GMAT(R)/GRE(R)テスト比較と適性について~自分はどちらが適している?チェックポイント~

 MBA受験において近年GRE(R)で出願する受験者は増加しています。例えば、UNC (Kenan-Flagler)では2015年の出願では16%であったGRE(R)受験者が2019年では48%と伸びています(※)そして、Harvard Business schoolの2019年入学者の約20%、U.Michiganにおいても24%がGRE(R)で受験をして入学しています。このように、GMAT(R)/GRE(R)どちらのテストが自分に向いているかを選択できるようになっている今、どちらのテストで受験したほうが良いかという質問が増えてきました。

日本人受験生にとって、GRE(R)試験は取り組みやすいのでしょうか?ここでは、以下の4つの項目について、整理します。

U.S. News & World Report and P&Q  Get the data  Created with Datawrapperより

 

1.GMAT(R)/GRE(R)のテスト比較(形式)

2.GMAT(R)/GRE(R)のテスト比較(内容)

3.テストの学習法について

4.目標スコア設定の考え方

 

 1.GMAT(R)/GRE(R)のテスト比較(形式)

 

2.GMAT(R)/GRE(R)のテスト比較(内容)


 

3.テストの学習法について

 ■Verbalセクション

 GRE(R) は難易度の高い単語の出題傾向 GMAT(R) は独特の文法の理解が必要

GRE(R) Verbalは基本的には、単語力、読解力に基づいた英語試験です。一方、GMAT(R)は、単語力、読解力の試験に加えて、文法力、論理的思考能力が加味されます。つまり、GMAT(R)とGRE(R)で決定的に違うのは、GRE(R)は難易度の高い単語と読解問題の多さ、GMAT(R)は特有の思考や解法理解です。以下その解説の詳細を記します。

 語彙/単語暗記の視点:

一言で言えば、まったく未知の英単語を暗記することが不得意であれば、GRE(R)よりGMAT(R)のほうが適しています。地道にコツコツと単語力や読解演習を行うことが得意な人はGRE(R)に適しています。

ただ、暗記力があっても、GRE(R)の穴埋め問題は、単語の定義や使い方含め、単に1つの意味を暗記しているだけでは、正確に回答できないケースもありえます。例えば、日本語⇔英語ではなく、英語⇔英語の暗記でないと解釈のずれがでてきます。

 文法力の視点

GMAT(R)では、基本英語力を身に着けたうえで、GMAT(R)文法と呼ばれるStandard Written Englishのルールを身につけることが必要となります。この習得には相当な時間を要します。しかし、英語文法を学ぶことに慣れているならば、効率よく学ぶことができます。この点から、文法嫌いな人にとっては、GRE(R)のほうが適しているかもしれません。

読解力の視点:

GRE(R)では、1つのパッセージに出題される設問数は1つや2つというように、GMAT(R)に比べると少なく、その代わりに新しいパッセージを次々と読み設問に回答することが必要です。この読解問題の多さに加え、GMAT(R)  readingよりもやや難解な学術分野の読解を続ける集中力が大切です。この点から、学術分野を研究実績のある方はGRE(R)にアドバンテージがあると言えます。なぜならGRE(R)のReadingを読みこなす英文読解力は簡単にはつかないからです。その意味では、GRE(R) Readingで高得点をとるには、地道が読解演習を繰り返すことが必要ですので、読解力に自信のない方はGMAT(R)のほうが、GRE(R)と比較すると取り組みやすいかもしれません。(GMAT(R) readingがやさしいということではありません。比較の問題です)

■Mathセクション

 GMAT(R)とGRE(R)の数学の内容比較は上記チャートに記載した通りです。

GMAT(R)数学が難しいので、GRE(R)受験を考える方、数学が不得意と思う方は、学校数学の基礎が足りない段階では、どちらでも同じように苦戦します。まずは、一定の学校数学の基礎固めを図ることが重要です。

