2024-25 LL.M.出願:UC Berkeley Video Assessmentの導入

8月に入り、続々と米国ロースクールを中心に2025年入学用のLL.M.プログラムの出願要項が発表になっております。昨年との変更点として、University of California, Berkeley校が新たにVideo Assessmentの導入(オプショナル)を発表しました。その名前の通り、コンピューター相手によるインタビューとなり、Berkeley LL.M. Admissions Teamより提示されたURLにログインし、TOEFL Speakingテストのように画面上に表示される質問に対して時間内に回答します。

Video Assessment (optional)
Applicants will receive an email invitation after submitting their online application form to complete the video assessment through Kira Talent’s online platform. More information about the video assessment process will be provided in the email invitation.
https://www.law.berkeley.edu/academics/llm/application-admission/application-checklist/

今回導入されるVideo Assessmentは必須事項ではありませんので、自分の準備状況やスピーキングスコアを精査した上で受験の判断を決定していきましょう。あくまでも、’optional’扱いのため、パフォーマンスによっては審査上の‘加点’材料を増やすことになります。

今回のVideo Assessmentを審査においてどう評価するか、アドミッション関係者と直接コンタクトを取りたい場合は、同校が定期的に開催しているオンラインLL.M.プログラム説明会へ参加されることをお勧めいたします。

Eiki Satori

2024-2025 LL.M.出願締め切り日の発表 (Columbia, Harvard、Berkeley、Michigan)

8月に入り、続々と米国ロースクールを中心に2025年入学用のLL.M.プログラムの出願要項が発表になりました。

Columbia: 2024年12月1日
https://www.law.columbia.edu/admissions/graduate-admissions/llm/application-process

Harvard: 2024年12月1日
https://hls.harvard.edu/graduate-program/graduate-program-admissions-and-financial-aid/apply-to-the-graduate-program/

University of California, Berkeley: 2024年12月18日
https://www.law.berkeley.edu/academics/llm/application-admission/application-forms-deadlines/#bb0-ll-m-traditional-track-application-1

University of Michigan: 2025年1月15日
https://michigan.law.umich.edu/admissions/apply-llm-program

先月の投稿では、下記『出願までのThings to Doリスト』の作成を提案しました。

Things to Do
出願に必要なテストスコア(IELTS or TOEFL)を取得する
出願候補先を調査し、決定する(出願スケジュールを策定する)
オンライン学校説明会に参加(開催される場合)
レジュメ(CV)を作成する。
パーソナルステートメント作成をする。
推薦状を作成(推薦者との打ち合わせ含)
願書を入力する(多くの場合入力は9月以降に可能となります)
LSACレポートを取得(米国ロースクールへ出願する場合)
面接対策(必要な場合)

今月から来月初旬にかけて、多くのLL.M.プログラムが締め切り日を含む2025年度入学用の出願情報を発表してきます。

ここから出願までの時期は、上記のThings to Doリストを出願計画表へ反映させ、実行していくこととなります。まずは、実行可能な計画を策定し、さらには出願予定校の調査活動をスタートしていきましょう。

Eiki Satori

2025年LLM留学を目指して:Information Sessionの活用

2023-24年シーズンのLL.M.出願も大詰めを迎える時期になりました。今月はChicago, Columbia, Harvard, さらにはStanfordの審査結果が発表されます。AGOS LL.M.受験生にとって最良の結果を強く願っております。また一方で、すでに2024-25年シーズンは始まっています。テスト対策以外の準備は進めていますか?本日は、Columbia UniversityやUC Berkeleyで開催されている、LLM受験生を対象とするオンライン説明会を紹介いたします。

Columbia University
Columbia’s LLM Program: Learn More
・Location: Online
・Thursday, March 14, 2024 | 04:00PM to 04:30 PM (米国東部時間)

Columbia’s LLM Program: Learn More
・Location: Online
・Thursday, April 18, 2024 | 04:00PM to 04:30 PM (米国東部時間)

詳細はこちらでご確認ください。
https://www.law.columbia.edu/admissions/graduate-admissions/llm/visit-and-connect

University of California, Berkeley
Virtual Information Session
・Location: Online
・Thursday, March 21, 2024 | 09:00AM to 10:00 AM (米国西部時間)
・Thursday, April 4, 2024  | 09:00AM to 10:00 AM (米国西部時間)
・Thursday, April 18, 2024 | 05:00PM to 06:00 PM (米国西部時間)
・Thursday, May 2, 2024   | 09:00AM to 10:00 AM (米国西部時間)

