9/23以降はGMAT Online受験回数が会場試験と合算されます

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

2020年9月23日以降、GMAT Online(自宅受験)が2回受験できることになります。

ただし、9/23以降の受験分に関しては、GMAT Onlineと会場試験の受験回数が合算され、自宅受験の場合も「12カ月間に5回まで、一生に8回まで」という回数制限に追加されることになりました。

9/23以前に受験したGMAT Onlineは、会場試験とは合算されません。

スコアレポートについては、9/23以降も今まで同様、会場試験と自宅受験とは別々のレポートになります。

GMAT Online(自宅受験)が生涯2回受験可能になります

9月末以降、GMAT Online(自宅受験 GMAT)に2回目のチャンスが与えられることになりました。

これで生涯に受験できる GMAT の回数は、会場受験8回+自宅受験2回 = 合計10回ということになります。

GMAT Online 再受験に関する詳細は後ほど公表されるとのことですが、おそらく、1回目と2回目の間隔を一定期間空けなければならない等の制限が加わるものと思われます。

いずれにしても、受験可能回数が増えてスコアを高める機会が増えることで、受験者にとっては嬉しいニュースですね。

GMAT Online(自宅受験) が12月31日まで延長されます

やはり予想通り、GMAT Onlineが延長されることになりました。

GMAT Online Exam

今回は一気に 2020年12月31日まで期間が延びるとのことです。

コロナウィルス の特別措置として実施されている GMAT Online ですが、もしかするとこのまま永続して会場受験と並行して選択できるようになる可能性も高くなってきたと思われます。

GMAT Online(自宅受験)が 8/14 まで延長

7/17 までとされていた GMAT Online(自宅受験)が 8/14 まで延長されることになりました。

https://www.gmac.com/gmat-other-assessments/about-the-gmat-exam/gmat-online

GMAT Onineは会場受験とは違い一生に1回しかチャンスがないこともあり、AWAもなく自宅で理想的な受験環境を自分で作ってGMATを受験できる貴重な機会でもあります。

「まだ準備が十分でないけれど7月が期限なのでとりあえずGMAT Onlineを申し込んでおいた」という方は、一旦キャンセルして確実に実力をつけてから受験することをお奨めします。

自宅受験 GMAT Online で「実物」ホワイトボードが選択可能になりました

自宅で受験する GMAT Online では、今まで筆記用具の使用は許可されず、画面上のオンライン・ホワイトボードを使用しなくてはいけなかったのですが、2020年6月11日以降の予約から、実物ホワイトボードが選択可能になりました。

Whiteboard Options for the GMAT™ Online Exam

今まで通りオンラインホワイトボードも使用可能ですが、自分で用意した30×50cm以下のホワイトボード、マーカー、イレイサーも使用できることになります。(mba.comの説明に「配送時間も考慮して申し込むように」とあったので、公式のセットが自宅に送られるのかと思っていましたが、自分で購入する場合の配送時間のことだったようです)

GMAT Onlineのスコアは会場受験のスコアレポートには記載されず、AWAがないので時間も短く、かつ自宅で受験できることで、会場受験よりも緊張感やプレッシャーが大きく緩和されるというメリットがあります。

今回のポリシー変更により、GMAT Onlineが不評だった唯一の原因であるオンライン・ホワイトボードを使わなくて済むようになったことで、GMAT Onlineを受験するメリットがさらに高まることになりました。

それにしても、、、6/10以前にGMAT Onlineを受けて、オンライン・ホワイトボードが原因でスコアが低くなってしまった受験者は、今回の変更には大いに不公平感を抱くのではないかと思います。

GMAT Online の受験チャンスは1回だけですが、「特例として6/10以前に受けた方だけ、追加受験料を払えばもう1回チャンスを与えられる」ということになったりしそうな予感がします。

