GMAT学習体験談:610 → 660 → 640 → 710点 – by 中山道生

今年、複数のトップ校に合格された方から、ESR 付きの非常に詳細なGMAT学習体験談および受験結果の自己分析をいただきましたので、ご紹介します。(公開のご承諾をいただいています)

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<スコア>

1回目(8月19日):610点(V28,Q45,IR8,AWA5)

2回目(9月9日):660点(V34,Q47,IR8,AWA4.5)

3回目(11月5日):640点(V29,Q48,IR7,AWAキャンセル)

4回目(11月25日):710点(V36,Q49,IR5,AWA5)⇒出願スコア

 

<1度目の受験前>

2018年4月から土日のコースで中山先生のVerbalの授業を受講開始しました。真剣にMBA対策を始めたのもこの時期です。同時にQuant、IR、AWAのクラスもAGOSで受講し、GMATの全体感を把握することが出来ました。

私費留学の為、出願できる奨学金は全て出願していたこともあり5月~8月はほとんど奨学金のエッセーに時間と労力を費やしていました。その為、土日はAGOSでGMATの勉強をしていましたが、自習する時間はありませんでした。

一方で、2017年末頃から、毎日かかさず朝30分・夜30分は単語の勉強に充てていました。単語は本で対策する方が多いですが、私は個人的に本やカバンを持ち歩くのが好きではないので、気軽にどこでも隙間時間で勉強出来る携帯アプリを活用しました。iKnow及び中山先生のGMAT英単語アプリは重宝しました。3,000単語は暗記したと思います。海外経験が長いこともありTOEFLは特に対策せずに108点を出すことが出来ましたが、初回の103点から出願スコアの108点まで上がったのは、慣れだけでなく英単語の暗記による部分が大きいと思います。

数学は得意ではなく、最初の受験では45点、最終的に49点まで上がりましたが、Verbalと同じくらい対策に時間を割いてしまいました。Quantは不得意でも対策すればPrepで安定して49-50点は出せるようになるので、苦手な方はVerbalと並行してどれだけ時間をうまく割けるかだと思います。

 

<1度目受験>

あわよくば1st Roundでの出願を狙っていた為、8月末に奨学金に出願し終わってすぐ、1週間程度みっちりVerbalとQuantを対策して1度目のGMATを受験しました。年5回までという制限がある中、無駄打ちはよくないというアドバイスも頂きましたが、まずは自分の実力がどの程度なのかを図る上でも、躊躇せずにまずは一度受けてみる判断をしました。

結果、610点(V28,Q45)と惨敗。早速ESRを購入し、分析を試みました。

SCの正答率は非常に高く、CRは悪くなかったものの、RCが大きく足を引っ張っていました。

また、最も大事とされる最初の方のパート(FIRST)の正答率が5割と非常に低い正答率でした。SECONDのパートでは正答率が9割近かったのですが、難しい問題を数問落としてしまったことで、THIRD,LASTのパートでもスコアが上がりませんでした。

1度目の受験で得た教訓は「FIRSTパート(最初の10数問)」と「難問」の重要さでした。また、この際、中山先生に個人カウンセリングをお願いし、私の分析が正しいかどうかに加え、2度目の受験に向けた対策をご相談させて頂きました。

カウンセリングでは、中山先生が選んだ問題を目の前で解き、私の得手・不得手を把握した上で、各問題に費やした時間からも私の課題を読み解き、細かく指摘して下さり有難う御座いました。特に「単語力と読解力はあるものの、CRとRCは、焦ってしまった際に問題文と解答の選択肢を表面的にしか読んでおらず、深い部分まで読み取れていない。問題文と選択肢の内容を焦らずに集中して読んで意図を汲み取ればスコアは上がる」というアドバイスは、自分では認識していなかった部分で目に鱗でした。

