AWA対策: 英文(US)キーボードに慣れておきましょう — by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

GMAT AWAで使用されるキーボードは、英語配列キーボードです。

@マークの位置や、アポストロフィ、コロンなどの入力のしかたが日本語配列と英語配列とでは異なるので、注意が必要です。

<英語 (US) 配列キーボード>

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<日本語配列キーボード>

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AWAの途中で、アポストロフィの入力方法を探すのに40秒くらいロスしてしまったという受講生の方がいらっしゃいました。

そのような失敗をしないために、試験当日までに英語配列のキーボードに十分に慣れておくことをお奨めします。

Windows 10 でしたら、タスクバーを右クリックして「タッチキーボードボタンを表示」をオンにすることで、画面右下にタッチキーボードのアイコンが表示されます。

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キーボードアイコンをクリックすると、タッチキーボードが現れますので、右下のキーで「日本語」「英語」を切り替えることでキーボードの英語配列を確認することができます。

もし試験当日まで英語キーボード配列を確認できなかった場合は、試験当日の “Tutorial” の時間に確認しておきましょう。

AWA開始前には、”Tutorial”という受験方法の案内を読む時間がありますので、その時間に AWA の実際の回答画面を使ってテキスト入力の練習ができます。

日本語キーボードとは配列が異なり、AWAの答案作成に必要になる可能性が高い記号は、コロンとアポストロフィになると思います。

慣れていない方は、AWA開始までにぜひ入力方法を確認しておかれてください。

12月を征する者はTOEFLを征す — by Rex 蒲田

アゴスTOEFLインストラクターのREX蒲田です。2016年度出願の方はTOEFLのスコア出しに全力を注ぐ時期です。100点に到達し、100点以上のスコアを目指す方に、12月を最大に活用する方法をお教えします。12月に目標スコア獲得に近づくことができれば出願がぐんと楽になります。12月を最大に生かして合格を勝ち取りましょう。
まず、12月は時間が取れるようで取れない月であることを強く認識してください。過大な期待は禁物です。学生は期末試験の準備時間があり、期末試験中は学校の勉強に集中します。ようやく時間ができるのが最後の10日間弱です。社会人にとっては連続した休みが取れるのが年末の3~4日程度。しかも、忘年会などのお付き合いが重なる時期でもあり、時間が取れるようで取れないのが12月です。インフルエンザも流行します。疲れがたまって体調を崩す時期です。学生にとっても社会人にとっても「学習時間が長く取れるようで取れない」のが12月なのです。そして「学習するぞ!」と期待をし、期待通りにならないのが12月なのです。まずは、これを強く再認識してください。
「12月に期待するな!」期待し過ぎて学習が進まなかったときに出る1月の反動と後遺症は重大です。「1月に賭けよ。」が私が担当する100/105ゼミでのアドバイスです。不要な不安を取り去り、「地道に忍耐で集中継続」できる方がスコアアップを叶え合格を勝ち取るのです。では、1月を最大活用するために、どう12月を生かしたら良いのでしょうか。学生は集中10日間プラン、社会人は年末集中6日間プランです。
まず、12月の前半から半ばまでは、通常の学習を行ってください。何もしなくてもプレッシャーを感じるのが12月ですので、むしろ通常の学習ができれば成功だとご自身を褒めてあげてください。では、学生の「集中10日間プラン」です。
「学生10日間集中プラン」:17(土)~30(金)の10日を選択、31はOFF
「社会人6日間集中プラン」:23(祝)~25(日)、27(火)、29(木)~30(金)、31はOFF
31の大晦日はOFF日です。Life-Studyバランスも大切です。時間が取れない12月を最大に生かす方法、それは12月に期待し過ぎることなく12月にできることを最大活用し、その自信を1月につなげるプランニングを固めることです。1月はたくさん時間が取れます。12月の限界を知り、それを最大に活用して1月に最大の効果を上げる。「12月を征する者はTOEFLを征す」、そして1月を征しトップ校に合格です!

Imagine yourself as the grader – by James Giguere

Hello, and thanks for visiting the instructor blog! Are you enjoying the autumn foliage (紅葉)? I recently took a quick trip to Gujo in Gifu-ken, and the leaves were already starting to turn red and yellow. I definitely recommend visiting there if you can find the time.

My name is Jim, and I teach TOEFL and SAT here at AGOS. I want to write a little bit about a trick that I use whenever I take a standardized test, especially a language test: just imagine that you are the grader.

This applies to both TOEFL and IELTS, and can be used for all sections, but let’s take the TOEFL Speaking test as an example. Imagine yourself grading a similar speaking test in Japanese. What features would prove to you that a speaker is comfortable and confident speaking Japanese? Would you be listening for their vocabulary and grammar, their ideas, or their delivery? What kinds of common mistakes do you think test takers might make?