詳細はこちらでご確認ください。
https://www.law.berkeley.edu/academics/llm/connect-with-the-llm-team/recruiting-and-information-events/

学校調査を始めたいが何から手をつけるべきか悩んでいる方は、セッションへの参加を検討してはいかがでしょうか。さらに、セッション中に他の参加者と入学審査官との質疑応答から自分に必要な情報を得ることもあります。セッションで入学審査官と1対1で話す機会が生じ、そこで校風や学生の普段の様子などを確認することも可能です。マニュアル化された学校調査の手順/方法はありませんが、こうしたセッションへの参加は、調査を始める‘きっかけ‘になると思います。

LLM留学に向けて、これから準備を開始する方は、4/6 (土)に開催するLLM留学基礎セミナー(オンライン形式)へご出席ください。当日は主にi)入学審査の概要、ii)出願書類とテストスコアの役割、iii) 出願スケジュールの立て方について解説いたします。ご予約は下記サイトにて承っております。
https://www.agos.co.jp/onlineservices/modules/eventreservation/index.php?op=view&eid=9819

Eiki Satori

Top LL.M.出願戦略セミナー 7/10開催のお知らせ

LL.M.出願コンサルタントの佐取です。6月も後半に差し掛かってきましたが、テスト対策等の進捗はいかがでしょうか? 本日は7月10日(日)に開催予定の「Top LL.M.出願戦略セミナー」を紹介します。

LL.M.受験生の第一志望校合格へ向け、10年間近くにわたりLL.M.ストラテジーゼミ、個別コンサルティングを通して出願指導に従事してきました。その経験を通じて、複数の合格事例から見えてくる共通要素をこれからLLM LL.M.目指す皆さんと共有したいという考えでこのセミナーを新たに作りました。

このセミナーでは、Berkeley, Columbia, Harvard, Pennsylvania, Stanfordの5校に焦点を当てた審査傾向の把握、年内出願に向けた出願戦略、そして書類作成プロセスに関する要点を解説します。
2023年入学用の出願情報の更新時期は(一部の学校を除き)今年8月中旬以降となると思われます。それまでの期間を有効活用し、テストのスコアメイキング、出願準備計画の策定、さらには学校調査、レジュメの作成、パーソナルステートメントの作成準備に取り掛かることが、秋口以降の出願準備に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。

今回のセミナーで取り上げる各校の特徴的な教育リソースを理解し、その中で自分の目に留まった項目とその理由を考え、卒業後の法曹家としての目標達成のため、それらのリソースどう活用するかを考えることが、質の高いパーソナルステートメントの作成には必要不可欠です。また、セミナー内で過去の合格者の出願事例も紹介しますので、参加者の方々に具体的な出願準備のイメージを持ってもらうことにもつながるでしょう。

皆様のご参加をお待ちしております!

Top LL.M.出願戦略セミナーの詳細はこちら
https://www.agos.co.jp/pdf/topllm_kobetsu_package.pdf

Eiki Satori

2022年入学向け:Berkeley LLM 締め切り日発表!

先日ご案内したHarvard LL.M.に続き、Berkeleyにおいても締め切り日が発表されました。

The deadline to apply for the LL.M. traditional or thesis track in fall 2022 is December 18, 2021.
https://www.law.berkeley.edu/academics/llm/application-admission/

Harvard、Berkeleyも昨シーズンと同様の締め切り日となっております。この状況から、今シーズンも主要校の締め切り日は12月に集中することが予想されます。出願締め切りを想定し、残り半年間の出願スケジュール、そして、テスト対策以外の”やらなければならないことリスト“(THINGS TO DO LIST)を作っていきましょう。

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1) LSACサービスの確認
2) LSACサービスの登録
3) サービスの申し込み
4) 成績表の送付手配(LSAC宛)
5) レジュメの作成
6) パーソナルステートメントの作成
7) 推薦者の選定
8) 推薦者との打ち合わせ(作業の進め方)
9) 各校の願書入力
10) 出願校の調査
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現時点での皆さんの対策状況を踏まえ、今後の準備スケジュールを策定するためにLL.M.クイックコンサルティングを実施しております。ぜひ奮ってご参加ください!
https://www.agos.co.jp/onlineservices/modules/eventreservation/?op=view&eid=8058
https://www.agos.co.jp/onlineservices/modules/eventreservation/index.php?op=view&eid=8125
Eiki Satori