GMAT Onlineが 7/17 まで延長されます

当初は 6/16 までの臨時措置として実施予定だった GMAT Online が 7/17 まで継続されることが公表されました。

https://www.mba.com/exams/gmat-online

やはり予想通り、という感じですが、私の予測ではコロナ収束後もしばらくの間は続くのではないかと思います。

現時点では、悪名高き Online Whiteboard がそのまま維持されるようですが、こちらもそろそろ改善されるのではないかと期待したいです。

GMAT(R)/GRE(R)テスト比較と適性について~自分はどちらが適している?チェックポイント~

 MBA受験において近年GRE(R)で出願する受験者は増加しています。例えば、UNC (Kenan-Flagler)では2015年の出願では16%であったGRE(R)受験者が2019年では48%と伸びています(※)そして、Harvard Business schoolの2019年入学者の約20%、U.Michiganにおいても24%がGRE(R)で受験をして入学しています。このように、GMAT(R)/GRE(R)どちらのテストが自分に向いているかを選択できるようになっている今、どちらのテストで受験したほうが良いかという質問が増えてきました。

日本人受験生にとって、GRE(R)試験は取り組みやすいのでしょうか?ここでは、以下の4つの項目について、整理します。

U.S. News & World Report and P&Q  Get the data  Created with Datawrapperより

 

1.GMAT(R)/GRE(R)のテスト比較(形式)

2.GMAT(R)/GRE(R)のテスト比較(内容)

3.テストの学習法について

4.目標スコア設定の考え方

 

 1.GMAT(R)/GRE(R)のテスト比較(形式)

 

2.GMAT(R)/GRE(R)のテスト比較(内容)


 

3.テストの学習法について

 ■Verbalセクション

 GRE(R) は難易度の高い単語の出題傾向 GMAT(R) は独特の文法の理解が必要

GRE(R) Verbalは基本的には、単語力、読解力に基づいた英語試験です。一方、GMAT(R)は、単語力、読解力の試験に加えて、文法力、論理的思考能力が加味されます。つまり、GMAT(R)とGRE(R)で決定的に違うのは、GRE(R)は難易度の高い単語と読解問題の多さ、GMAT(R)は特有の思考や解法理解です。以下その解説の詳細を記します。

 語彙/単語暗記の視点:

一言で言えば、まったく未知の英単語を暗記することが不得意であれば、GRE(R)よりGMAT(R)のほうが適しています。地道にコツコツと単語力や読解演習を行うことが得意な人はGRE(R)に適しています。

ただ、暗記力があっても、GRE(R)の穴埋め問題は、単語の定義や使い方含め、単に1つの意味を暗記しているだけでは、正確に回答できないケースもありえます。例えば、日本語⇔英語ではなく、英語⇔英語の暗記でないと解釈のずれがでてきます。

 文法力の視点

GMAT(R)では、基本英語力を身に着けたうえで、GMAT(R)文法と呼ばれるStandard Written Englishのルールを身につけることが必要となります。この習得には相当な時間を要します。しかし、英語文法を学ぶことに慣れているならば、効率よく学ぶことができます。この点から、文法嫌いな人にとっては、GRE(R)のほうが適しているかもしれません。

読解力の視点:

GRE(R)では、1つのパッセージに出題される設問数は1つや2つというように、GMAT(R)に比べると少なく、その代わりに新しいパッセージを次々と読み設問に回答することが必要です。この読解問題の多さに加え、GMAT(R)  readingよりもやや難解な学術分野の読解を続ける集中力が大切です。この点から、学術分野を研究実績のある方はGRE(R)にアドバンテージがあると言えます。なぜならGRE(R)のReadingを読みこなす英文読解力は簡単にはつかないからです。その意味では、GRE(R) Readingで高得点をとるには、地道が読解演習を繰り返すことが必要ですので、読解力に自信のない方はGMAT(R)のほうが、GRE(R)と比較すると取り組みやすいかもしれません。(GMAT(R) readingがやさしいということではありません。比較の問題です)

■Mathセクション

 GMAT(R)とGRE(R)の数学の内容比較は上記チャートに記載した通りです。

GMAT(R)数学が難しいので、GRE(R)受験を考える方、数学が不得意と思う方は、学校数学の基礎が足りない段階では、どちらでも同じように苦戦します。まずは、一定の学校数学の基礎固めを図ることが重要です。