数学の基礎固めはGRE(R)もGMAT(R)でも相当な時間を要します。さらに、GMAT(R)数学は基礎固め+α(特有の問題形式に独特の論点)がある部分、より長い学習時間を要するという意味においては、総合的にGRE(R)のほうが、対策にかかる時間数は少ないという意味いおいては、取り組みやすいといえるでしょう。しかし、安易にGRE(R)のほうが数学が易しいという見方は捨てた方がよさそうです。

  

4.GMAT(R)/GRE(R)の目標スコア設定の考え方 -Verbalセクションの目標スコアと学習時間-

Michigan MBA class of 2021 でいえば、合格者のGRE(R) MId-80 rangeとして、GRE(R) Quant Middle 80%が154-165、Verbal Middle 80%が153-167です。一方、GMAT(R)ではGMAT(R) Total ScoreのMiddle 80% rangeが680-760(Verbal Mathの内訳は非公開)です。

それぞれの目標スコアをイメージしやすくするために、GMAT(R)/GRE(R)のスコアの簡単な換算表を記しました。(下記資料①)

ここでは多くの日本人受験生から質問の多いGRE(R) Verbalセクション攻略にかかる時間の違いを述べます。

 

■Verbal160以上を狙う場合

Verbal160以上のスコアを英語が母国語ではない日本人が、短い期間で(3~4か月)スコアを取得するのは一般的には相当に難しいといえます。比較した場合、GMAT(R) Verbalの換算で39 のほうが、一般的には3-4ヶ月で到達はしやすいでしょう。(一般的にとしたのは、本来英語読解力の高い方は、GRE(R)にて短期間で目標達成しやすい場合もあるからです。)

■Verbal 150程度を狙う場合

一方、150程度のスコアを目指す場合には、上記のGMAT(R)に必要な学習法の中に苦手な部分がある方(SCなど文法が好きではないという方)は、GRE(R)のほうがスコアメイクしやすいかもしれません。

以上、様々な観点でGMAT(R)/GRE(R)を比較しました。

自分に適した試験を選ぶためには、現状の英語力、試験への適性、目標スコアなど様々な要素を加味する必要があります。GMAT(R)/GRE(R)講師、出願戦略コンサルタントまでお問い合わせください。

資料①:

GMAT(R) -GRE(R) スコア換算表 by ETS

 

・GRE(R)とは

GRE(R)(Graduate Record Examination)TESTは大学卒の英語を話すネイティブ向けに作られた適性や学力を測るテストです。アメリカの大学院を受ける方は、多くの場合、出願書類と一緒に GRE(R)のスコアを提出する必要があります。GeneralテストとSubjectテストがあり、専攻する分野によってはSubjectテストの受験も要求されます。

・GMAT(R)とは

GMAT(R)(Graduate Management Admission Test)は、ビジネススクール(経営大学院/MBA)への入学希望者を対象に行われる入学適性テストです。ビジネススクール入学後に、授業についていけるだけの能力があるかどうかが、このテストによって測られることになります。Verbal(英語)、Math(数学)、AWA(ライティング)、Integrated Reasoning(総合推理)の4セクションからなります。

・ETS とは

Educational Testing Serviceの略。1947年に設立され、米国ニュージャージー州プリンストンに拠点を置き、TOEIC ProgramやTOEFL、SAT(全米大学入学共通試験)、GRE(大学院入学共通試験)を含む約200のテストプログラムを開発している世界最大の非営利テスト開発機関。

  • GRE(R)は、Educational Testing Service(ETS)の登録商標です。
  • GMAT(R)は、Graduate Management Admission Council(GMAC)の登録商標です。

GMAT Online Whiteboard公式練習ツールが公開されました by 中山道生

自宅で受験するGMAT Online Examでは、机の上にメモ用紙や筆記具を用意することは許されず、画面上のonline whiteboardを使ってメモや計算をする必要があります。

ペンタブレットも禁止で、マウスまたはトラックパッド等を使用して画面上に書かなければなりません。タッチスクリーン搭載のパソコンを使う場合、タッチペンまたは指の使用も禁止です。

