【速報】新形式GMATは11/7(火)から試験開始です

新形式GMAT(Focus Edition)は、2023年11月7日(火)から受験が可能となります。

GMAT Focus Editionの公式ウェブサイト(https://www.mba.com/exams/gmat-focus-edition/register)が更新され、下記のように発表されました。

既報のとおり、GMAT Focus Editionの受験予約申し込みは、本日(2023年8月29日)スタートです。

いよいよ新形式GMATが始まりますね!

今後も、新試験に関する情報が入りましたら、このブログにて随時お知らせします。

GRE® General Testの変更について– by 林

こんにちは。アゴスジャパン教務部の林です。

2023年5月31日にETSサイトにおいて、GRE® General Testが2023年9月22日より、新形式(A Shorter GRE Test)に移行することが発表になりました。

テスト内容(質問タイプ)は、基本的に同じとなり、測定されるスキル、 スコアスケールも変わりません。新たな質問タイプが発生するわけではありませんので、現行テストの対策をすることで新形式をすべてカバーできます。よって、現行テストとまったく変わらない能力測定になりますので、大きな不安はないと言ってよいでしょう。また、12か月以内に5回受験までの受験制限や21日に1回の受験制限も変わりません。

■大きな変更点は以下のとおりです。

1)テスト時間が半分に短縮されます。現行の約4 時間から 2 時間以内のテスト時間に変更になります。

2) Unscored Section(採点されないダミーセクション)がなくなります。

これにより20問題が減ります。

3) Scored Section(採点対象問題)の問題数も大幅に減少します。

Quantitative セクション :40問題(トータル70分)→ 27問題(トータル47分)

Verbal セクション: 40問題(トータル60分)→ 27問題(トータル41分)

4) Analytical Writing Sectionにおいて、これまであった“Analyze an Argument” 課題がなくなり、”Analyze an Issue” 課題のみが残ります。

5) 公式スコアを受け取るまでの期間が現行本試験受験後10〜15日から8〜10日まで短縮されます。

これらの変更により、問題変更が起こることはなく、テスト受験者は特に大きな学習戦略の変更は必要ありません。現行テストの準備を早期に開始して、準備にとりかかることをお勧め致します。新形式のプレップソフトによる模擬試験は9月にリリースされるとのことですが、能力測定には、現行のソフトで十分に対応可能です。しいて言えば、Verbalセクションなどでの単語問題と読解問題の問題数はまだわかりませんが、現行テストと同じであれば、半数ずつとなる可能性が大きいでしょう。

また、2023 年 9 月 22 日に、GRE が新形式となりますが、現行テストと新形式テストは受験できる期間が重複することはありません。新形式への受験の登録はすでに受付中とのことです。

*詳しくはETS発表のETSニュースをご覧ください。

ETS News & Insights

また、この変更の詳細に関しては、以下のサイトをご覧ください。

www.ets.org/gre/shorter

 

■ETSサイトのよくある質問

GRE® General Test FAQs

さらに、ETSでは、ウェビナー シリーズ「The Shorter GRE: Your question Answered」を予定しており、直接質問したりすることが可能です。

ウェビナー登録はこちら

以上となります。

 

【速報】新形式GMATの予約開始日とOfficial Guide発売日が発表されました

新形式GMAT (GMAT Focus Edition) に関しまして、本日 (2023日5月3日) 以下の発表がありました。

・受験予約が8月29日に開始される

なお、受験開始は2023年10月以降です。現段階で、具体的な受験開始日は発表されていません。

・Official Guideを含む公式準備教材が6月6日に販売開始される

具体的な教材内容は、こちらのリンクからご確認ください。

新形式GMAT開始に向けたタイムラインが、少しずつ具体化されてきましたね。

今後も、新しい情報が発表されましたら、このブログで共有してまいります。

TOEFL iBT®︎ テスト受験料が$199へ割引!(期間限定)

突然ですが皆さんは「TOEFL®︎の日」というものが存在することをご存知でしょうか? 「知ってるよ」という人はなかなかのTOEFLギークかもしれません。私も知りませんでした💦 因みに10月26日だそうです。TOEFL学習者の皆さんは是非覚えておきましょう!・・・というのは冗談ですが、この日を記念したキャンペーンについてのお知らせです。

TOEFL®︎テスト日本事務局は、この“TOEFL®︎の日”を記念して、10月を「TOEFL®︎月間」と位置付け、『受験料割引クーポン』を提供することにしたとのことです。

10月中限定で10/31(月)までの期間限定で、何と受験料が通常は$245のところを、$199になる割引クーポンとのことですので、受験予定の方は是非活用なさって下さい。10/10(月)の週から開始予定とのことで、開始次第公式サイトに詳しいお知らせがアップされるようです。

以下のリンクからご確認下さい。お得に受験できるこの情報をお見逃しなく。

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https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/coupon202210-2/

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(教務部)

TOEFL iBT®︎テスト受験料割引クーポン(期間限定)!