Thinking about the TOEFL speaking test from this perspective will help you realize what’s most important to graders. The skills that you’re focusing on while you study may be different from what the graders will be paying attention to. There are some common themes, though. Here are a few points that will always catch a grader’s attention:

• Basic grammatical errors. As you’re practicing your speaking and writing, try to catch yourself every time you make a subject/verb agreement error (“she go” instead of “she goes”), singular/plural error (“I bought two book”), or other common error. One or two of these mistakes may not affect your TOEFL speaking score, but making too many will show the grader that you aren’t comfortable with English grammar. Think about a foreign person speaking Japanese – a couple of mistakes wouldn’t be too bad, right? But mistakes in every sentence would probably make you doubt their language ability. Overcoming this takes practice, practice, and more practice.
• Nervousness. Everybody gets a little bit anxious during a test, and the TOEFL speaking test can definitely make you nervous, but do your best not to think about it. Imagine that you’re talking to a friend, colleague, or classmate rather than a computer. As a grader, wouldn’t you give a higher score to someone who seems comfortable and calm while speaking Japanese?
• Memorized lines. Remember: TOEFL speaking graders often listen to dozens of responses per day, and they can usually tell when a line is memorized. If you memorize a line, make sure that your delivery sounds natural and not too different from the rest of your response. Otherwise, the memorized lines may actually hurt your score rather than help it. Try to imagine what it would sound like listening to someone robotically repeating obviously memorized lines of Japanese, rather than natural, fluent Japanese. Which would you give a higher grade to?

These are just a few of the things that TOEFL graders listen for, but spend a few minutes thinking of what you would pay attention to as a grader, and I’m sure you’ll come up with some more!

GMAT 学習体験談: 670→660→650→700点

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

新幹線で毎週末アゴスのGMATクラスに通われていた方が、4度目の受験でついに700点を達成されました。

学習体験談をいただきましたので、ご紹介します。

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私は、2月からアゴスのGMAT Strategyクラスを受講し始め、本試験は下記のスケジュールで受験してきました。
1回目 5月29日 670点(Q47, V35)
2回目 7月17日 660点(Q49, V31)
3回目 8月12日 650点(Q48, V31)
4回目 10月31日 700点(Q48, V37)
最もGMATの勉強をしたのは2〜3回目でした。試験1ヶ月前から平日3時間、休日5〜6時間は勉強していました。
3回目でスコアが下がったときは本当に気分が落ち込み、帝国ホテルの前でしばらく座り込んでしまいました笑。

今回4回目を受けるにあたっては、この1ヶ月、エッセイやインタビューの対策に殆どの時間を費やしていたため、実はほとんど勉強することが出来ず、Verbalの問題を一日10問程度解くくらいのことしか出来ませんでした。

勉強時間とスコアが比例しない不思議なテストだと実感しています。

700点を達成できた要因としては、精神的な面が大いに影響していると思います。
詳しく申しますと、以下の3点です。
・1stラウンドで1回目のスコア(670点)で出願した学校全てからインタビューの招待が来たことで、「現状のスコアでも、エッセイの質を高めれば、十分勝負できる」と思えたこと(つまり、4回目で必ずしも高いスコアを取らなくてもいいと思えたこと)
・本試験前々日にGMATPrepで力試しをして700点を取り、試験前日と当日は重要なポイントを確認するに留め、頭を本試験まで休ませたこと(家を掃除したり音楽を聞いたりして過ごしました)
・中山先生との個別セッションと、間違えた原因の分析リストの作成によって把握した自分の弱点を意識し、本試験中も落ち着いて、1問ずつ問題で何が問われているのか確認しながら解答したこと

長期間のGMAT対策で疲弊してしまいそうになることもありましたが、諦めずに、毎日少しでもGMATの問題を解くことで、GMATの感覚を忘れないことも大切かなと思いました。

以上です。
私の経験がもし参考になるのであれば、他の生徒さん達に共有していただき、みなさんがハイスコアを達成するための一助となれば幸いです。

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この方のように、「非常に多くの時間を GMAT Verbal に割いて勉強したのに、受けるたびにスコアが下がっていく」という状態に陥る方は多いです。

3回目の受験の後、この受講生の方と偶然、廊下でお会いしました。

そこで、「出願準備等に専念して、少し Verbal から離れて休むと、知識やスキルが『熟成』されて一気に目標スコアを達成するという方が多いんですよ」とお伝えしました。

その時は、「本当にそんなことがあるのか」と半信半疑だったようですが、、、実際にGMATとの距離を置いて目標スコアを達成した後、「実際その通りだと思いました。問題を解く時に肩の力を抜くことで、今までこだわっていた細かい事に気を遣わなくなり、問題が何を求めているのか冷静に見極めることができるようになったのだと思います。」とのコメントを頂きました。

些末な知識やスキルを気にしすぎることなく、大局的に問題の本質を見る力が最後のブレークスルーの決め手になったのだと思います。