GMAT Online Examに関しては、「ペンとメモボードが使用できる会場受験と比較して、GMAT Online Examはあまりにも不公平ではないか。試験当日にいきなりマウスで字を書けと言われても無理だ」というような批判がネット上を駆け巡っています。

そのような声を受けて、GMACがOnline Whiteboardの練習用ツールを公開しました。

Using the Online Whiteboard

下の画像のような練習ツールです。

私自身、ペンタブレットで字を書くことは非常に慣れているのですが、トラックパッドで真剣に字を書くのは今回が初めてでした。

実際に、MacBookのトラックぱどでMath問題を解こうとしてみましたが・・・

ペンで書く場合と比較して、何倍も時間がかかり、また、時間をかけてゆっくり書いても、ところどころ判読不能になってしまいました。

マウスで字を書くコツを掴んだ人の話によると、5〜7時間の訓練が必要だったそうです。

タイプ打ちもできるのですが、キーボードのみで数字を打って計算するのにも慣れと時間が必要です。

練習をした数分後・・・

少しはマシになりましたが、やはりペンと比較するとはるかに時間がかかります。

結論として、今回公開されたオンライン・ホワイトボード訓練ツールを少し試しただけの現段階では、私自身、GMAT Online Examを受験する勇気は全く持てませんでした。

これから GMAT Online Examの受験を予定している方は、マウスとキーボードでスラスラ計算できるようになるまで十分に訓練してから、試験当日を迎えられるように準備することをお奨めします。

私の希望的推測では、GMAT Online Examがもし6月15日以降も提供され続ける場合、世界中のGMAT受験者からの猛抗議を受けて、GMAT Onlineでペンタブレットやタッチスクリーン&スタイラス等の使用を許可するようにルール変更されるのではないかと思いますが、、、当面の間は、マウスで字を書く練習に励むしかなさそうです。

GMAT が自宅で受験できるようになります! by 中山道生

2020年4月20日から6月15日までの間、暫定的な特別措置としてGMATを自宅で受験できるようになります。

Welcome to the GMAT Online

AWA を除いた2時間45分の試験で、AWAがない点を除いては通常の試験と同じアルゴリズムで採点されます。

スコアは通常通り5年間データに残ります。

「12か月間に5回」「一生に8回」という受験制限にはカウントされないとのことですが、GMAT Onlineを受験できるのは1回だけという制限があります。

受験料は$200で、通常より50ドル安くなっています。

科目の順序は選択できず、Quantitative → Verbal → IR の順序で受験し、休憩時間は IR の前に5分間が許されるのみという点も、通常の試験と異なる点です。

試験前に顔写真、身分証明書の写真、試験環境である部屋の写真を送付し、試験中はWebカメラとマイクを通して試験官が監視するシステムになります。試験中に部屋を出たり、試験官の視界から出ることは許されません。試験中に質問がある場合は、チャットを通じて試験官に質問します。

GMAT Online に関する FAQ は以下のページで参照できます。

About the GMAT Online Exam

GMAT Onlineに関して追加の情報がわかりましたら、このブログでお知らせしていきます。

GMATスコア復活の料金も一時的に無料になりました by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

GMAT では、一度スコアをキャンセルしてスクールに送らない選択をした後も、通常は追加料金を50ドル支払うことでスコアを復活させスクールに送付することができます。

現在、コロナウイルスのため世界各国でGMAT試験会場が閉鎖されている状況を受け、過去に受験して一度キャンセルしたスコアを復活させる料金が、一時的に無料になりました。

mba.com の My Account からスコア・キャンセルした試験も含めて過去5年以内の GMAT 受験履歴を見ることができますので、そこからキャンセルしたスコアを復活できます。

コロナウイルス関連の GMAT 公式の最新情報は以下のページで公開されています。

https://www.mba.com/articles-and-announcements/announcements/update-on-coronavirus

GMAT学習体験記:720点(HBS合格)by 中山道生

今年、Harvard Business School に合格された方から受験体験記を頂きましたので、ご紹介します。
(公開のご承諾をいただいています)