皆さんの多くは、「TOEFL本試験の受験料って高いな・・・💦」と思ったことがおありだと思います。その昔は日本円で受験料が1万円台だった時代もありましたが、今ではかなりの金額になってしまいましたよね。多くの学習者は、毎月とか隔月、人によっては月に何度も受験しますので、受験料の負担もキツイところです。

さて、TOEFL iBT®︎テストの日本での運営・統括事務局であるETS Japanからお知らせを頂きました。先着200名、9/15(木)までの限定で、『受験料円安還元クーポン』を提供するとのことです。何と受験料が25%OFFとのことですので、受験予定の方は是非活用なさって下さい。

詳しくは以下のリンクからご確認下さい。

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https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/coupon202208/

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(教務部)

コンピューターで受験するIELTS【京都会場新規開設】

一般財団法人 日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF)より、本日標題のお知らせを頂きました。*JSAFはIELTS共同所有者のIDP:IELTS Australia認定のIELTS公式テストセンターです。

これまで2019年に東京、2020年に大阪と相次いでテストセンターを開設して来られましたが、今年3月には“コンピューターで受験するIELTS 京都会場”を新規開設されるそうです。以下、頂いたお知らせを掲載致します。

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<会場案内>
◆京都で新たにスタートする「コンピューターで受験するIELTS」第一回 2022年3月27日(日)スタート
会場:京都大学吉田キャンパス南構内国際⾼等教育院棟B1F(〒606-8501 京都府京都市左京区吉田二本松町)
試験申込はウェブサイト上で本日2月17日(木)より開始します。
※特設ウェブサイトはこちら https://jsaf-ieltsjapan.com/kyoto-computer-delivered-ielts/

<JSAF-IELTS公式テスト 京都会場 実施スケジュール>
※下記日程は変更が出る場合があります。最新情報、追加日程は上記ウェブサイトにてご確認ください。
コンピューター受験
3月27日(日)、4月2日(土)、4月17日(日)、5月14日(土)、5月22日(日)
5月28日(土)、6月11日(土)、6月18日(土)

ペーパー試験
3月26日(土)、6月4日(土)、10月8日(土)、11月26日(土)

ペーパー試験は、紙ベースの参考書などで本番を想定した準備がしやすいため、多くの受験生に好まれる受験形式ですが、2019年よりスタートしたコンピューターで受験するIELTSをきっかけに、「一日でも早く結果を知りたい」「タイピングの方がライティングに取り組みやすい」など、コンピューターで受験する学生も増加傾向にあります。今回、コンピューターで受験するIELTS新設により、京都会場でも、ペーパーかコンピューターかを選んで、JSAFのIELTSを受験できるようになります。
プレスリリースはこちら→ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000021417.html

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近辺の方は是非ご活用なさってみて下さい。

 

“卵の提出期限”? — by 加藤

私が20歳台前半で、米国西海岸の大学院に留学していたころのお話です。

私の親友にロサンゼルス出身の日系米国人であるスティーブンがいました。

彼は両親とも日系3世で彼自身も見た目は100パーセント日本人でした。しかし、両親とも日本語を話せなかったせいで、彼も一言も日本語を話せませんでした。当然ながら私との会話はすべて英語です。

ある日、スティーブンと私で、両方の友人である日本人留学生のヨウコさんのアパートに遊びに行ったときのことです。

ヨウコさんの冷蔵庫の扉の上にはカレンダーが貼ってあり、その〇月△日のところに、「Eggs deadline」と書いてありました。

皆さんはこれが何を意味するか、分かりますよね?

そうです。

「その日に卵の賞味期限が切れる」という意味でしょう。

ヨウコさんはしっかり屋の倹約家で、食材は一つたりとも腐らせて捨てることがないよう、買ってある卵はそれまでにすべて消費しようと思って記したメモ書きでした。私にはその意味がしっかりと分かったのですが、それを見たスティーブンが、

What do you mean by this, Yoko? Eggs deadline???

と訝し気に聞いていました。どんな意味かまったく分からない様子です。

そこで、私から英語で、「これこれこういう意味のつもりなんだよ。これって通じないの(It doesn’t make sense?)?」と言ったところ、スティーブンが、

Oh! You mean, “Eggs expire”!

