21開催

例年当校で開催しているアジアMBA夏祭りの共催のパートナーである一般社団法人アジア留学協会代表・梶並千春さんによるセミナーのご案内です。日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)の主催のセミナーになりますが、会員以外の方でも参加可能です。アジアMBAに興味がある方、ぜひご参加お待ちしております!

「アジアMBAの魅力と可能性・ポストコロナ注目の留学選択肢」

日時 2021年4月21日(水)17:00-18:00
方法 オンライン(Zoom)にて
参加費 無料
内容
・一般社団法人アジア留学協会とは?
・なぜ今MBA留学?
・欧米でなくなぜアジアなの?
・アジアMBAの現状
・各エリア(シンガポール、香港、中国、台湾)MBAプログラムの特色
・MBA留学後のキャリア

セミナーの詳細および予約はこちら
https://www.jacsac.org/schedule/2021/03/mba.html

Chizuko Okada

2022年LLM合格にむけてVirtual information sessionの活用の勧め

2020年LLMの出願を振り返って、例年と大きく異なったのが、Virtual information sessionの活用です。特に、コロナの影響による2021年9月の入学枠への影響、テストスコアに関する情報を収集し、いち早く出願戦略に活用されている点が印象的でした。

22年にLLM留学を検討されている方にも、志望校合格の確率を高めるため、各ロースクールのVirtual information sessionの活用をお勧めいたします。一例として、今回は、毎年多数のアプリカントが出願するColumbia Law Schoolのイベントを取り上げてみます。

Columbia LLM 2020年Virtual information session セッションの日程

https://www.law.columbia.edu/admissions/graduate-admissions/llm-admissions-events

昨年度のスケジュール等を参考にしながら、どのイベントへ参加することが自分にとって最適かを考えていきましょう。

(修了したものですので参加はできません。今後の日程の参考用に掲載いたします)

Friday, September 4
LL.M. Virtual Fair
Saturday, September 26
LSAC Digital Law School Forum
Saturday, November 14
e-fellows.net LL.M. Day
Monday, November 16
LL.M. Admissions Online Information Session
Monday, November 9
5 Negotiation Strategies That Will Get You More and Change Your Life
Monday, December 7
LL.M. Admissions Online Information Session
Friday, December 11
What You May Not Know About Columbia LLM Degree Programs
Saturday, December 12
LSAC Digital Law School Forum

■入学審査官による情報提供の機会
LL.M. Admissions Online Information Session
入学審査官が、入試情報を提供してくれます。さらに、入試にあたり質問がある場合にはその場質問をすることが可能です。

■教授や学生によるパネルセッション
What You May Not Know About Columbia LLM Degree Programs
We will provide some perhaps surprising information on our programs, share tips on completing the application process, have our students share the real Columbia experience and answer any questions you may have.

■教授による模擬クラス
5 Negotiation Strategies That Will Get You More and Change Your Life
Most of us are approaching a negotiation all wrong. Thankfully, we have Columbia Law School Professor Alexandra Carter to save us from ourselves! Join Prof. Carter for this practical session on five easily adaptable strategies to employ to walk away with more from any negotiation, be it with your clients, employer, spouse or kids.

■その他のイベント
LSAC Digital Law School Forum
LSAC( Law School Admissions Council)が主催するイベントですので、一度に多くの学校とのアクセスが可能になります。

2020年開催時の参加校リスト
https://www.lsac.org/SchoolList

Virtual information sessionの活用も含めた2022年LLM入学にむけた出願準備プラン立案を!

Agosでも様々なイベントを用意しております。ぜひご活用ください

■オンラインLLM出願対策セミナー(pre-recorded いつでも視聴可能です)
基本的な出願プロセスの理解を深めてください。
https://youtu.be/OauWDbTfIjg

■LL.M.クイックコンサルティング
LLM専任コンサルタントによるトップLLMプログラム進学志望者向けの出願戦略アドバイスを提供

上述のオンラインLLM出願対策セミナーを視聴いただいた後、各自のLLM出願に際しての質問を個別に承ります。

相談対象校
・Columbia University ・ Georgetown University ・ New York University ・ Stanford University・ University of Pennsylvania・ University of California, Berkeley ・ University of Chicago

4月のご相談内容(例)
・出願校合格に必要なTOEFL(R)、IELTSなどのテストスコアの考え方
・出願準備(Early roundを検討するなど)を開始すべきタイミング
・推薦者の人選、出願書類(レジュメ・エッセイ・推薦状)を作成の準備方法

7月以降にエッセイや推薦状の準備に専念するためにも、一日も早い目標スコアの達成が求められます。各自の目標プログラムにあわせたTOEFL/IELTSテストスコア目標の設定とその対策、出願書類対策の両面から一人ひとりの状況にあわせたアドバイスを行います。

【Zoomにて開催】2022年トップLLM入学希望者対象  出願戦略コンサルティング個別クイックアドバイス~3-4月の出願戦略について~

Eiki Satori