———-(引用ここから)——————————————————

1回目 (2018.06.18) :620 (V 27/Q 49/IR 4/AWA unknown) ⇒ キャンセル
2回目 (2018.10.09) :690 (V 32/Q 50/IR 7/AWA unknown) ⇒ キャンセル
3回目 (2018.10.28) :620 (V 28/Q 47/IR 7/AWA unknown) ⇒ キャンセル
4回目 (2018.11.18) :640 (V 30/Q 48/IR 5/AWA unknown) ⇒ キャンセル
5回目 (2019.06.09) :720 (V 38/Q 49/IR 7/AWA 5.5) ⇒ 出願スコア

上記の通り、私はGMATのスコアメイクに約1年間を要しました。4回目のスコアが出た後、当年度の出願を断念し、翌年度の1st Round出願へ切り替えるというプロセスを辿りました。スランプに陥っていた私は、4回目の受験後、藁にもすがる思いで「GMAT Verbal 35点突破プライベートレッスン」にて中山先生のご指導を仰ぎました。そこから半年間、腰を据えて徹底的に基礎からVerbalの復習を行ない、5回目の受験でようやく目標を達成することができました。少し長くて恐縮ですが、以下の自身の反省と、最後の半年で見出した自分なりの勉強法が、受験生の皆さまの一助になりましたら幸いです。

< 各セクションの勉強法:Quant >
1. 高難易度問題に日頃からチャレンジ
マスアカやOfficial Guide等で基礎力を固め、Practice Examでも50-51点が安定して出る状態になってから初回を受験しましたが、本番の点数は49点。本番の難易度の高さに愕然としました。以降は巷で高難易度とされる問題集でCATテストを繰り返し、日々コテンパンに打ちのめされながら(30点台や20点台後半はザラ)、本番でもくじけないメンタリティと、難問が続いてもペースを崩さず31問やり抜くタイムマネジメント力を養いました。

2. 間違えた問題の反復演習
間違えた問題はノートに書き出し、「なぜ間違えたのか」「次に同様の問題が出たときに2分半以内に回答するにはどうしたらよいか」を手書きで徹底的に分析しました。定期的にそのノートの問題を解き直し、時間内に回答できるようになるまで反復しました。この勉強法は弱点の克服だけでなく、自身の得意・不得意の理解にも役立ちました。そのおかげで、得意問題で勝負し、不得意問題は潔く回答して先に進むといった、冷静に問題を取捨選択する実践的な姿勢を身に着けることに繋がりました。

< 各セクションの勉強法:Verbal >
1. 英文に心から興味を持って読む
RC/CR/SCいずれのパートも苦労しましたが、最も苦手意識が強かったのはRCです。RC攻略法は身に着けていると自負していたにも関わらず、点数が安定せず暗中模索状態でした。中山先生に自身の弱点と改善法をご指導頂き、「どのように正答を導き出すか」ではなく、「どのように英文を読むか」ということに集中して練習を重ねたところ、RCだけでなくCRでも点数が安定するようになりました。驚くべきことに、私にとっては正答を導き出すことを戦略的に考えるのではなく、「どんなに面白いことが書いてあるのだろうか」と心から興味を持って読解に臨むメンタリティが点数UPへの最大の攻略法だったようです。

2. 正解した問題も徹底的に復習する
点数が低迷していた頃は、なんとなく正解できた問題に対し「なぜ正解だったのか」を問わず、一貫しない思考でその場しのぎの解答を繰り返していました。この為、身に着けるべき基礎知識の定着がまばらになり、Verbalの点数安定に苦しんだと反省しています。当初は「毎日何問」とノルマを設定して勉強していた結果、数をこなすことが目標化し、質より量を重視してしまっていたことも、上記のような勉強に陥っていた要因だったのではないかと感じます。
後半の勉強では、1パート1日1-2問という日すらあるほど、徹底して量より質にこだわり、自身の正解・不正解に関係なく、少しでも疑問に思ったことはその場でとことん究明する姿勢を貫きました。その為、自力で解決が難しい多くの場面で、中山先生に大変お世話になりました。数は少なくても各パート毎日欠かさず問題に触れるようにし、解答の感触をキープしていたことも大切だったと感じています。