カウンセリング後、2週間後の2度目の受験に向け、AGOSのテキスト(Strategy, Practice A&B)を繰り返し使用してSCは難易度が高い問題を解き続けました。克服が必要であったCRとRCは先生のアドバイスに従い、多くの問題を解きました(AGOSだけでなく、オフィシャルガイドやインターネットで共有されている問題も非常に役に立ちました)。感覚としてはRCに半分以上の時間を費やしました。

 

<2度目受験>

1st Round出願の為にはこの回で700点超えを出す必要があったものの、660点(V34,Q47)。しかし確実に実力が身についていることが確認できた為それほど落ち込みませんでした。再度、ESRを購入しました。

1度目の受験とは全く異なる結果に驚きましたが、前回の受験の失敗を見事に克服していて安心しました。

CRは壊滅的でしたがRCに関しては非常に高い正答率で、先生のアドバイスがかなり効きました。

FIRST Partは正答率100%という結果でした。難易度が急上昇したSECOND Partでは正答率3割と低い結果でしたが、それほどスコアは下がらず、THIRD Partでそれなりの正答率を出して着地したというイメージです。SECOND、LASTでこれだけ低い正答率であるにも関わらず34点を出せるということは、やはりそれだけFIRST Partで正答率を上げることが重要であるということかと思います。

1st Round出願は諦め、気晴らしに10月に米国のトップスクールをキャンパスビジットし、その後はCRに重きを置きつつ、前回と同様の対策を進めました。また、2度目の受験では最後に時間がかなり足りなくなってしまったため、Prepの有料パッケージを購入し、各問題一度ずつ模擬試験を実施しました。

また、3度目の試験は11月頭、4度目は11月に予約していたこともあり、これを落としてしまうと今年中の出願が危ぶまれる為、空き時間を100%GMATのみに割くようにしました。CRはAGOSのテキストで答えを覚えてしまうほど対策してしまった為、RCと同様、インターネット上にある問題を解くと共に、隙間時間が1分でもあればGMAT Toolkitというスマホアプリで対策しました。平日は朝6時起床で8時半まで勉強、夜は19時から24時まで勉強という毎日でした。しかしQuantが一向に伸びないため、Quantにはその半分以上の時間を割いており、Verbalには中々完全に集中出来ていませんでした(Quantは最後の最後まで足を引っ張りました)。

 

<3度目受験>

Prepでは安定して700点前後が出るようになったところで3度目の受験でした。本番中、Class of 2021に出願するには後がなくなってきたことで緊張してしまい、最初の方のパートで焦りながら解答を選んで進めてしまっていたことを実感しつつも解き終え、結果640点(V29,Q48)。Quantはなんとか目を当てられるスコアになってきたものの、Verbalは初回受験と変わらないスコアを出してさすがに落ち込みました。当然ESRを購入しました。

CR,RC,SCと初めてそれなりにバランスの良い結果となったものの、案の定FIRST Partでの正答率が50%と、初回の受験と同じ過ちを繰り返してしまいました。SECOND, THIRDで取り戻すべく9割~10割の正答率を出したものの出題難度(スコア)へのインパクトは少なく、また、最後は6問ほどランダムクリックとなってしまい、結果29点でした。

各セクションで実力が付いたことは実感できた為、あとは時間配分とプレッシャーへの慣れであると考え、4度目の受験に向けては単語・読解力・SCの知識ではなく、ひたすら模擬試験を行うことにしました。

オフィシャルPREPに加え、ManhattanのPREPも購入(ManhattanではVerbalパートのみ繰り返し実施)し、全てを使い切りました。

すると、高得点が出るのはやはりFIRST Partで10割、SECOND Partで7-8割の正答率が出たときであり、THIRD,LAST Partでどんなに正答率が下がってもVerbalで高得点(40点前後)を出すことが出来ることがわかりました。GMAT本番の時間配分は人それぞれですが、私は「FIRST Partには時間をかけすぎと思うほどかけ、答えを絞った後にも再度10~20秒かけて他の選択肢をもう一度読み直す」「SECONDで難易度が高い問題が出たら3分を超えても何としても正解する」ことで、THIRDとLASTの正答率を下げることとなったとしても、FIRST, SECONDパートの正答率を上げることを戦略としました。

