たかが英語の発音、されど発音(その1)– by 加藤

あけましておめでとうございます。

年頭において、心機一転! 皆さんは、もう新年の抱負を決めましたか?

皆さんの抱負は、

「留学実現! → TOEFL/IELTSのスコアメイク → そのためにはアゴスで勉強!」

というものに、勝手に決めさせて頂きたいと思います(笑)。

さて、話は変わって、今回は私自身の米国留学での苦労話です。

私は留学前は日本の大学でE.S.S.(英語研究部)に所属しており、他大学対抗英語弁論大会で準優勝を2度獲得したことがあります。(今回はそれを自慢したいわけではありません。)そのような実績もあり、周囲からは「発音が得意な人」と一目を置かれていた自分なのですが。。。

しかし、いざ21歳で交換留学生に選ばれ、米国で暮らし始めたら、自分の発音が周囲の米国人に通じないという経験を、嫌というほどさせられました。(以下はすべて実話です。)

まず、ファーストフード店でコーヒーを注文したのにコカ・コーラが出てきた、ということが3度ほどありました。「This is not what I ordered!」と言って出てきたコーラを店員さんに突き返した(!)いところでしたが、気が小さい私にはそんなことはできません。「Thank you.」と笑顔で言って席に着き、「なんで、通じなかったんだろう。。。」と一人ぼやいたり、「コーフィ、いや、カァフィと言うべきだったか…」と小声で発音練習を何度かしながらコーラを飲みほしたのでした。。。

また、ある時はアイスクリーム店でのお話。バニラ・アイスが好きな私は何度か「Vanilla ice cream, please.」と言ったものの、「What? Say it again.」などと店員さんに聞き返され、3回言っても通じなかったので、やけっぱちになって「Chocolate ice cream, please.」と言ったら一発で通じたので、それで妥協した経験があります(笑)。

発音が通じないと、自分が食べたり飲んだりできるものも限定されてしまいます。。。

(「その2」に続きます。1週間後にアップ予定です。)