< 本番の攻略法 >
1. タイムマネジメント
4回目の受験までは深入りする癖が治らず、難易度の高い問題で時間を浪費したことが後半の焦りの要因となっていました。結果、後半に難易度の低い問題を落としたり、時間切れになる等の失敗を繰り返していました。5回目の受験では、時間内に全設問に触れる為に3分以内で解けそうに無いものに対して深入りせず、「はい、次~」とランダムクリックして先に進むことを大切にしました。結果、後半も一問一問丁寧に向き合う事ができ、正解すべき設問を確実に取れたことが重要だったと痛感しています。

2. 適度な開き直りの精神
どんなに上手く行かなくても途中で諦めたり、逆に焦って空回りしたりせず、目の前の問題に淡々と取り組むメンタリティが成功に繋がりました。いつもQuant → Verbal → IR → AWA の順に受験していたのですが、5回目の受験の際、冒頭のQuantが大変難しく、分からない問題が10問、ランダムクリックが5問と危機的状態でした。「しくじったかな…」とも思いましたが、半ば開き直って淡々とVerbalを解くことにより、Quantから続いたタイムマネジメントのリズムを維持し、練習通りのパフォーマンスを発揮できたように思います。4回目までの私は、Quantの失敗を引きずってVerbalの集中力を欠いたり、RCの文章が頭に入ってこないなど、負のスパイラルに陥っていたと思います。適度に開き直り、前だけを見て、落ち着いて目の前の問題に取り組むのみ、です。

< スコアメイク期間の振り返り >
TOEFLから数えれば約2年という、大変長いスコアメイク期間を過ごしてしまいました。短期決戦を目指して鼻息荒く勉強を開始した自分が懐かしいです(笑)。昔から試験が得意ではなく、トップスクールの合格者の中でも決して点数が高い方ではありませんが、時間が掛かっても結果にこだわって受験を続けてよかったと心から感じています。正直、「GMATのテクニックを身に着けてこの先何の役に立つのだろう」と思うことさえありました。ですが、その過程を乗り越えた「自信」や、その過程で得た「自分自身への理解 (自分のダメなところ、思考の癖、マインドコントロール方法など)」は、一生モノの学びだったと感じています。

中山先生にはラスト半年、最も辛いところで根気強く背中を押して頂き、細やかにご指導頂きましたことを心から感謝しております。AGOSのアドバイザーの皆さまにも、長い受験期間を通して大変お世話になりました。最後に、受験生の皆さまが、今は苦しくても最後に一生モノの成果を掴み取れるような、充実した受験生活を過ごされることを切に願っています。

コロナウイルスのGMAT試験への影響 by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

昨日3月19日、コロナウィルス蔓延に対する暫定措置として、GMAT受験日程の変更手数料を免除することが公表されました。(通常は、変更日が試験の何日前かによって50〜150ドルの予約変更料がかかります。)

キャンセル料については、会場の都合で試験中止になった場合は免除されますが、自分の都合でキャンセルする場合には、手数料がかかります。(追記:4月20日時点で、自分の都合でキャンセルする場合も無料になることが明記されました。)

3月中は、世界の多くの国でGMAT試験中止の措置が採られていますが、日本では今のところ3月中も試験が行われています。

<現在の空席状況>

3月19日現在、新宿会場で2日、受験可能日があります。

4月には、東京会場で千代田区、新宿区それぞれ7日、大阪に1日受験可能日があり、名古屋と福岡では今のところ4月の空席はありません。

受験日程の変更料免除も含めて、今後、状況に応じて頻繁に方針が変更される可能性はありますので、試験ルールについては、ぜひGMAT公式ページでもご確認ください。

GMATのコロナウィルス 対策の特集ページは、以下のリンクから参照できます。

https://www.mba.com/articles-and-announcements/announcements/update-on-coronavirus

GMAT学習体験記:570 → 580 → 660 → 740点 – by 中山道生

GMAT 740点を達成してトップ校に合格された方から学習体験記を頂きましたので、ご紹介します。

(ESRも含めて、公開のご承諾をいただいています)