結果、模擬試験では安定して750±20点が出るようになり、自信を持って4度目の受験に臨みました。

 

<4度目受験

本番中、FIRST,SECOND Partだけで時間の2/3程度を使いましたが明らかに問題の難度が高くなっており、手ごたえがある状態でスコアを見たら710点(V36,Q49)。PREPではVerbal40点前後を出せていたこともあり、また、本番も同様の手ごたえはあったものの36点と期待よりは下回りましたが、取り合えず出願スコアを手に入れました。嬉しさよりも安心感の方が強かったです。記念にESRを購入。

各セクションの正答率だけ見るとパッとしませんが、その次のグラフを見て頂けるとわかる通り、作戦通りFIRSTでは88%正解、難易度が急激に上がったSECONDでも9割正解することが出来ました。RCの正答率が低いのは、後半に問題文を丸々一つランダムクリックしたからだと思います。

半分を解き終えた時点で時間が1/3しか残っていなかったこともあり、THIRDでは難問を落としてしまいましたが、出題難度はそれほど大きく下がることなく、LAST Partでも正答率は4割と低いですが最終的に36点に着地しました。序盤・難問の重要性がこれほどハッキリとわかるESRは中々珍しいのではと思います。

 

<結論>

CRとRCは読解力が全てだと思います。読解力は単語力を身に着けた上で、確りと内容を理解するようにする癖をつけたらスコアが上がりました。中山先生から頂いたアドバイスは本当に有難かったです。GMATで700点を超えるためには最低でもTOEFLの難しい単語及びGMAT対策に必要な単語合計で3,000単語は覚える必要があると思います。私は携帯アプリの学習を習慣づけて乗り越えました(一気に量を詰め込むようにはせず、2017年末から1年間弱、隙間時間で一日30-60分間の勉強を継続しました)。CRに関しては未だに答えに納得のいかない問題もありますが、GMATの傾向を掴むしかないのではと思います。私は最後まで掴みきれませんでした。

SCに関してはAGOS以外の塾も通いましたが、基礎と小手先の技術を身に着けた上でひたすら問題を解く以外に方法はないと思います。やはり本番の問題は過去の問題と似た傾向の問題が大半を占めます(一部カバーしきれていない問題もありましたが)。私は、SC用のノートを作り、問題を間違えた際に、その傾向を纏め、試験前に読み直していましたがこれは試験前に頭を活性化させるのに非常に役に立ちました。

各セクションの対策をしっかりと行って実力を身に着けた上で、最後に非常に重要になるのは「時間配分の感覚と慣れ」だと思います。中山先生も授業で何度も繰り返して仰っていましたが、序盤の正答率を上げることは本当に重要です。ペーパーテストとは異なり、CATを用いたGMATは非常に癖があるので、私は4度目の受験の前に何度も何度も模擬試験を行い、高得点が出る時間配分を身に染み込ませました。

また、テキストやインターネットで調べてもわからない問題が出た際、中山先生にメールで質問させて頂きましたが、すぐに返答を頂くことが出来て有難かったです。答えて頂いた内容がそのまま本番に出題されたこともありました。AGOS受講生の皆さまは、答えに納得がいかない問題を見つけた際や、勉強・対策方法に悩んだ際にはメールやカウンセリングで中山先生に相談頂くことをお勧め致します。本当に有難う御座いました。

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ESR を存分に活用して1回1回の試験戦略やパフォーマンスの成否を具体的に分析し、次の試験に役立てることで着実に目標スコアを達成された典型的な成功例と言えると思います。

語彙力・読解力が高いレベルに達しているにも関わらず、試験中に少しだけ急いで解いてしまうと全科目を通じてやや粗い読み方・解き方になってしまうという方は多いです。そのような場合は、この方のように模擬試験や ESR で納得のいく時間配分や試験戦略を研究し、どこで100%本来の解答力を発揮すべきかを確認しておくことでベスト・パフォーマンスを発揮できるものだと思います。