数学の基礎固めはGRE(R)もGMAT(R)でも相当な時間を要します。さらに、GMAT(R)数学は基礎固め+α(特有の問題形式に独特の論点)がある部分、より長い学習時間を要するという意味においては、総合的にGRE(R)のほうが、対策にかかる時間数は少ないという意味いおいては、取り組みやすいといえるでしょう。しかし、安易にGRE(R)のほうが数学が易しいという見方は捨てた方がよさそうです。

  

4.GMAT(R)/GRE(R)の目標スコア設定の考え方 -Verbalセクションの目標スコアと学習時間-

Michigan MBA class of 2021 でいえば、合格者のGRE(R) MId-80 rangeとして、GRE(R) Quant Middle 80%が154-165、Verbal Middle 80%が153-167です。一方、GMAT(R)ではGMAT(R) Total ScoreのMiddle 80% rangeが680-760(Verbal Mathの内訳は非公開)です。

それぞれの目標スコアをイメージしやすくするために、GMAT(R)/GRE(R)のスコアの簡単な換算表を記しました。(下記資料①)

ここでは多くの日本人受験生から質問の多いGRE(R) Verbalセクション攻略にかかる時間の違いを述べます。

 

■Verbal160以上を狙う場合

Verbal160以上のスコアを英語が母国語ではない日本人が、短い期間で(3~4か月)スコアを取得するのは一般的には相当に難しいといえます。比較した場合、GMAT(R) Verbalの換算で39 のほうが、一般的には3-4ヶ月で到達はしやすいでしょう。(一般的にとしたのは、本来英語読解力の高い方は、GRE(R)にて短期間で目標達成しやすい場合もあるからです。)

■Verbal 150程度を狙う場合

一方、150程度のスコアを目指す場合には、上記のGMAT(R)に必要な学習法の中に苦手な部分がある方(SCなど文法が好きではないという方)は、GRE(R)のほうがスコアメイクしやすいかもしれません。

以上、様々な観点でGMAT(R)/GRE(R)を比較しました。

自分に適した試験を選ぶためには、現状の英語力、試験への適性、目標スコアなど様々な要素を加味する必要があります。GMAT(R)/GRE(R)講師、出願戦略コンサルタントまでお問い合わせください。

資料①:

GMAT(R) -GRE(R) スコア換算表 by ETS

 

・GRE(R)とは

GRE(R)(Graduate Record Examination)TESTは大学卒の英語を話すネイティブ向けに作られた適性や学力を測るテストです。アメリカの大学院を受ける方は、多くの場合、出願書類と一緒に GRE(R)のスコアを提出する必要があります。GeneralテストとSubjectテストがあり、専攻する分野によってはSubjectテストの受験も要求されます。

・GMAT(R)とは

GMAT(R)(Graduate Management Admission Test)は、ビジネススクール(経営大学院/MBA)への入学希望者を対象に行われる入学適性テストです。ビジネススクール入学後に、授業についていけるだけの能力があるかどうかが、このテストによって測られることになります。Verbal(英語)、Math(数学)、AWA(ライティング)、Integrated Reasoning(総合推理)の4セクションからなります。

・ETS とは

Educational Testing Serviceの略。1947年に設立され、米国ニュージャージー州プリンストンに拠点を置き、TOEIC ProgramやTOEFL、SAT(全米大学入学共通試験)、GRE(大学院入学共通試験)を含む約200のテストプログラムを開発している世界最大の非営利テスト開発機関。

  • GRE(R)は、Educational Testing Service(ETS)の登録商標です。
  • GMAT(R)は、Graduate Management Admission Council(GMAC)の登録商標です。

Executive Assessment Online(自宅受験)は5/5に開始

AGOS JAPANの中山です。

GMATダイジェスト版である「Executive Assessment」も、2020年5月5日から6月30日までの間、臨時措置として自宅で受験できるようになります。

Executive Assessment Online

オンライン版を受験できるのは、GMAT Online Exam同様、1回だけです。

科目は通常通り IR, Math, Verbalの3科目で、試験時間(1時間半)も会場試験と同じです。

日時変更手数料は無料ですが、キャンセルには100ドルかかります。

また、ペンやメモ用紙、タッチペン、ペンタブレット、タッチスクリーンを指でなぞることは禁止されていて、GMAT Online Exam同様に画面上の online whiteboard を使って計算することになりますので、Executive Assessment Onlineを受験する場合は、マウスで字を書きながら計算することに十分慣れておく必要があります。