———-(引用ここから)——————————————————

以下私のGMAT体験をお送りいたします。

私費で30代と厳しい状況でしたが、Dream校(○○○)に奇跡的に合格できたのは、中山先生のおかげです。

改めて本当にありがとうございました。

GMATは英語(特に読解力)を徹底的に鍛えるいい機会だったと思っています。MBA校から出される課題図書も、昔では読めなかったような難解な英文がスラスラ読めるので、中山先生の指導のもとGMATを頑張ってよかったと今でも思っております。

ご参考になるかわかりませんが、以下記します。 

570580660740点

1回目(2018年10月28日) 570(V22,Q47,IR,AWA5)

2回目(2018年11月25日) 580(V25,Q45,IR,AWA4)

3回目(2019年1月6日) 660(V35,Q47,IR,AWA5)

4回目(2019年4月7日) 740(V42,Q49,IR,AWA.5)

 

TOEFLが100点近くまで取れたため、9月からGMATの勉強をスタートしました。アゴスの中山先生のビデオクラスを取りました。

また、1月には中山先生の個別授業も1度受けさせていただきました。

 

RC

RCはとにかくまず単語力だと思いました。

1回目と2回目満足のいくスコアが取れなかったのですが、中山先生にメールで相談したところ、「ボキャブラリーが大事だ」とアドバイスいただいたため、単語帳を増やしました。

TOEFLの際Rank4まで覚えた3800英単語に加えて、TOEFLテスト英単語4000(河野太一氏)を丸暗記しました。暗記のポイントは、前日やった単語を次の日必ず再確認することです。毎朝必ず再確認するようになってから単語の定着が劇的に進みました。

また、単語の暗記は隙間時間にできるので、単語帳はどこに行くにも常に持ち歩くようにしていました。タクシーの中、人を待つ時など、少しずつ覚えました。

また、読解力はリスニングと同じく、毎日続けないとすぐ衰えてしまうと気づいたため、毎日どんなに忙しくても必ず時間を計ってRCを一問以上解くようにしました。OG、昔のOGPrepのほか、マンハッタンなどのいわゆる似ている問題でいいので、とにかく量をこなすことが大事だと思います。

そして解き終わった問題のわからなかった表現、単語は調べて、ワードに全て残しておきました。ワードメモは、定期的に目を通すと、知らない単語が定着していきます。

また、問題の傾向をつかむため、問題は必ず数週間後に再度解きました。これを繰り返していくと、ある時RCがスラスラ読めるようになっています。

 

CR

CRRCと同様に読解力、単語力だと思います。

RCと同様、とにかく多くの問題に触れることが大事だと思います。ただ、パターンを丸暗記しても意味ないので解くのは1回限りです。

 

SC

巷には多くの解法が転がっていますが、中山先生のメソッド以上のものはないと思います。私は何度も中山先生にしつこくメールで質問してしまいましたが、納得いかなかった解法は一つもありませんでした。

 

ビデオクラスを受講した後、OGWHITE BOOKPractice ABを4周しました。

1周目は全問解き、2周目で

(完璧に理解)

(正解したが完璧ではない)

×(間違えた)の印をつけ、

3周目からは×のみ解きました。

とにかく全ての問題で、「正解はこういう理由でこれだ」と完璧に説明できるまで理解するようにしました。理解できたものにはをつけて、次は一切ときません。

わからなかったポイントについて、中山先生に数日に一回まとめてメールで聞けたのが本当に助かりました。何度もしつこくメールしてしまい、本当に迷惑おかけしたと思いますが、あのご指導があったからこそSCは最後にはほとんどわかるようになりました。

 

SCは短時間でそれぞれ解けるので、iPhoneに問題を写真で撮って保存し、隙間時間で解いていきました。3周目からは、ほとんどの問題が自分で説明できるくらい頭に入ってきました。また、「これは重要」というポイントは、ワードにメモで残して、テスト前日に緑色のテキストと一緒に一気に見るということをやりました。