※  体験談の中の「カウンセリング」は、「GMAT Verbal Tutor」のことを指しています。

GMAT Official Guide 公式モバイル・アプリ – by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

OG 2019 / 2020 の問題をオフラインでも練習できるGMAT公式モバイル・アプリが登場しましたので、ご紹介します。

(※ Official Guide Books はアゴスのクラスで配布しますので、クラスを受講予定の方は購入される必要はありません。)

 

iPhone / iPadをお使いの方は、以下のリンクからダウンロードできます。

App Store でWiley Efficient Learning ™ アプリをダウンロード

Androidスマホ / タブレットをお使いの方は、以下のリンクからダウンロードできます。

Google Play でWiley Efficient Learning ™ アプリをダウンロード

Wiley.comのオンライン問題同様、科目や問題数を選んで学習を開始します。

 

選べる科目は Verbal SC, CRとQuantitativeのみで、IR と Verbal RC問題は収録されていません。

問題の見え方は以下のような感じです。

 

ちなみにiPadでは以下のような感じで、タブレットでもスマホと視野が同じ仕様になっています。

 

オンライン問題の “Study Mode” 同様、選択肢をタップするとすぐに正解・不正解と解説が表示されます。

 

指定した問題数を終えると、回答結果のレビュー画面を見てパフォーマンスを分析することができます。

 

フラッグを付けた問題だけレビューしたり、間違えた問題だけをレビューすることもできます。

しかし、この復習する段階での解説の配色デザインには、賛否両論があるかもしれません・・・正解問題は背景が緑色、不正解問題は背景が赤色になり、白い文字で解説が表示されます。

学習者の立場としては、正解・不正解はすでにわかっていることなので、ここでは「あなたは正解でした!(緑!)」「あなたは不正解でした!(赤!)」と強調されるよりも、目が疲れないような背景色と文字色で、じっくりと解説を読み込みたいところなのではないでしょうか。最初に選択肢をタップした時に表示される解説画面のように、白の背景に黒の文字という配色の方がよかったのではないかと個人的には思います。

この最後の解説画面の奇抜な背景色には少し驚かされましたが、全体的には、オフラインでサクサクと問題演習をできる公式アプリということで、非常に有用な学習教材であると言えると思います。

同じくオフラインで OG 問題を参照できる VitalSourceのe-Bookモバイル・アプリでは、問題を解いた後、正解を確認するためにたくさんスクロールする必要があって不便に感じていた人もいたかと思います。

今回紹介した Wiley Efficient Learning アプリGMAT OG問題では、問題を解いた後すぐに正解と解説を確認することができるので、効率よく学習を進めることができます。

また、アプリでの正解・不正解の学習記録は Wiley.comサイトのオンライン問題と自動的に同期するので、外でスマホ等で学習した成果を帰宅してからパソコン上でじっくりと分析することも可能です。

通勤中に地下鉄等でオフライン環境になる時間が長いGMAT学習者にとっては、たいへん便利な学習アプリです。

IR (Integrated Reasoning)の採点の仕組み – by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

2012年に AWA が1つに減り IR が導入された直後に、IRセクションで何問正解すれば何点になるかを当時の公式模擬試験 GMATPrepで検証したことがあります。

その時に作成したのが以下の表です。

スコア 正解数 スコア 正解数
8点 9~12問 4点 5問
7点 7~9問 3点 4問
6点 7~8問 2点 2~3問
5点 6~8問 1点 0~1問

ところが先日、授業後に「IRセクションに採点されない問題が3問あるにもかかわらず、正解数が4問と5問の場合だけ必ず3点または4点になるのは矛盾しているのではないでしょうか」という趣旨のご質問がありました。(上表の赤字部分)

実は、2012年にこの表を作成した当時は IR にダミー問題があることが明言されていなかったため、「問題の難易度によってスコアの重みが違うということだろう」と納得して不思議に思わなかったわけでした。

しかしその後の「IRにはダミー問題が3問含まれている」というGMACの発表を考慮に入れると、確かに「正解が5問の場合にはそれらのうち何問かが採点されてもされなくても必ず4点になる」というのはおかしなことです。