と、初めて合点が行ったという声を上げました。

そこで、ヨウコさんと私は、「あぁ~!」となった訳です。

このexpireは自動詞で、「期限が切れる」という意味で、Eggs expire.はSVという第一文型です。メモ書きをする際も、彼(ネイティブ)だったらそのように書くとのことです。

ヨウコさんと私は、目から鱗が「ポロリ」と落ちた音を聞いた気がしました。

ちなみに、食品の賞味期限は、expiration date、または、best-before date(「その日までに消費するのが最も味が良い」から)などと言います。上記の経験の後で勉強して知りました。

2023年からSAT®がデジタル化することが発表されました

2023年からSATがデジタル化することが、昨日発表されました。

SAT主催団体のCollege Boardは2021年11月にアメリカ国内で試験的にデジタルテストを実施しており、アメリカ以外のテストセンターでは2023年から、アメリカ国内では2024年からデジタルテストへ移行予定としています。

主な変更点:
1)現在の3時間から2時間のテストに短縮され、設問の回答時間が長くなります。
2)Math Sectionではすべての問題で計算機の使用が可能
3)スコアは現行テストでは数週間かかっていましたが、数日でスコアが出るようになります。

アゴス・ジャパンでは、いち早く試験の変更内容詳細を調査し、授業へ反映してまいります。

詳細はCollege Boardのこちらを参照ください。
https://newsroom.collegeboard.org/digital-sat-brings-student-friendly-changes-test-experience

たかが冠詞の「a」、されど「a」(その2) – by 加藤

(以下は、私の前回のブログ記事『たかが冠詞の「a」、されど「a」(その1)』の続き(完結編)です。)

さて、これ以降は私が英語講師になってからの後付けの知識です。

このアポロ11号の月面着陸という、人類が初めて月面に一歩をしるす瞬間は、全世界に生中継され、また、世界史に永遠に残る一大イベントでした。船長であるニール・アームストロング氏は、宇宙船から降りて月に一歩を踏み出す時のために、「ここぞ!」とばかりのキメ台詞を用意していました。これが次のものです:

That’s one small step for a man, one giant leap for mankind.

「これは一人の男にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」

しかし、息をのむ注目を地球の全世界から一斉に浴びていたせいか、または、ご本人が他の理由で緊張していたせいか、なんと、for a manのaを落としてしまったというのです。(ネイティブでも英語を間違えるものですね!)

「a man」ときちんと不定冠詞を付ければ「一人の男」という意味になり、上記のように意味が通じるセリフになります。しかし無冠詞で「man」としてしまうと「人間、人類(= mankind)」という意味になります。よって、船長のセリフは、「これは人類にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」という、訳の分からないものになってしまいました。

これを、当時、日本の優秀な同時通訳者である西山千氏が原文(間違った発話)に忠実に訳したそうです。後日談では西山氏ご本人が「あれは私の訳し間違いだ」と謙虚におっしゃっていたらしいのですが、実はアームストロング船長ご自身の間違いとのことです(アメリカ人の私の同僚たちはそのように小学校で習ったとのことです)。これには諸説がありますが、実際私がその録音音声を聞いてみても、明らかに「for man」と、不定冠詞なしで発話されていると思います。

「たかが冠詞の『a (an) 』と、あなどることなかれ」、というお話でした。我々、英語学習者にとっても、背筋が伸びる思いですね。

たかが冠詞の「a」、されど「a」(その1) – by 加藤

今回は不定冠詞の「a (an)」のお話です。

私は当年取って58歳ですが、今からなんと52年ほど(半世紀以上!)前のお話です。時は1969年、私がまだ6歳の頃です。

そんなに昔のことでも、曖昧ながらも確かな記憶があります。というのも、歴史に残る大きな出来事があったからです。

アポロ11号が月面着陸し船長が月の上を歩く映像が日本にも生中継されました。それを、ワクワクしながら自宅で父と白黒テレビ(!)にかじりついて見ていました。当時の衛星中継技術のレベルもあり、また、月という超遠距離からのライブ配信ということもあり、「ピーピー」とか「ガーガー」などの機械的な雑音が多く、船長のセリフなんぞ部分的にしか聞こえてこなかったのを憶えています。しかし、それを日本にいる同時通訳者が見事に(orなんとか?)日本語に訳して、日本のお茶の間にいる視聴者に伝えていました。

その時、父が、「同時通訳ってのは大したもんだなぁ。お前も将来、同時通訳者になったらどうだ?」という無責任な発言をしたのを、今でもはっきり憶えています。

(ちなみに、それから30年弱後に、それこそプロの同時通訳者にはならなかったものの、通訳学校の講師にはなることはできました。その時の父の発言が影響していたかどうかは定かではありませんが。。。)

(「その2」に続く。1週間後にアップ予定です。)