 

Math

Mathは正直あまりスコアが伸びなかったのですが、マスアカとジェイマスを2周した後、RCと同様で、とにかく問題を集めて解きまくりました。「このパターンの問題解いたことあるな」と思うようになってきたところで、49点に達したと思います。

 

テスト本番

時間配分が大事なので、テストスタートと同時に以下の時間表をメモの右端に記してペースメイキングしました。

 

V 65-36

60 3

55 7

50 10

40 16

30 22

20 28

10 34

5 36

 

math 62-31

60分 3問

50 8

40 13

30 18

20 23

10 28

5 31

 

解き方について

740点という自分でも信じられないスコアが取れたのは、1月に660点を取った後、中山先生の個別授業を受講させていただいたおかげです。

その時は、2問目のRCを解かないという戦略を取っていたのですが、中山先生から「今のボキャブラリー力があったら全問解ける」とおっしゃっていただいて、そこから戦略を変えました。

そうは言っても、最初は全く時間内に解けなかったのですが、1週間も演習を続けているうちにだんだん時間内に解けるようになってきて、Prepでも730点などを連発するようになってきました。慣れてくるとペース配分がわかってきました。

また、個別授業でもう一つ非常に印象的だったアドバイスが、RCCRでは「中途半端に6割の理解で解かず、時間をかけて8割の理解になってから解く」ということです。自分では気がつかなかったポイントなのですが、RCCRはわかった気になってなんとなく解いていた問題が多かったのです。全ての問題について「こういう意味だからこれが正解」としっかり理解して解くように心がけるようになりました。この方法も、最初は時間がかかりましたが、演習問題を何度も解くごとに慣れてきて、スピードが増していくのがわかりました。

 

以上乱文で失礼いたしました。

本当にありがとうございました。

———-(引用ここまで)——————————————————

上記の体験記を頂いた後に、以下の補足を頂きました。

「ちなみに、特に3回目と4回目の受験の間で、間隔が大きく(3ヶ月)開いていますが、実はその時期仕事が非常に忙しくて、数週間GMATにほとんど手をつけられない時期もあったため、3回目から4回目の間に投じた時間は見かけほど多くはなかったです。
ただ、その時期も、10分でもいいので毎日英文を読解するようにはしました。」

ESR公開のご承諾もいただきましたので、以下に要点を抜粋いたします。

まず、前半でしっかり正解率を上げ、最後に残った時間でさらに正解率を大きく向上させたことが Verbal で「ホームラン・スコア」を出せた原因となったようです。

4th quarter には1問平均1分弱しかかけていないにもかかわらず88%の正解率は素晴らしいです!

1st quarter 100%, 2nd 88%の正解率であるにもかかわらず、最後までHighには届かずMedium-Highになっていますが、40点以上の高得点が出る場合になぜかよく起こる現象です。(Mathでも同様の現象がよく起こります)

科目別でも、CR, RC, SC全て Verbal スコア40点相当以上の評価が出ています。

Verbal 1問あたりの平均解答時間は全受験者の平均と同様だったようです。CRは平均よりも長く時間をかけ、SCは4th quarterでの即答もあったためか平均解答時間が非常に短くなっています。

Verbal Strategy/ Practiceビデオを繰り返しご覧いただき、非常に多くの時間をGMAT学習に費やしながらも、最初の2回は習得したGMAT知識やスキルを試験で発揮しきれずに伸び悩んでいらっしゃいましたが、、、その後、語彙力を徹底的に強化して読解力が大きく向上したことでブレイクスルーが訪れ、3回目以降の飛躍的なスコアの伸びにつながったようです。

GMAT試験会場が新宿に増設されました – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

10月から、日本でのGMAT試験会場が1つ追加され、新宿区西新宿の会場でも受験できるようになりました。

丸の内線「西新宿」駅から徒歩1分の場所にあるようです。

2019年10月29日現在、11月は火・水のみ、12月と1月は月曜日のみ受験可能です。

新宿会場の追加により、現在、日本でのGMAT試験会場は、東京2か所、大阪、名古屋、福岡の合計5か所になりました。

受験者数がピークになる11月〜1月に会場が増設されて選択肢が増えるのは、ありがたいですね。

最新の空席情報は、以下のページで確認できます。

https://www.mba.com/exams/gmat/before-the-exam/register-for-the-gmat-exam/find-a-test-center

