6/20(水)大阪 GMAT クラス開講します! – by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

今年も大阪校で GMAT Verbal Strategy クラスを以下の通り開講します!

(画像をクリックすると PDF ファイルを表示します)

GMAT Verbal Strategy講座  @大阪

6月20日〜8月8日(毎週水曜日)19:00-22:00

西日本在住の方で、これから本格的に GMAT Verbal を学習しようと考えている方は、ぜひアゴス大阪校までご相談ください。

アゴス大阪校のご案内

「GMAT®単語帳」無料お試し版をリリース – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

GMAT®単語帳」アプリの無料お試し版をリリースしました。

収録語数400語の語数限定版ですが、使用方法は「GMAT®単語帳」(収録語数4,800語以上)と全く同じで、機能制限はありません。

フラッシュカードや単語リストから、タップまたはダブルタップすることにより単語の意味や用例を辞書で瞬時に調べることができます。

「辞書を引いた回数と語彙力は比例する」とまで言われるほど、特に大人になってからの語彙力強化において「辞書と単語カード」は王道の学習法と言えると思います。

そんなレトロな勉強法を iPhone/iPad という最先端のツールで忠実に再現、かつ、より効率的に実現したアプリの便利さを、多くの人に感じていただけるのではないかと思います。

勉強すればするほど GMAT Verbal スコアが下がるという現象 – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

GMAT Verbal 学習に多くの時間を費やしている方が、「勉強すればするほど試験のスコアが下がっていく」という状態に陥ることは実は非常によくあることです。

そのような方に具体的な解法プロセスをうかがった際、最もありがちなのは、経験則に依存した解き方や、「学習した知識やスキルを使うことを優先した解き方」を無意識にしてしまっている、というパターンです。

高いレベルの読解力やGMAT知識を持っていても、たとえばSCで「過去問でこのような表現が不正解というのを見た記憶があるので、まず(B)(C)を切りました」「不定詞と動名詞では不定詞の方が正解が多い気がするので、(D)(E)を落としました」「これは正解になりにくいとどこかに書いてあった気がするので(A)をまず外しました」といった中途半端な経験則を優先させてしまうのは、せっかくの英語力を殺してしまう解き方と言えます。

CR でも、「過去問で似たようなロジックを見たことがあったので、今回もそのパターンだと思って(C)を選んだら間違っていました」というような知識頼りの解法では、6割程度は正解できるようになるかもしれませんが、そこから先のひねった難問になると悉く引っかかってしまうということが起こります。

そもそもGMAT試験で、多くの受験者がすぐに思いつくようなロジックだけで全ての問題が正解できてしまうようでは、一通りGMAT対策をした受験者たちの間に差をつけることができません。通常は思いつかないような視点で正解を選ぶ難問があるからこそ、GMATが全世界の優秀な受験者に差をつける試験であり続けることができるわけです。

Verbal で安定して高得点を取れる方は、たとえばSCで「通常ならここでは in を使うのが普通だが、on を使っても必ずしも誤りではない」というようなケースでは、迷わずいったん判断を保留して、選択肢どうしの別の部分の違いを探しにいくものです。SC 難問では、あえて「通常は使わない表現」を正解にすることで受験者に差をつけようとするものだからです。通常の表現を正解にする易しい問題なのか、通常ではない表現を正解にする難問なのかは、選択肢どうしを総合的に比較しないかぎり判断できないものです。

アゴスの StrategyやPracticeコースを短期間で受講した後、そこから出願までの期間に独学でどんどん問題を解いて訓練しているような場合に、下図「伸び悩む場合のイメージ」になる方が多いです。

授業で紹介している知識やスキル、問題傾向や特徴については、正確に理解して試験問題を解く際に応用していくべきです。

一方、自分で過去問を解いて感じた生兵法の経験則や、中途半端に聞きかじった知識やうろ覚えの試験スキルをそのまま実戦に応用することは弊害の方がはるかに大きいです。

本当に重要な試験だからこそ、「憶えた知識を使おう」という意識をむしろいったん捨て去って、目の前の問題に合わせて臨機応変に取り組む姿勢も大切です。

Verbal セクションに対して純粋な英語試験として取り組む初心者的な虚心坦懐な視点と、活かすべき時に試験スキルを活かす上級者的な視点とをバランスよく融合させて問題に取り組むことで、「理想的な上達イメージ」を実現させることができるものなのだと思います。

GMAT Official Starter Kit がリリースされました – by 中山道生

GMAT 公式試験準備ソフトウェア GMATPrep の新バージョンとなる Official Starter Kit + Practice Exam 1 & 2 が 4/30 にリリースされました。

GMAT Official Starter Kit

改訂の要点は、以下の通りです:

  • 収録問題は GMATPrep と全て重複。模擬試験の時間が短縮し、問題数が減少。
  • GMATPrep:ダウンロードしてインストール → Starter Kit: オンラインでアクセス
  • iPhone/iPad や Android、Windows タブレットからもアクセス可能。(5/1現在、モバイル・ディバイスからは練習問題のみアクセス可能で、模擬試験は受験できないという不具合があるようです。)
  • 2018年1月16日〜4月15日に購入した有料 Question Pack / Exam Packs は、2018年5月11日までにメールすれば新バージョンに無料で交換できる。
  • 模擬試験のデザインやフォーマットは変更なし。
  • ネット接続が不安定な環境の方のために、GMATPrep(問題数は 4/15 以前のまま)は従来通りダウンロード可能。

今回の改訂により、GMAT 対策のための学習法に大きな変更をする必要はありません。

有料教材の新バージョンとの無償交換期間が5月11日までと短いですので、ご注意ください。交換方法については、以下のページに説明があります。

https://www.mba.com/global/frequently-asked-questions/gmat-official-practice.aspx#question7

 

GMAT公式試験準備タイムライン 無料ダウンロード – by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

mba.com が、GMAT 試験準備のための流れを表にまとめた The GMAT Prep Timeline を公開しました。

PDFはこちらから

アゴスGMATコース受講予定または受講中の方も、だいたいこの見本スケジュールにしたがって STEP 1 → STEP 2 のあたりでVerbalまたはMathクラス受講を開始されれば問題ないと思います。

このタイムラインの中で唯一、気になる部分は STEP 2 “Register for the GMAT exam” のタイミングが早すぎるかもしれないという点ですが、、、、受験日を早めに定めておき、その日までに目標スコアを出せるように自分を追い込むという意味では、よいのかもしれません。

一般的には、出願の締め切りが切迫しているという場合でないかぎり、公式の模擬試験などを使って目標スコアを取れる自信がついてから本試験を受験するのが理想です。