そこで、本当に上の表が正しいのか、現行の Official Practice Examsで再検証してみました。

いくつかパターンを変えて、12問のうち最初の方を間違えたり最後の方を間違えたりと正解・不正解問題を変えて試してみたところ、上の表と全く同じ結果になりました。(IRセクションは Computer Adaptiveではないため、公式模擬試験では何度受験しても全く同じ問題が順序を変えて出題されます。)

つまり、現行の本試験でも、GMATPrep 時代と採点アルゴリズムには変更がないようです。

どうやら、正解数が5問以下だった場合は「ダミー問題」は存在せず全問題を採点していて、6問以上正解した場合のみダミー問題を計算に入れるという仕組みになっているようです。

「採点されない問題が含まれている」および「難問の方が易しい問題よりも重みが大きい」という公式発表と、今回の再検証結果を踏まえると、結論として、IR の採点の仕組みは以下のようになっているようです。

・正解数3問以下・・・1問あたり0〜1点

・正解数4〜6問・・・1問1点

・正解数7〜12問・・・1問あたり0〜1点

以上、IR 採点の仕組み再検証結果のご報告でした。

採点の仕組みを踏まえた上での目標スコア別の最適な試験戦略については、IR Strategy クラスの中で具体的に解説しています。

Official Guide 2020 は4月末に発売されます – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

2015年以来、年に1回改訂されている GMAT Official Guide ですが、今年は今までよりも2か月早く、4月に発売されることになりました。

2019版同様、電子書籍版と紙の書籍版が選択できます。

どちらのフォーマットを購入した場合でも、全収録問題をインターネット上で解くことができます。

また、2020版から新しく追加されるサービスとして、モバイルアプリをスマホやタブレットPCにインストールしてオフラインでも( IR 以外の)全問題を解くことができるようになります。

さらに、OG 2020 は 2019 よりも100問以上問題数が多く、Verbal / Quantitative Review は、それぞれ約50問ずつ 2019よりも問題数が増えるようです。

4月末に発売されましたら、新規導入のモバイルアプリの使い勝手等も含めて、さらに詳しい内容をレビューしていきたいと思います。

GMAT対策に必要な学習時間の目安 – by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

これからGMAT学習を開始しようとする方からよくあるご質問の1つに「GMAT対策にはどのくらいの時間がかかりますか?」というものがあります。

以下、一問一答形式で、よくあるご質問にお答えします。

Q1. GMAT対策にかかる合計時間はどのくらいですか?

A1. 大雑把にいえば、300時間くらいになるのではないでしょうか。

数学が得意か苦手か、英語が最初から得意か勉強して伸ばすか等で、この時間は大きく変わります。少ない方で100時間以内、多い方で500時間くらいです。

Q2. 1週間の学習時間の目安は?

A2. 最低で3〜5時間、平均で5〜10時間くらいになると思います。

通学またはオンラインのクラス受講を開始した後、授業の復習と宿題をこなすのに3〜5時間かかります。それ以外に、単語を覚えたり読解の訓練をしたり、数学であれば公式や解法等の必要事項を自分で学習したりするのに2〜5時間かける方が多いようです。

平日の平均学習時間は1時間程度で、週末にまとめて学習するというパターンが最も多いです。

Q3. GMAT対策を開始してから目標達成までの期間は?

A3. 3〜6か月くらいが目安です。

試験結果のご報告をお送りいただいた方のデータのうち、最終的に目標スコアを達成できた方の統計を取ると、GMAT Verbalクラス初回授業の受講開始から目標スコア達成した試験日までの平均期間は5.4か月です。

早い方で学習開始から3か月以内、仕事の都合で学習休止期間等も挟みながら対策をした場合等、遅い方で2年くらいです。


以上は、アゴスのクラスを受講した場合の一般的な日本人の方の学習時間の目安です。数学・英語に得意・不得意の差が大きい場合は、上記の目安が当てはまらないケースも多いです。