GMAT Official Guide 2021 e-book 版が発売

AGOS JAPANの中山です。

GMAT Official Guide 2021 e-book版が昨年より2か月早く、4月末に販売開始されました。

OG 2020と比較した場合のOG 2021の主な特徴は、以下の通りです。

  • 3冊合計で2021の方が2020よりも181問多くの問題が含まれています。
  • OG 2020までは、以前のバージョンと15%程度の問題が「入れ替え」される形で、削除される問題より追加される問題が少し多かった程度ですが、OG 2021では削除された問題はほんのわずかで、追加問題が多くなっています。
  • Verbal に関しては、RC問題は Verbal Reviewに1つだけ新しい文章が追加されましたが Math/Verbal統合OG(以下、統合OG) の方は 2020と全てが同じ問題です。
  • CR問題は統合OGに20問追加、Verbal Reviewに24問追加され、統合OGで1問削除されています。
  • SC問題は統合OGに31問追加、Verbal Reviewには2問追加されています。
  • OG 2020同様、最初に問題をダウンロードすればオフラインでも問題が解けるモバイルアプリがついています。

もし、OG 2020を全て終えてしまい、さらに問題が欲しい方は、RC以外は追加問題が多い統合OGの方を購入されるのがよいかもしれません。

Official Guide 2021 は、以下のページから購入できます。

GMAT Exam Prep

紙の本の方は、アメリカでの工場や流通の停滞により販売予定が6月頃になるようですので、日本で入手可能になるのはもう少し遅くなるかもしれません。

GMAT Online Whiteboard公式練習ツールが公開されました by 中山道生

自宅で受験するGMAT Online Examでは、机の上にメモ用紙や筆記具を用意することは許されず、画面上のonline whiteboardを使ってメモや計算をする必要があります。

ペンタブレットも禁止で、マウスまたはトラックパッド等を使用して画面上に書かなければなりません。タッチスクリーン搭載のパソコンを使う場合、タッチペンまたは指の使用も禁止です。

GMAT Online Examに関しては、「ペンとメモボードが使用できる会場受験と比較して、GMAT Online Examはあまりにも不公平ではないか。試験当日にいきなりマウスで字を書けと言われても無理だ」というような批判がネット上を駆け巡っています。

そのような声を受けて、GMACがOnline Whiteboardの練習用ツールを公開しました。

Using the Online Whiteboard

下の画像のような練習ツールです。

私自身、ペンタブレットで字を書くことは非常に慣れているのですが、トラックパッドで真剣に字を書くのは今回が初めてでした。

実際に、MacBookのトラックぱどでMath問題を解こうとしてみましたが・・・

ペンで書く場合と比較して、何倍も時間がかかり、また、時間をかけてゆっくり書いても、ところどころ判読不能になってしまいました。

マウスで字を書くコツを掴んだ人の話によると、5〜7時間の訓練が必要だったそうです。

タイプ打ちもできるのですが、キーボードのみで数字を打って計算するのにも慣れと時間が必要です。

練習をした数分後・・・

少しはマシになりましたが、やはりペンと比較するとはるかに時間がかかります。

結論として、今回公開されたオンライン・ホワイトボード訓練ツールを少し試しただけの現段階では、私自身、GMAT Online Examを受験する勇気は全く持てませんでした。

これから GMAT Online Examの受験を予定している方は、マウスとキーボードでスラスラ計算できるようになるまで十分に訓練してから、試験当日を迎えられるように準備することをお奨めします。

私の希望的推測では、GMAT Online Examがもし6月15日以降も提供され続ける場合、世界中のGMAT受験者からの猛抗議を受けて、GMAT Onlineでペンタブレットやタッチスクリーン&スタイラス等の使用を許可するようにルール変更されるのではないかと思いますが、、、当面の間は、マウスで字を書く練習に励むしかなさそうです。