たかが英語の発音、されど発音(その2) – by 加藤

(以下は、私の前のブログ記事「たかが英語の発音、されど発音(その1)」の続き(完結編)です。)

さらに、当時喫煙者だった私は、スーパーのレジで、「Can I have a pack of Marlboro Light, please?」と言うのですが、「Marlboro Light, please」の部分では「L」と「R」が交互に出てきて、「L」の発音時に舌を歯茎に付け忘れて、何度か店員さんに聞き返されることがありました。たかがタバコを吸うだけなのに、一苦労です(汗)。

お酒も好きだった私は、時にはバーにも行きました。そこで、ウエイトレスさんに開口一番「A glass of Wild Turkey with water, please.(ワイルドターキーの水割りを一つ)」と言うのですが、おそらく「W」で唇のすぼめ方が足りなくて、一発で通じないことが何度もありました。「今回は一発で通じて良かった!」という時に出てきた水割りはとってもおいしかったのを憶えています。逆に、通じないので2,3回言ってようやく出てきたワイルドターキーの水割りは、どこかしら水っぽくておいしくないものに感じたものでした。。。

これらはすべて実話です。

皆さんも、「英語の発音を決してあなどってはいけません」、というお話でした。

講師からのアドバイスとしては、発音はなるべく早い段階から矯正し、正しいものを体得する練習を始めるべきです。頑張りましょう!

たかが英語の発音、されど発音(その1)– by 加藤

あけましておめでとうございます。

年頭において、心機一転! 皆さんは、もう新年の抱負を決めましたか?

皆さんの抱負は、

「留学実現! → TOEFL/IELTSのスコアメイク → そのためにはアゴスで勉強!」

というものに、勝手に決めさせて頂きたいと思います(笑)。

さて、話は変わって、今回は私自身の米国留学での苦労話です。

私は留学前は日本の大学でE.S.S.(英語研究部)に所属しており、他大学対抗英語弁論大会で準優勝を2度獲得したことがあります。(今回はそれを自慢したいわけではありません。)そのような実績もあり、周囲からは「発音が得意な人」と一目を置かれていた自分なのですが。。。

しかし、いざ21歳で交換留学生に選ばれ、米国で暮らし始めたら、自分の発音が周囲の米国人に通じないという経験を、嫌というほどさせられました。(以下はすべて実話です。)

まず、ファーストフード店でコーヒーを注文したのにコカ・コーラが出てきた、ということが3度ほどありました。「This is not what I ordered!」と言って出てきたコーラを店員さんに突き返した(!)いところでしたが、気が小さい私にはそんなことはできません。「Thank you.」と笑顔で言って席に着き、「なんで、通じなかったんだろう。。。」と一人ぼやいたり、「コーフィ、いや、カァフィと言うべきだったか…」と小声で発音練習を何度かしながらコーラを飲みほしたのでした。。。

また、ある時はアイスクリーム店でのお話。バニラ・アイスが好きな私は何度か「Vanilla ice cream, please.」と言ったものの、「What? Say it again.」などと店員さんに聞き返され、3回言っても通じなかったので、やけっぱちになって「Chocolate ice cream, please.」と言ったら一発で通じたので、それで妥協した経験があります(笑)。

発音が通じないと、自分が食べたり飲んだりできるものも限定されてしまいます。。。

(「その2」に続きます。1週間後にアップ予定です。)

スピーキング攻略 (TOEFL iBT®/IELTS):徹底的に準備をしよう! — 柳澤洋美

Speaking Sectionでは、聞かれたことに自由に答えられて、相手に納得してもらうこと…それが理想です。大した準備もせずにTOEFL iBT®で20点、あるいはIELTSで6.5以上を取れるような帰国生の方などは別として、純ジャパにとって、自由に意見を言って高得点を狙えるまでには、かなりの道のりがあります。

スピーキングの試験対策の王道は、TOEFLであれIELTSであれ、過去問を使って準備するのが最も効率的な勉強方法となります。

その効率的な勉強とは…

①トピックのリストアップ:過去問を見て、どんな内容が良く出るのか研究してみましょう。「教育」、「健康」、「テクノロジー」、「経済」…あたりは一般的です。IELTSでは「犯罪」系の問題も多いです。