また、学習期間について上記以外のご質問がありましたら、回答を追記しますので、お知らせください。

Exams 3 to 6 は追加購入しても2回まで – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

以下の記事で紹介している通り、有料の公式模擬試験である Exas 3 to 6 はリセットが1回しかできないため、最大2回しか受験できません。

しかし、何度も再購入すれば、何回でも受験できるのではないか? という疑問がありましたので、先日、GMACに問い合わせたところ、標記の事実が判明しました。

同じアカウントでは追加購入した Activation Codeを使用することができないため、有料公式模擬試験を追加購入しても結局使えず、意味がないことになります。

(ただし、、、有料公式模擬試験を購入するという目的のためだけに、mba.com に新規アカウントを作成し、Exams 3 to 6 を再購入して受験するという「抜け道」的な方法は依然として残されてはいます。その場合、くれぐれもGMAT Official Account は作成せず、mba.com への sign upするためだけのアカウント作成にとどめておく必要があります。もし、GMAT Official Accountを二重に作成してしまった場合、不正受験を疑われて後々、非常に面倒なことになる可能性があります。)

※ 以上は、2019年2月21日時点での情報です。今後、購入ルールやアカウント作成ルールが変更される可能性はあります。

ビデオ授業の活用法 – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

GMAT Verbal のビデオ授業では、授業教材である紙のテキストやOfficial Guide Book等の問題集がなくても、ノートPCまたはiPad等タブレットとネット環境さえあれば、受講&問題演習できることをご存知だったでしょうか?

通学クラスに欠席、遅刻、早退した際の内容や、クラス内で聞き逃したり、よく理解できなかった箇所などを、ビデオで24時間いつでも何度でも視聴し直して理解を深めていただくことができます。

ビデオ受講の方法は、以下の通りです。

(1) 授業シラバスでその日に学習する内容と問題を確認し、該当箇所のビデオを再生します。

(2) テキストの例題やOG等の問題がビデオ画面に出ますので、画面を最大化して再生後、画質が見やすくなった時点でビデオを一時停止して問題を解きます。

(3) 解答後、解説ビデオを視聴します。

(4) 解説をご覧になってもご不明な点がありましたら、ビデオ受講ページの質問欄またはメールでご質問ください。

Official Guide for Verbal Review の Sentence Correction / Critical Reasoning については、全ての問題をビデオで解説しています。

Official Guide 問題に取り組む場合は、ビデオを一時停止して問題を解く代わりに、本に添付されているアクセスコードを使ってオンライン上で問題を解いてから、ビデオ解説をご覧になるという方法もあります。

一度クラスで解説を聴いたりビデオ視聴したことがある問題を復習する際には、電車の中などでスマホを使って音声を聴き直すだけでも、十分に高い学習効果が得られるのではないかと思います。

GMAT Verbalスコアと正解率の不思議な関係 – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

Verbal / Quantitative はご存知の通りCATでスコアが算出されます。具体的な計算方法については、「非常に複雑なアルゴリズムを使っている」とだけ公表されていて、正確な採点方法はわかっていません。

ただ、本試験の多くのESRを比較してみると、一般的なVerbal目標スコアを取るための必要正解率の目安を知ることができます。

目標スコアのための必要正解率の大雑把な目安は、以下の通りです。

  • V. 25点: 50%
  • V. 30点: 60%
  • V. 35点: 70%
  • V. 40点: 80%

すなわち、Verbalスコアを2倍した数字が大まかな目標正解率の目安になります。

ただし、上の数字は実は±10-15%くらいの誤差があります。実際の本試験はCATで採点されるため、難問の方が加点率が高く、易しい問題は加点率が低くなるからです。

易しい問題を間違えた場合は、高い正解率でも高得点が出ない場合があります。

たとえば、極端なケースとしては以下のような例があります。(右上の「Total」正解率は私の加筆です。)