 

GMAT Official Guide 2019/2020 オンライン問題 (IR, Verbal, Math) へのアクセス方法 – by 中山道生

以下、OG 2019 / 2020 版オンライン問題(IR, Verbal, Quantitative共通)へのアクセス方法を解説します。

1.gmat.wiley.com (www.なし) にアクセス

2.OG出版社 Wileyのアカウントを作成した後、ログインします。

3. 上の画像の赤丸 “Activate PIN”をクリックして、アクセスコードを入力します。

本の表紙の袋の中の「ISBN番号」が書かれた紙の裏側に「Access Code」が記載されていますので、それがPIN番号になります。

4. ログインした後、Official Guide 2019 または 2020 の「Launch」ボタンをクリックします。

5. ページ下の方の「Go to Practice Set Builder」をクリックすると、練習問題の画面に移動します。

6. 各科目の左側にある三角ボタン(上の画像の赤丸)をクリックすると、詳細な科目選択ができます。

7. ページ下の方の「Number of Questions」で練習したい問題数を選択して学習を開始します。

8. “Study Mode”を選択すると解答後すぐに正解と解説が表示され、”Exam Mode”を選択すると 選んだ問題数のセットが終了した後に正解と解説を確認できます。

 

GMAT Official Advanced Questions が発売されました – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

GMATでは初の公式「難問」集: “GMAT Official Advanced Questions” が9月に発売されました。

Verbal / Quantitativeの過去問のうち、Easy, Medium, Hard の3段階で、Hardレベルに分類されるものだけが合計約300問収録されています。

現行の Official Guide との問題の重複はありません。

従来の Official Guide同様、オンライン問題にアクセスしてネット上で問題を解くこともでき、本の代わりに VitalSource の e-Book を購入することもできます。

Wiley Efficient Learning オンライン問題のメニュー選択画面は従来の OG と同じ外観です。

唯一、従来のOGと異なる点としては、”Easy”, “Medium”だけを選択して解こうとすると以下のようなエラーメッセージが出てしまうことです。

収録されている過去問の出典としては現行のOG以上に、10年以上前のOG 8〜10th edition等に収録されていた頃の問題の割合が高くなっています。

(ちなみに、「今のGMATは昔の試験より難度が上がっているから、ペーパー試験の頃の過去問で訓練しても意味がない」などと体験談で書いている方も時々いらっしゃいますが、全くの誤解です。1997年以前の過去問にも難問はもちろん多いです。今回の問題集のように現在の問題とミックスして過半数がペーパー試験の問題になっていても、どちらが昔の問題か気づける方はほとんどいないはずです。)

いずれにしましても、こちらは「Adavanced」という名の通り、平均以上のレベルの問題のみが収録されている問題集ですので、GMAT 初級〜中級の方にはあまりお奨めできません。

Math 部分については、現時点でQ 45 以上くらいであれば、この問題集を使って練習する学習効果が高いのではないでしょうか。

Verbalについては、すでに 30点前後を取れていて、もっと難しい問題が欲しいという方にはお薦めの教材です。(現時点で Verbal 25以下の方は、これらの難問が解けないことがスコアが伸びない原因なのではなく、平均レベル以下の基本問題をミスしていることが最大の敗因である可能性が高いです。GMAT試験では前半でどんどん正解しないと難問には出会えないからです。)


アゴスでは、無料の「35点突破難問チャレンジセミナー」を定期的に実施しています。すでに独学または他の予備校で学習し Verbal 25点以上をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

また、GMAT Verbal の基本から上級レベルの知識やスキルまで網羅する Verbal Strategy コースの体験授業 も定期的に実施していますので、こちらも合わせて、ぜひご参加ください。