②スクリプト化:トピック1つに対して過去問5~8つを選んで書いてみます。文字数にすると120語(1分間)※が目安です。

○さて、スクリプトを書くコツとして、まずは主張のポイントを述べて、それをサポートする具体的な話を入れる。日本語的に考えると、ポイントをズバッと言わないことが多いので、話が分かりにくいと判断されて(低いスコア)しまいます。

○ピカッと光る単語を2,3個を書き入れる。例えば、高齢化社会についての問題で、barrier-free(バリアフリーの)、 feel isolated from society(社会から孤独していると感じる)、average lifespan(平均寿命)などを入れて、採点官に語彙力のアピールをします。

自分が得意としないトピックでは徹底的にスクリプト化をしましょう。準備したお題が出る可能性は低いとしても、きちんと準備すれば、そのトピックに関する一通りの英語表現が出てくると思われます。同じネタや表現を使って答えられるはずです。

※河合出版:『かなり詳しく学べるTOEFL iBT®テスト スピーキング・ライティング 演習編』より

スピーキング・テストの大きな誤解 — by 柳沢洋美

皆さん、こんにちは。TOEFL/IELTS講師の柳澤です。

TOEFL/IELTSのスピーキング・セクションは、日本人にとって立ちはだかる壁ですね。でも、これはすべてのノン・ネーティブ受験者(つまり非英語圏の人々)にとって悩みの種です。実際に私がニューヨークで英語を教えていたときも、スピーキングの点数が上がらないという悩みは、南米や中国、ロシアから来ていた生徒からも相談を受けました。さて、ここで1つ!スピーキングのスコアアップのためのコツとして、「ネーティブのように話そう」と思わない!ということです。

受験者の中にはネーティブっぽく話したい、話せれば23点越えるのになあ~と思っている方も多くいらっしゃいます。具体的に言えば、「スピーディーに、Rの音をカッコよく…」。実はこれが高得点を狙えない原因の一つです。

まず、日本人によくあるのが巻き舌です。よくある巻き舌単語?がbecause(なぜなら)です。巻き舌の方は「ビコォーrズ」と発音されます。スペルにすると、becauRseです。あるいはso(だから)がsoR「ソォーr」。こういう方は、いたるところにrが混ざってしまいます。これも採点官にとっては非常に聞きにくい英語になります。巻き舌を直すのは時間がかかります。でも直せます。ご自分の英語を音声として録音して、聞いてみて下さい。あるいは人に聞いてもらってみて下さい。ちなみにアゴスには発音矯正のクラスがあります(あ、宣伝になってしまったJ LOL )。自分ではなかなか直すことは難しいときはプロの力を借りましょう!

さて「スピーディーに話せばいい」と考えている生徒さんもいらっしゃいます。もちろん、「ペラペ~ラ」と話せるなら苦労しません!ただし、私たちはノンネーティブですから、悪く言えば、英語に難があるわけです。難のある英語を早く話せばどうなるか?難を隠すどころか、さらに難は露出します。スピーキング採点官は「この生徒は何を話しているのだろう?」となるのです。これの手っ取り早い解決策は、ゆっくり話すこと。といっても一語一語ゆっくり話すのではなく(英語のリズムがなくなります)フレーズの切れ目(カタマリごと(chunking))で0.5秒くらいあけるつもりで話します。以下の文章を音読しましょう。そのとき、スラッシュのところを0.5~1秒あけます。

Traveling is something / I really enjoy doing. / I travel / whenever I have the chance. / Yes, / traveling is expensive / so I cannot take trips all the time. / But every month / I try to take a short trip / somewhere new in Tokyo.

もちろん帰国子女の方、あるいは何年か海外に住んでいましたという方なら、ある程度のスピードがあってもいいでしょう。でも、そういう生徒さんにも、「ゆっくり、威厳を持って、自信のある話し方をしてください」と私はお話しします。母国語でも、相手に伝えたい、分かってもらいたいと思えば、自然とスピードを落として話しませんか?

TOEFL/IELTSのスピーキングテストでは、皆さんが「英語圏の大学・大学院のネーティブのクラスメートと一緒にやっていける」かどうかを測るテストだと思ってください。分かりづらい発音や、メッセージが伝わりづらいと判断されないように、しっかり対策をしましょう!!