上の2つの試験結果では、前半の正解率が全く同じだったにも関わらず、合計正解率が15%以上低い方が10点もスコアが高くなっています。

Verbalでは36問中6問(約17%)が採点されないダミー問題ですが、ダミー問題で正解だった場合と不正解だった場合との運・不運を考慮に入れたとしても、このような差が出るのは驚くべきことです。

おそらく、約67%の正解率で25点だったケースでは、低いレベル設定の問題を間違えた可能性が高く、60%以下の正解率で35点だったケースでは、ほとんど難問だけを間違えたという可能性が高いのではないかと推測しています。

本試験や模擬試験で、なかなか30点を超えられなかった受験者の方ほど、「本試験ではOfficial Guideのような易しい問題は出ないから、もっと難しい問題で訓練する必要がある」などと学習体験談に書いていたりすることがありますが、大きな誤解です。

Verbal 45点を目指したい場合は別ですが、一般的な目標スコアである30〜35点前後を取るためには、多くの難問に正解することよりも、平均レベル以下の基本問題を落とさないことの方がはるかに重要だと言えるのではないでしょうか。

単語帳アプリに「My List」を追加しました – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

単語帳アプリに、自由に単語を追加したり削除したりできる「My List」機能を追加しました。

単語を入力して辞書ボタンを押すと意味が表示されますので、手軽な辞書アプリとしても使用することができます。

また、iPhone / iPad には「日本語⇔英語」だけでなく「英語⇔中国語」「英語⇔フランス語」など多くの言語の辞書をインストールすることができますので、学習したい言語に応じてお好みの辞書を利用できます。

アプリを最新版にアップデートしても、今までの学習記録はそのまま残ります。

今後も安心してアプリを常に最新の状態にしておかれることをお奨めします。

本当は怖い GMAT Verbal 採点法 – by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

本試験や模擬試験を何回か受験すると、実力はそれほど変わっていないのに、Verbalスコアが10点くらい変動するということは非常によくあります。

スコアが大きくブレる原因の1つに、GMAT独特の採点方法があります。

GMAT VerbalとQuantitativeセクションは、Computer Adaptive Test (CAT)と呼ばれる仕組みで採点されます。最初に平均レベルの問題が出題され、正解するとよりレベルの高い問題、間違えるとよりレベルの低い問題が出題され、最後に解いた問題のレベルによってスコアが決まります。

問題の重要度は最初の方が高く、最後の方に行くにしたがい徐々に問題の重要度が下がっていくことがわかっています。

ただし、CATである点はよいのですが、コワいのは、VerbalセクションでのReading問題の出題順序です。

下記の表は、本試験と同じプログラム / 採点アルゴリズムを使用しているGMAT Official Practice Examで起きた Verbal 3科目の出題順序(SC: Sentence Correction, CR: Critical Reasoning, RC: Reading Comprehension)です。

Exam 1 → 2 → 3 に行くにしたがって、Reading Comprehensionが最初の方に集中しています。

RCが苦手な一般的な日本人受験者にとっては、最初にRCが連続して出題されると体感的な難易度が大きく上昇するはずです。

実際、本試験や模擬試験でも、「最初の方のReadingで時間をかけすぎてしまい、途中からあせって集中できなかった」というような失敗談は多いです。

Verbal 3科目の順番は全くランダムだとされているため、Exam 3 のように偏った出題順序は十分にありえることだと覚悟しておく必要があります。

以上を踏まえた試験戦略としては、心構え的なことになりますが、「試験中にどこでRCに出会っても動揺しない」「序盤でRCが連続で出ても、中盤で出ても、RC戦略(何パッセージ目を捨てるか等)を変えない」ということが重要だと思います。

CATでは試験の最初の方の問題の方が重要度が高いとは言っても、普段の問題練習で正解率70%の実力の方が、最初の方の問題で時間をかければ80-90%以上正解できるということは期待できません。

第2パッセージが Verbal 5問目で出ても、15問目で出ても、試験会場で不運を嘆いてもしかたがありませんので、普段と同じテスト戦略で、最初から最後まで淡々と目の前の1問1問に集中するのがお奨めです。